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節分に鬼と出会える旅を 岡山県で桃太郎体験【いまココ!ナビ】

KSB瀬戸内海放送 / 2025年1月31日 19時12分

和洋菓子店「鬼びっくり饅頭本舗」の外には巨大な鬼が……

 2月2日は「節分」です。節分と言えば「鬼」ということで、岡山県で鬼と出会える旅をしてみませんか?

巨大な鬼に出会える…和洋菓子店

 桃太郎伝説が生まれた町と言われる岡山県。そこに忍び寄る鬼の影……。総社市の高梁川流域にある「鬼びっくり饅頭本舗」。店の上にたたずむ巨大な鬼が目を引きます。

(山下佳乃リポート)
「屋根の上だけでなくこちらにも鬼がいるんです。2体、大きな鬼がいますよ。牙が鋭い。……ちょっと待って! こっちにも2体いましたよ。鬼の世界に迷い込んだような感覚ですね」

 この店は鬼のすみか、ではなく、45年ほど続く和洋菓子店。カステラやクッキーなど、20種類以上の商品を販売しています。

 ごく普通の店内ですが、なぜ外に鬼がいるのでしょうか?

 実は、このオブジェを作ったのは、この店の創業者で、大工だったそうです。長年の経験を生かして、合わせて6体を生み出しました。表情や牙の鋭さなど、細部から職人の技を感じます。

 身長150センチの山下アナウンサーと並ぶとかなりの差が!

 そして皆さん、気づきましたか? 全ての鬼があるものを持っていることに。それが、店の看板商品、「鬼びっくり饅頭」なんです。(鬼びっくり饅頭/32個入り 1480円)

 桃太郎からもらった饅頭が鬼にとってびっくりするほどおいしかったことからこの名前がつけられたんだとか?

 私も鬼と一緒に食べてみました。

(山下佳乃リポート)
「あんこ滑らかです。舌触りが滑らかで上品な甘さを感じます。生地は外側がもちもち、中はふわっとして、2つの食感を楽しめます」

 店では以前、このまんじゅうだけでなく、看板商品として鬼型のまんじゅうを販売していました。しかし、2018年の西日本豪雨で店が被災し、機材が水没したり、流されたりしたそうです。

 そのため、今は新しく作った型を使って土・日・祝日だけ販売しています。

 ただ、外にいる鬼たちは流されることなく、この場所を守ってくれたそうです。ここにいる鬼は悪さをしない、いい鬼なのかもしれませんね。

いざ鬼退治 桃太郎の気分を味わえる博物館

 続いて現れたのは、優しい鬼!……ではなく、倉敷市にある桃太郎のからくり博物館の住宅正人館長です。

 尺八を演奏する住宅さんは「ちくわ」や「野菜」を笛にしたパフォーマンスをして訪れた人を楽しませています。

(桃太郎のからくり博物館/住宅正人 館長)
「小さい子どもさんも振り向きますんでね。ちくわも岡山県産ですし、野菜も吹くこともありますが、なるべく岡山のもの」

 そんなユニークな館長がいるこちらの博物館には、桃太郎を題材にしたからくりや資料など約1000点を展示しています。訪れた子ども達はからくりの仕掛けを考えながら楽しんでいました。

 中には……。

(6歳)
「怖い。(Q.鬼さんいた?)うん、いっぱいいた」

 鬼ヶ島を探検するような体験ができるコーナーもあります。

山下アナ「かなり……暗くて、怖いです」
館長「まぁ……ムードはね、そんな感じです。お化け屋敷じゃないです」
山下アナ「お化け屋敷では……ない?」
館長「はい」
山下アナ「あーーーーー!」

 約20体の鬼がお出迎えです。

(山下佳乃リポート)
「鬼退治! 鬼退治! あー! びっくりした! この鬼は動くし、何かも動いたー! ここにもいた!」

 鬼退治に出かける桃太郎の気分を味わえました。

(山下佳乃リポート)
「疲れた……」

 この他、魔除けの意味を込めて約300年前に作られた木彫りのお面や、鬼退治の様子をイメージして描かれた昔の資料などがあり、鬼を満喫できます。

(桃太郎のからくり博物館/住宅正人 館長)
「岡山県には桃太郎のモデルになった、鬼退治伝説地というのが結構ありますので、そういうところもぜひ足を延ばしてみてほしいなと思います」

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