トヨタが2020年に中国でC-HRのEV版を販売開始へ トヨタも電気自動車開発加速
くるまのニュース / 2019年4月16日 11時12分
トヨタは、中国で開催中の上海国際モーターショーにおいて、コンパクトSUVの「C-HR」および「IZOA」の電気自動車(EV)を世界初披露しました。「C-HR」/「IZOA」のEVは、トヨタブランドとしては中国初投入となるEV車で、2020年に販売を開始します。
■「C-HR」「IZOA」の新型EVは2020年に販売を開始
トヨタは、2019年4月16日に開幕した中国の上海国際モーターショーにおいて、「C-HR」/「IZOA」の電気自動車(EV)を世界初披露しました。
「C-HR」/「IZOA」のEVは、トヨタブランドとして中国初投入となるEVで、2020年に販売を開始します。
ほかにもトヨタブースでは、中国初披露となる「RAV4」、および「アルファード」「ヴェルファイア」のハイブリッド車(HV)や、2019年3月から販売を開始した「カローラ」「レビン」のプラグインハイブリッド車(PHV)、中国の研究開発拠点であるTMECで開発した「中国の90後(1990年以降生まれ)の若者の価値観やライフスタイルに合うクルマ」として提案するEVコンセプト車「RHOMBUS」など、様々な電動車を披露しました。
また、燃料電池自動車(FCV)についても、トヨタ自動車副社長の吉田守孝氏は、2017年から中国で燃料電池車MIRAIの実証実験を開始しており、その他、FCコースターの中国導入など、様々な検討を進めていきます」とコメントしています。
トヨタは、中国で初披露した「C-HR」/「IZOA」のEV2車種を皮切りに、2020年代前半には、グローバルで10車種以上のEVの展開を予定しており、2030年「グローバル電動車販売550万台以上」の目標に向け、着実に電動車普及を進めています。
2019年2月末現在、1997年に販売を開始したHV車「プリウス」からの電動車の累計販売台数は約1300万台となり、CO2排出抑制効果は1億300万トン以上になると試算しています。
2018年11月、トヨタは、「中国国際輸入博覧会」において、e-Paletteを始めとした「電動化、知能化、情報化」を活用し、人々の生活を支える「新たなモビリティ」を提案しました。
これら「新たなモビリティ」は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で活用予定で、北京2022オリンピック・パラリンピック冬季競技大会では、東京2020で得た知見を活かし、国際オリンピック委員会、国際パラリンピック委員会、北京オリンピック・パラリンピック冬季競技大会組織委員会と連携の上、大会の成功に向けて尽力するとしています。
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