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速さと開放感がほしい欲張りさんにオススメ! 高性能オープンカー5選

くるまのニュース / 2019年3月11日 6時10分

マツダ「ロードスター」のヒットで、国内でもオープンカーは身近な存在になりました。なかにはライトウェイトスポーツではなく、ハイパワーなエンジンを搭載したGT的なオープンカーもあります。そこで、高性能なオープンカー5車種をピックアップして紹介します。

■乗って楽しい高性能オープンカー5選

 春と秋はオープンカーのベストシーズンです。屋根がないという開放感を一度味わうと、きっとオープンカーの虜になること間違いありません。

 そこで、日本のオープンカーのなかから、ドライブがワクワクするようなハイパワーエンジンを搭載したモデル5車種をピックアップして紹介します。

●日産「370Z NISMO ロードスターコンセプト」

完成度は高かったものの市販はされなかった「370Z NISMO ロードスターコンセプト」

 2008年末に登場した6代目日産「フェアレディZ」は、最高出力336馬力を発揮する3.7リッターV型6気筒エンジンを搭載し、海外では「370Z」として販売されていました。

とくにアメリカ市場ではフルオープンになるスポーツカーのニーズが高いため、2009年に「370Z ロードスター」を発売。

 その後、日本市場にも「フェアレディZ ロードスター」として投入されました。シフトセレクター後方にある「CLOSE/OPEN」スイッチでオープンにすれば爽快なドライブを楽しめましたが、残念なことに2014年に国内販売は終了しています。

「フェアレディZ ロードスター」の国内販売が終了しても、主力市場であるアメリカでは「370Z ロードスター」は継続販売され、北米日産は2015年のシカゴモーターショーに「370Z NISMO ロードスターコンセプト」を出展しました。

 350馬力まで出力を高められた3.7リッターV型6気筒エンジンや、強化されたサスペンション、ブレーキ、ロードスター専用デザインのカーボンファイバー製リアスポイラー、レカロ製バケットシートを搭載しNISMOらしさをアピールして話題となりました。

●ホンダ「NSX タイプT」

クーペと同様の走行フィーリングを獲得するほどの補強が施された「NSX タイプT」

 最高出力280馬力(AT車は265馬力)を発揮する3リッターV型6気筒エンジンをリアミッドシップに搭載し、1990年のデビュー直後から世界中で本格的ピュアスポーツカーとして高い評価を得た初代ホンダ「NSX」は、1995年のマイナーチェンジ時に、オープントップモデル「NSX タイプT」を追加しました。

 オープンカーの開放感とクーペの快適性や利便性を合わせ持つ「タルガトップ」モデルで、クーペモデル同様にスポーティな走りを堪能できる高いボディ剛性を確保。

 8.5kgのオールアルミ製ルーフは左右のレバー操作だけで簡便に着脱が可能で、取り外したルーフはリアキャノピー内に格納する仕組みとなっていました。

 1997年にはMT車の排気量が3.2リッターに拡大され、6速MTを採用。2001年には空力性能向上とフロントの重量軽減のために、ヘッドライトをリトラクタブルから固定式に変更するなど、外観を中心としたマイナーチェンジを行なっています。

●マツダ「サバンナRX-7 カブリオレ」

シリーズで唯一のオープンカー「サバンナRX-7 カブリオレ」

 185馬力のツインスクロールターボ・ロータリーエンジンを搭載して、1985年に2代目マツダ「サバンナRX-7」がピュアスポーツとしてデビュー。

 その後1987年にロータリーエンジン搭載車発売20周年を記念して、2シーターオープンカーである「サバンナRX-7 カブリオレ」を追加しました。

 電動開閉式のソフトトップはトップ部に樹脂成型パネルを採用して、遮音性や対候性を向上させています。

 また、熱線式デフォッガー付きのガラス製リアウインドウや、オープン時の風の巻き込みを抑える整流板、シートのヘッドレストに埋め込まれたスピーカーなど、日常の使い勝手とオープン時の快適性を考慮していました。

 ユニークな機構としてルーフトップのみを取り外すことができ、タルガトップスタイルにも対応。クローズドやフルオープン時のスタイルも含め「最も美しい国産オープンカー」とも称賛されました。

 1989年のマイナーチェンジでは最高出力が205馬力に向上し、サスペンションセッティングも変更。

 前後バンパーやサイドモール、テールランプはクーペと同様に変更し、レッド以外のボディカラーにはタン色の本革シートが設定されました。

 1991年に3代目となるアンフィニ「RX-7」を発売した後も、1992年までカブリオレを販売し続けていました。

■ハンドメイドとアメリカからの輸入車も

●日産「シルビア コンバーチブル」

これぞ究極のデートカー「シルビア コンバーチブル」

 1988年の発売から大ヒットとなった5代目「シルビア」は、いまでは「走り屋御用達」のイメージがありますが、当時は若い女性にも人気で、デビュー直後は「若者のデートカー」として高い人気を誇りました。

 オープンボディは5代目の登場から数ヶ月遅れて、オーテックジャパンがほぼ手作りで改造する「シルビア コンバーチブル」として発売されます。

 ベースは175馬力を発揮する1.8リッター4気筒ターボエンジンを搭載する、最上級グレードの「K’s」の4AT車でした。

 耐候性に優れたドイツ製のソフトトップは電動開閉式で、運転席側のシートベルトの付け根の部分に開閉スイッチがありました。トップの格納時はボディ同色のカバーで覆う仕様でした。

 改造申請に基づく持ち込み登録扱い車両で、車検証の型式は「E-S13(改)」となっていました。

 幌の格納スペースのためにリアシートの居住性は狭められていましたが、乗車定員は4名で必要な時にはリアシートに乗ることも可能でしたから日常使用でも不便はありませんでした。

 1990年のシルビアのマイナーチェンジ時に販売を終了していますが、その後2000年には、7代目シルビアに国産初のフルオープンタイプ電動メタルルーフを備えた「シルビア ヴァリエッタ」を発売しています。

●三菱「エクリプス スパイダー」

アメリカで生産され海を渡ってきた「エクリプス スパイダー」

 1989年に「スタリオン」の後継モデルとしてアメリカで発売された「エクリプス」は、当時の「ギャラン」と同じ2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、「SS 1/4マイル」(0-400m発進加速)15.1秒の俊足ぶりで人気となりました。

 1996年には2代目エクリプスをベースにしたオープンカー「エクリプス スパイダー」を発売。製造はアメリカで日本にも左ハンドルのまま輸入されました。

 電動開閉式のソフトトップを格納するために、後席のシートバックは直立に近いほどですが、しっかりと2+2の乗車定員4名となっています。

 日本に輸入されたのは駆動方式がFFで、230馬力を誇る2.0リッター直列4気筒ターボエンジン搭載モデルのみでした。

 なお、2004年からは、1999年に登場した3代目エクリプスをベースにした「エクリプス スパイダー」も日本でも販売されました。

 アメリカナイズされたルックスで、左ハンドルであることと相まって三菱のクルマだと思う人は少なかったかもしれません。

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