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銀行員などをかたり預金口座情報などを聞き出し 60代女性が約900万円の被害 香川

KSB瀬戸内海放送 / 2025年2月3日 14時51分

香川県警察本部

 1月中旬から下旬にかけ、香川県に住む60代の女性が銀行員などをかたる人からの電話で預金口座番号や個人情報を聞き出され、インターネットバンキングサービスを通じて約900万円を勝手に送金される被害を受けました。警察が詐欺事件として調べるとともに注意を呼び掛けています。

 警察によりますと、1月17日、女性の自宅に「市の保険担当」をかたる人から電話があり、「過去に払った介護保険料の還付金があるが申請期限が切れている。市では手続きができず、銀行から連絡ある」などと言われました。

 その後、銀行員と名乗る人から自宅に電話があり、「市から連絡があったと思うが、還付金は当銀行に50万円以上の預金があれば手数料が無料になる」として、口座番号と支店番号、また本人確認のため住所、氏名、生年月日、携帯電話番号を教えてほしいと言われ、女性はそれぞれの情報を伝えました。

 さらに「本人確認のための連絡があり、自動アナウンスで4桁の番号を言われるのでメモして教えてほしい」などと言われ、それを伝えました。

 すると1月21日、銀行からインターネットバンキングサービスで振り込みをしたかどうか連絡があり、女性が確認すると、女性の預金口座が勝手に紐付けされ、17日から21日の間に数回にわたり合計8966600円が個人名義の口座に送金されていたことが分かりました。

 香川県警では、銀行員や警察官が預金口座の暗証番号を聞くことはなく、聞かれても教えないこと、暗証番号を伝えてしまったらすぐに警察や銀行に相談すること、容易に推測できる暗証番号は変更することを呼び掛けています。

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