外出先から駐屯地に戻らず…自衛官(30)を減給処分「職務上の悩みがあった」 陸上自衛隊善通寺駐屯地

資料　善通寺駐屯地

　陸上自衛隊善通寺駐屯地の自衛官が2日間、駐屯地に戻らなかったなどとして減給処分を受けました。

　1月31日付で減給15分の1、1カ月の懲戒処分を受けたのは、善通寺駐屯地の第14後方支援隊の3等陸曹（30）です。

　3等陸曹は、2023年9月10日、許可を取って外出しましたが決められた時刻までに戻らず、約3時間後に善通寺市で保護されました。9月13日にも外出先から戻らず、2日後に大阪市で保護されました。

　3等陸曹は「職務上の悩みがあり、戻りたくなかった」と話しているということです。

　善通寺駐屯地は「職務上の悩みはハラスメント被害ではない」としていて、武器の持ち出しなどもなかったということです。