ブームが再燃したのはなぜ?どんな種類があるの? バイクにまつわる疑問【みんなのハテナ】
KSB瀬戸内海放送 / 2024年11月14日 14時4分
視聴者の皆さんの疑問に答える「みんなのハテナ」です。今回は「バイク」です。
ようやく秋が深まり、ツーリングが楽しい季節となりました。視聴者の皆さんからは「バイクとオートバイの違いは?」、「種類の違いは?」、「道路のどこを通るの?」などの疑問が寄せられました。皆さんの疑問に、アクセル全開!でお答えします。
国内のバイクメーカーの一つ、ホンダのバイクを扱うホンダドリーム高松です。店内には約80台を展示しています。
そんなバイクに負けない存在感、身長190cmの西尾公一店長です。
バイクとオートバイの違いは?(美作市 スカイバード 59歳)
(ホンダドリーム高松/西尾公一 店長)
「あまり違いは大きく感じないが、海外では『バイク』は自転車だと思う。『オートバイ』は逆にいうと海外では表現がなくて、モーターサイクルになるのでバイクとかオートバイは日本固有の表現方法と思う」
バイクもオートバイも日本ならではの呼び方で、意味は同じだそうです。
どんな種類があるの?(瀬戸内市 月桃 47歳)
街でもいろんなタイプを見かけますが、こちらのお店で扱ってるのは……
(ホンダドリーム高松/西尾公一 店長)
「アクセル操作だけで自転車感覚で運転できるスクーター、非常に最近売れているクルーザータイプの250cc、それからスポーツタイプ、カウルが付いて前傾姿勢になるので山の中のワインディングを気持ち良く走っていただけるオートバイから、山道でもいろんなシチュエーションでもすごい長い距離を走っていただけることができるアドベンチャータイプまで取り扱っている。より一歩突っ込んで楽しみたい方には、それぞれの使い方に応じた車種を選んでいただいた方がより楽しみが深まると話している(Q.個人的に好きなバイクは?)自分は背がものすごく高いので、小さいオートバイはオートバイが小さく見えてかわいそうなので、私は基本的に背の高いオートバイを好んで乗るようにしている」
またバイクの排気量によってナンバープレートの色や大きさが違います。
50cc以下は白色、90cc以下は黄色、125cc以下はピンク、250cc以下は大きい白色、それより大きい排気量には緑色の枠が付きます。
また排気量によって原付、小型限定の普通二輪、普通二輪、大型二輪と別の免許が必要で、250ccを超えるバイクには「車検」があります。
ところで、店内の大型バイクの値札をみると100万円を超えるものも珍しくなく、300万円近いものもあります。
最近のバイクは高価なイメージ?(岡山市 テテヤ 57歳)
(ホンダドリーム高松/西尾公一 店長)
「材料費自体も上がっているのでどうしても車両価格は下がることはないが、その分、環境問題に対応させるのに部品が相当数、昔に比べてたくさん付くようになっているし、そういう環境対策を講じるために電子制御の部品がたくさん付くようになっている。コンピューターで排ガス部分を規制するようになっているのでその辺はどうしても多少コストにかかってきている印象がある」
バイクブームが再燃したのはなぜ?(高松市 シンジ 68歳)
(ホンダドリーム高松/西尾公一 店長)
「コロナ禍ではすごく需要が増えた。ヘルメットをかぶって一人で運転して、仲間とツーリングに行ったとしても、コミュニケーションツールのインカムで会話をしながらオートバイに乗って、いい景色を眺めながら友達と会話を楽しみながら、ちょっとおいしいものを食べに行くとかという形。年齢でいうと50歳代、60歳代の人は当時の若い時は結構やんちゃな方が多いイメージがあるが、今は逆にいうとやんちゃな方の(バイク)人口よりは、普通に旅を楽しむ、年齢層の若い方のバイクを使って遊ぶのが多いと思う」
記者が体験入校
バイクを運転するためには免許が必要です。
1年前に「大型二輪」免許を取った引田記者が学び直しのため、高松自動車学校に体験入校しました。教えてくれるのは教習指導員の明野拓志さんです。
排気量750ccの教習車をお借りし、明野さんに先導してもらってコースを走りました。
(高松自動車学校/明野拓志 教習指導員)
「引田さん、もっと左ですね。私の真後ろぐらい……」
引田記者、早速、注意を受けましたが、こんな質問も……
バイクは道路のどこを通るの?(岡山市 はっちゃん 63歳)
(高松自動車学校/明野拓志 教習指導員)
「左側通行の原則がある。われわれはキープレフトと呼んでいる。左端を走ってしまうと自転車の通るスペースがなかったりするので左端ではありません。自転車の通るスペースを確保して左寄りを走行するのが原則」
交差点の正しい曲がり方は?(倉敷市 由美ちゃんちゃん 69歳)
(高松自動車学校/明野拓志 教習指導員)
「右折するときは合図、ミラーを目視してから中央線に寄せていく。あらかじめ寄せておくことで左から車とバイクが抜きやすくなる。特に右折する際は対向車の様子をしっかり確認して、特に距離感、速度感を把握する。曲がる先に横断歩道がある場合、特に右後ろからの(歩行者の)駆け込みが見えづらくなるので、いわゆるショートカット右折は絶対にしないように、ショートカットをすると状況が分かりづらくなってしまう。曲がる先の条件が良ければ(交差点の)中心点を通って曲がる」
約1時間、教習コースを走った引田記者。気になる点を指摘してもらいました。
(高松自動車学校/明野拓志 教習指導員)
「安全確認の順番。基本は右から、自分から見て右から先に車が来るので右からまず確認してください。
引田さん、左から見ていました。右から確認ということで、安全確認を徹底して安全運転に努めてください」
今回の取材を終えて、引田記者は右側の安全確認の不十分さを自覚し、注意しながらバイクを運転しているそうです。
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