香川県知事や県議会議長ら特別職の給料や報酬 30年ぶりに引き上げを答申 県の審議会が池田知事に

香川県庁　高松市

　香川県知事や副知事など県の特別職の給料や報酬を30年ぶりに引き上げるよう県の審議会が池田知事に答申しました。

　香川県の特別職報酬等審議会の岡田徹太郎会長が池田知事に答申書を手渡しました。

　答申では、近年の物価上昇で、県の特別職の給料や報酬が目減りしていることに加え、一般職や民間企業の従業員の給料が増加傾向にあることなどから、1995年以来、30年ぶりに増額改定することが適当としました。

　引き上げ幅は、月額知事が2万5000円、副知事と議長が2万円、副議長・議員・教育長が1万円で、4月からの実施を求めています。

（香川県／池田豊人 知事）
「答申の内容は、基本的に尊重していく」

　2024年12月、国全体の賃上げの流れなどを踏まえて知事が審議会に諮問していました。