国スポ・フィギュア成年女子SP 世界女王の坂本花織選手が非公認ながら自己ベスト上回る80.41点を記録 岡山勢の三宅咲綺選手は5位に

フィギュアスケート 成年女子／坂本花織 選手

　岡山県で開かれている国民スポーツ大会冬季大会のフィギュアスケート、成年女子の部に女王・坂本花織選手が登場しました。

　倉敷市で行われているフィギュアスケートの大会3日目。

　成年女子のショートプログラムには、世界選手権で3連覇中の坂本花織（24）が兵庫県代表として出場しました。

　国際スケート連盟・非公認ながら自己ベストを上回る80.41点を記録。世界女王の貫禄をみせ、首位発進しました。

（フィギュアスケート 成年女子／坂本花織 選手）
「予想をはるかに上回っていたので、いまだに驚きが隠せない。ゾーンに入った時は曲がゆっくりに聞こえて、きょうはそれがあって、いつも通り動いているはずが曲よりはやく動いていて、集中できている証拠かなと。きょう良かった要因と思う」

　岡山勢では倉敷市出身の三宅咲綺（22）が華麗な演技をみせました。冒頭のコンビネーションジャンプを落ち着いて決めると、フィギュアスケートを始めた思い出のリンクで次々とジャンプを決めます。67.95点をマークし5位につけました。

（フィギュアスケート 成年女子／三宅咲綺 選手）
「地元開催ということでたくさん県の人も応援してくれて、期待に応えたい一心で自分ができることを出し切りたいという、その集中だけできたので、そこはよかったです」

　成年女子の部は30日にフリーの演技が行われます。