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NTT西日本の子会社から顧客情報が流出した問題 顧客情報を買い取った名簿業者を虚偽報告容疑で書類送検 岡山県警

KSB瀬戸内海放送 / 2024年12月2日 11時55分

岡山県警察本部

 NTT西日本の子会社から約900万件の顧客情報が流出した問題で、元派遣社員の男から顧客情報を買い取った名簿業者が行政機関にうその報告をしたとして書類送検されました。

 警察と捜査関係者によりますと、個人情報保護法違反の疑いで書類送検されたのは東京都の名簿販売会社中央ビジネスサービスと87歳の社長、49歳の取締役です。

 社長ら2人は、2023年7月に行われた国の個人情報保護委員会の調査で2022年4月から2023年6月までの間に個人情報の提供を受けた件数を「0」と偽って報告した疑いが持たれています。

 個人情報保護委員会によりますと、中央ビジネスサービスは2016年~2023年1月までの間にNTT西日本の子会社、NTTビジネスソリューションズの元派遣社員の男から約650万人分の個人情報を買っていました。

 警察の調べに対して中央ビジネスサービスと2人は容疑を認めているということです。

 元派遣社員の男は、不正競争防止法違反の罪に問われ、執行猶予付きの有罪判決が確定しています。

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