走りが楽しめ荷物もたくさん載せられる! 200万円台のステーションワゴン5選
くるまのニュース / 2019年1月17日 6時20分
家族がいて荷物もたくさん載せられるけどミニバンは嫌という方、走りも楽しみたいという方には、ステーションワゴンが最良の選択ではないでしょうか。そこで、いま日本で購入できる200万円台のステーションワゴン5車種をピックアップして紹介します。
■ワゴンのなかから200万円台の5車種を紹介
かつて「クラウン」や「スカイライン」にもラインナップされていたほど一般的だったステーションワゴン(以下、ワゴン)ですが、現在ではミニバン、SUV人気に押されぎみで、日本では減少傾向にあります。
しかし、ワゴンならではの「ドライビングプレジャー(運転する楽しさ)」は、ミニバン、SUVに勝ると評価されています。
昔はいろいろなワゴンがありました。画像は1986年式「R31型 スカイラインワゴン GTターボパサージュ」
多人数が乗れて、荷物もたくさん載せられるけど、ミニバンは嫌という方、走りも楽しみたいという方には、ワゴンが最良の選択ではないでしょうか。
そこで、いま日本で購入できる200万円台のワゴン5車種をピックアップして紹介します。
●ホンダ「ジェイド」
3列シートながら心地よい走りを目指した「ジェイド」
ホンダ「ジェイド」は5人乗り2列シートと6人乗り3列シートをラインナップするワゴンです。
また、パワートレーンは1.5リッターターボのガソリンエンジン車と、1.5リッターハイブリッド車から選べ、全部で5モデルとなっています。
ガソリン車は3モデルすべて200万円台で、ハイブリッド車も「HYBRID RS・Honda SENSING」が289万8720円(以下、すべて消費税込)で販売されています。
「ジェイド」の特筆すべき点は足回りで、リアにダブルウイッシュボーンを採用しており、乗り心地と走りのよさを両立しています。
また、国産3列シート車のなかで唯一、全高が1550mm以下に抑えられているので、ほとんどの立体駐車場に対応しているところもワゴンとしての使い勝手のよさが考えられているのも特長です。
■先進装備を搭載して走りも快適なワゴン
●スバル「レヴォーグ」
パワフルなエンジンのGTツアラー「レヴォーグ」
スバルは国内メーカーのなかで、もっとも多くのワゴンをラインナップしています。そのなかでも「レヴォーグ」は2018年に1万5685台販売台数で(自販連調べ)、スバルでもっとも売れたワゴンになります。
「レヴォーグ」のラインナップは1.6リッターターボエンジンと、2リッターターボエンジンで分けられ、200万円台で販売しているのは「1.6GT EyeSight(286万2000円)」と「1.6GT EyeSight S-style(292万6800円)」の2モデルになります。
1.6リッターターボエンジンは170馬力と十分にパワフルで「GTツアラー」の名に恥じない走りを実現しています。
全車にスバルが誇る先進安全装備「EyeSight」を標準で搭載し、また、路面を問わず安定性重視の新世代4WDシステムも全車搭載しているので、誰もが安心してドライブを楽しめるということも「レヴォーグ」が選ばれている理由ではないでしょうか。
●マツダ「アテンザワゴン」
美しさと洗練した走りを併せ持つ「アテンザワゴン」
マツダも「CX-5」や「CX-8」などSUVに力を入れていますが、流麗なデザインのフラッグシップである「アテンザ」のみワゴンをラインナップしています。
「アテンザワゴン」のパワートレーンは2リッターガソリンエンジン、2.5リッターガソリンエンジン、2.2リッターのクリーンディーゼルエンジンが用意されていて、200万円台なのは2リッターガソリンエンジンの「20S(282万9600円)」と「20S PROACTIVE(295万9200)」の2モデルです。
先進安全装備も充実しているのに加え、マツダ独自の車両姿勢安定化技術「G-ベクタリングコントロール」を装備し、クルマとの一体感が増してドライバーの運転への自信が高まるほか、長距離運転での疲労蓄積も抑制されるといいます。
■ワゴン人気健在の欧州発ワゴン2モデル
●ボルボ「V40」
ボルボのエントリーモデルとして日本でも人気の「V40」(画像は「V40 T3」)
ボルボのラインナップではセダン、ワゴン、SUVがありますが、日本ではSUVの「XCシリーズ」とワゴンの「Vシリーズ」をとくに推しています。
そのラインナップのなかで唯一200万円台なのがコンパクトワゴンの「V40 T2 Kinetic(299万円)」です。
パワートレーンは1.5リッターターボガソリンエンジンで、出力は122馬力とやや控えめに。なお上級グレードの「T3」では同じく1.5リッターながら153馬力になります。
「V40」のみならずボルボのモデルは、卓越した事故防止と安全運転支援機能の「インテリセーフ」を全車に標準装備されています。常に安全について最優先に考えているボルボですから、その信頼性も高いものがあります。
ちなみに2018年の輸入車販売台数はドイツメーカーが5位まで占めるものの、ボルボは1万7805台と6位に入っており、前年比でも110%と好調なセールスを記録しています。
●フォルクスワーゲン「ゴルフ ヴァリアント」
ワゴンとしての機能を重視した「ゴルフ ヴァリアント」
日本においてフォルクスワーゲンのワゴンは「ゴルフ ヴァリアント」と「パサート ヴァリアント」の2モデルですが、200万円台は「ゴルフ ヴァリアント TSI Comfortline(293万9000円)」のみです。
「ゴルフシリーズ」で最小となる1.2リッターターボエンジンを搭載し、出力は105馬力と控えめながら、幅広い回転数で最大トルクを発揮する出力特性になっています。
装備も充実しており、全車速追従機能付クルーズコントロールや、衝突被害軽減ブレーキ機能、9エアバッグなどが標準で搭載されます。
また「ゴルフ ヴァリアント」がワゴンとして優れているのが荷室です。通常時605L、後席を倒した場合1620Lもの容量があり、これは商用車を除いたワゴンタイプで日本国内第4位の広さになります。
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