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【阪神淡路大震災30年】岡山・真備地区から神戸へ 追悼の竹灯籠117個「気持ちや思いを向けて」

KSB瀬戸内海放送 / 2025年1月16日 17時41分

竹の灯籠を渡す園児 倉敷市真備町有井

 阪神淡路大震災から1月17日で30年です。倉敷市真備地区の住民らは犠牲になった人たちを追悼する竹の灯籠を作り、17日に追悼行事が行われる神戸市の会場に贈りました。

 保育園児たちが大きな竹の灯籠を抱えてやってきました。

(園児たち)
「みんなで心を込めて絵を描きました」

 2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備地区の住民グループなどは、被災地交流の一環として毎年、地元特産の竹で作った灯籠を神戸市に贈っています。

(真備復興希望プロジェクト/平野 将 代表)
「30年経ったとはいえ、まだ心の傷が癒えていない方もいらっしゃるでしょうし、当時の体の傷も抱えている方もいらっしゃると思います。やっぱり、全国・全世界から神戸に『心が向いているよと、思いが届くよ』っていうそういった思いで、今回、竹灯籠を準備しました」

 2025年で6回目となる取り組みで、住民グループが作った灯籠に地元の園児らがメッセージや絵を描きました。

 完成した灯籠は117個。震災が発生した1月17日に合わせています。

(真備復興希望プロジェクト/平野 将 代表)
「みんなで復興に向けて行動していくんだと、強く生きていくんだ、その行動がやっぱり地域を動かして、国を動かしていく。そういうふうに思うので、神戸の支援をすることで神戸の方々も岡山、倉敷、真備に、気持ち、思いを向けてもらう。そういった働き掛けをしていきたいなと思います」

 竹の灯籠は17日、神戸市で行われる追悼行事「阪神淡路大震災1.17のつどい」でともされます。

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