美術館で「総選挙」 来館者が投票で選んだ絵画や工芸品など58点を展示 岡山市

来館者の票を最も多く集めた「洛中洛外図屏風」

　岡山市の美術館で、訪れた人が投票で選んだ絵画や工芸品などの特別展が開かれています。

　岡山市の林原美術館で開かれている特別展には、来館者の投票で選ばれた作品など美術館の所蔵品58点が展示されています。

　総投票数約300票のうち22票と最も票が多かったのは、国の重要文化財「洛中洛外図屏風」です。

　江戸時代初期の京都の町の様子が描かれていて屏風には約3800人もの人が描かれています。

　2番目に票が多かったのは「平家物語絵巻」です。

　江戸時代に制作されたとされ、平家一門の栄耀栄華が描かれています。

　この特別展は林原美術館で12月15日まで開かれます。