四国で36万戸以上停電…四国電力送配電が原因を説明 関西電力送配電と「認識かみ合わず」

四国電力送配電の会見　高松市

　11月9日、四国4県で36万戸以上が停電した問題で四国電力送配電が原因を説明しました。

（四国電力送配電／高畑浩二 副社長）
「誠に申し訳ございません」

　四国電力送配電の高畑浩二副社長らが高松市で記者会見を開きました。

　四国電力送配電によりますと、11月9日午後8時20分過ぎから最長で約1時間半にわたり、四国4県で合わせて36万5300戸が停電しました。

　本州と四国を結ぶ電線の一部で電気の流れが急増し、四国内の電力供給を止める安全装置が作動していました。

　四国電力送配電と関西電力送配電の間で緊急時の周波数の制御や電力の融通方法について認識がかみ合っていませんでした。

（四国電力送配電／高畑浩二 副社長）
「関西電力送配電と合同で原因分析、発生要因、再発防止対策を検討し、再発防止に努めたい」