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木山寺の「白ヘビ」元旦から展示へ 地元企業が保温ケース奉納…冬でも会えるように 岡山・真庭市

KSB瀬戸内海放送 / 2024年12月17日 18時6分

木山寺で飼育されている「白ヘビ」

 2025年の干支はヘビです。岡山県真庭市の寺では、縁起物の「白ヘビ」を元旦から展示します。地元の企業が作った保温ができるケースに入れて展示するため、冬でも見ることができるようになりました。

 真庭市の木山寺に展示されるのは白ヘビです。生まれつき色素が不足している状態のアオダイショウで、赤い瞳がとってもキュート。

(木山寺/高峰秀光 住職)
「金運だとか運気が上がると言われるので、ぜひ皆さんもヘビに会いにきていただきたいですね」

 白ヘビはこの寺で祭っている「弁財天」の使いと言われ、寺では5匹を飼育しています。

(記者リポート)
「目が赤くてかわいい。おめでたい感じがしますね、色合いも」

 白ヘビが入っているケースは、地元で建具などを製造している佐田建美が制作しました。

 接着剤やねじなどを使わずに木を組み合わせる「組子」という技術を用いて真庭市産の木材で作られていて、寺にゆかりのある白ヘビや狐、亀などがデザインされています。

 17日はケースの奉納式が行われました。

(ケースを制作・奉納した佐田建美/佐田時信 社長)
「最高の真庭産のヒノキと組子には縁起の良いものを選んで図柄にしています」

 このケースには保温設備が付いていて、今まではあたたかい時期だけ白ヘビを展示していましたが、冬でも会えるようになりました。

 白ヘビは2025年の元旦からこの寺のお守り販売所で見ることができます。

(木山寺/高峰秀光 住職)
「巳の年は実りのある年と言われていますのでお参りをいただいて、実りのある1年になっていただきたい」

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