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見かけたら思わずうっとりしちゃう!? 美しすぎるステーションワゴン5選

くるまのニュース / 2019年8月3日 6時30分

人により美しさを感じるところは違いますが、見ればすぐに美しいと思えるステーションワゴンがあります。そのなかでも日本で入手でき、流麗なデザインをまとったステーションワゴン5車種を紹介します。

■美しいステーションワゴンが増えてきている

 クルマを見て「美しい」と感じるポイントは、人によってさまざまだと思います。

 空気抵抗を極力減らした、スポーツカーの流れるようなボディラインを美しく思う人もいれば、セダンやハッチバックをベースとしながらも、高いパフォーマンスを実現するためにデザインされたクルマや、商用車を見て機能美を感じる人もいます。

 近年、国内市場で数を減らしているステーションワゴンですが、かつては商用車のライトバンを乗用車として仕立てたものがほとんどでした。

 ところが、昨今ではステーションワゴン専用に開発されたクルマがあるなど、美しくデザインされたモデルも多数存在します。

 そこで、美しいフォルムをまとったステーションワゴン5車種をピックアップして紹介します。

●プジョー「508 SW」

アグレッシブなスタイルのプジョー「508 SW」アグレッシブなスタイルのプジョー「508 SW」

 2011年にデビューしたプジョー「508」は、それまでの「407」と「607」の後継にあたるモデルで、セダンとSW(ステーション・ワゴン)がラインナップされ、日本にも1.6リッターエンジン搭載のセダンとSWが輸入されていました。

 2019年に登場した2代目508でもセダンとSWが日本に輸入され、最高出力180馬力、最大トルク250Nmを発揮する1.6リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンと、最高出力177馬力、最大トルク400Nmの2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンが選べるようになりました。

 508 SWはシューティングブレークと呼ばれるスポーツクーペのようなスタイルでありながら、優れたユーティリティスペースを実現。

 美しく高品位なフォルムを実現しているだけでなく、乗り心地とハンドリング性能を高めるために、ショックアブソーバーの減衰力を路面状況に応じリアルタイムに制御するアクティブサスペンションを採用するなど、見た目だけでなく走りも高品位なものを目指しています。

 ガソリンターボエンジンと8速ATが組み合わされたベーシックグレード「508 SW Allure(アリュール)」の価格は、442万円(消費税込、以下同様)です。

●ルノー「メガーヌ スポーツ・ツアラーGT」

ワイド&ローなショートワゴンのルノー「メガーヌ スポーツ・ツアラーGT」ワイド&ローなショートワゴンのルノー「メガーヌ スポーツ・ツアラーGT」

 ルノー「メガーヌ」は「19(ディズヌフ)」の後継車種として1995年に登場しました。

 発売当初は5ドアハッチバックと2ドアクーペだけでしたが、後に4ドアセダンと5ドアワゴンを追加設定。スポーツカー好きには、メガーヌというと「ルノー・スポール」が手掛けた「RS」や、ドイツのニュルブルクリンクで当時のFF市販車最速タイムを記録した2代目メガーヌを思い出すのではないでしょうか。

 2017年に国内でも発売された4代目メガーヌは、エッジラインが際立つスポーティで躍動感あふれるフォルムで、ルノーデザインを象徴する「CシェイプフロントLEDランプ」が輝く個性的なフロントマスクなど、ひと目でルノーと分かる存在感を放っています。

 バリエーションは、1.6リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載した5ドアハッチバックの「GT」と、1.2リッター直列4気筒ターボエンジンの同じく5ドアハッチバック「GT-LINE」、そしてロングドライブにも快適なユーティリティを備えた5ドアステーションワゴンの「Sport Tourer GT(スポーツ・ツアラー GT)」となっています

 スポーツ・ツアラー GTは最高出力205馬力のパワフルな1.6リッターターボを搭載し、気持ちの良い走りを堪能できます。

 デザインも5ドアハッチバックをベースに全長4635mmとしたショートワゴンで、サイドビューはスタイリッシュな印象となっています。

 ルノー・スポールが生み出した4輪操舵システム「4CONTROLテクノロジー」や、マルチシフトダウンに対応した7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション、以下同様)で、実際にスポーティに走れるステーションワゴンとなっています。

 メガーヌ スポーツ・ツアラー GTの価格は359万9000円です。

●ポルシェ「パナメーラ 4 スポーツツーリスモ」

ワゴンながらひと目でポルシェとわかる「パナメーラ 4 スポーツツーリスモ」ワゴンながらひと目でポルシェとわかる「パナメーラ 4 スポーツツーリスモ」

 2009年にデビューしたポルシェ初のフル4シーターの5ドアサルーン「パナメーラ」は、高性能スポーツカーの動力性能と高級サルーンの快適さを兼ね備えたクルマです。

 2016年に2代目へモデルチェンジしてより高性能化すると、2017年には「パナメーラ 4 スポーツツーリスモ」が発売されました。

 パナメーラ 4 スポーツツーリスモは、3リッターV型6気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力330馬力を発揮。組み合わされるトランスミッションは8速DCTのみとなっています。

 0-100km/h加速5.3秒(スポーツクロノパッケージ装着時)、最高速度259km/hというスポーツカーに匹敵する動力性能です。

 デザインはフロントからテールエンドまで続く、流れるような美しいボディラインを持ち、強く傾斜したリアゲートによって、ステーションワゴンよりもスポーティなハッチバックに近いスタイルです。

 美しいスタイルを実現したボディサイズは、全長5050mm×全幅1935mm×全高1430mmと、日本の道ではかなり行動を制限されてしまうほど巨大なので、ユーザーは限られてしまうでしょう。

 パナメーラ 4 スポーツツーリスモの価格は1295万円。ちなみに最上級モデルの「パナメーラ ターボS Eハイブリッド スポーツツーリスモ」は2907万3000円です。

■日本のワゴンも欧州車に負けじと美しい!

●「マツダ6 ワゴン」

流麗という言葉がピッタリな「マツダ6 ワゴン」(画像はアテンザ ワゴン)流麗という言葉がピッタリな「マツダ6 ワゴン」(画像はアテンザ ワゴン)

 2002年にマツダ「カペラ」の後継車としてデビューした「アテンザ」は4ドアセダンと5ドアハッチバック、ステーションワゴンのボディバリエーションでした。

 2012年のモデルチェンジで登場した現行モデルは3代目ですが、2019年8月から販売されるモデルから、国内モデルも海外仕様と同じ「マツダ6」に車名が変わります。

 かつては「センティア/アンフィニMS-9」という高級セダンがありましたが、現在はマツダ6がフラッグシップモデルとなっています。

 マツダ6もステーションワゴンをラインナップしていて、セダンと同様に流麗なスタイルで、低く構えた重厚なフォルムと凛とした表情をたたえたフロントマスク。

 マツダが「魂動デザイン」と呼ぶ、人の手にしか生み出すことができない、躍動的で生命力あふれる造形へのこだわりが、風格のある美しさとエレガンスさを生み出しています。

 搭載されるエンジンは、2リッター直列4気筒ガソリン、2.5リッター直列4気筒ガソリン、2.5リッター直列4気筒ガソリンターボ。さらに2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボになります。

 これに6速ATが組み合わされますが、ディーゼルエンジン車には6速MTも用意されており、大柄なステーションワゴンながらも操る楽しさを忘れていません。

 価格はベーシックな「20S」が284万400円で、全車「サポカーSワイド」の認定を受ける先進安全技術を標準装備しています。

●ボルボ「V60」

質実剛健なイメージを払拭するほど美しいボルボ「V60」質実剛健なイメージを払拭するほど美しいボルボ「V60」

 2010年にボルボ「S60」のワゴンモデルとして登場した初代「V60」は、まるでクーペのような流麗なフォルムを持つステーションワゴンで、ボルボのお家芸ともいえる先進安全装備を搭載していました。

 2018年に発売された2代目V60はしっかりとステーションワゴンのフォルムながら、低く伸びやかな美しいデザインとなっています。

 また、気品の高いフロントグリルと、新世代ボルボを象徴する「トールハンマー型」LEDデイタイム・ランニング・ライトや、リアゲートに回り込んだテールライトなど、ひと目でボルボとわかるアイコンを表現。

 国内仕様のV60に搭載されるパワートレーンは「T5シリーズ」に最高出力254馬力の2リッター直列4気筒ターボエンジン。

「T6 Twin Engine AWD」シリーズは最高出力253馬力の2リッター直列4気筒ターボ+スーパーチャージャーエンジンに、最高出力34kW(前)/65kW(後)モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムです。

 トップグレードの「T8 Twin Engine AWD」は最高出力318馬力の2リッター直列4気筒ターボ+スーパーチャージャーエンジンに、T6 Twin Engine AWDと同じモーターを組み合わせた、プラグインハイブリッドシステムとなります。

 もっともベーシックな「V60 T5 Momentum」の価格は499万円です。

※ ※ ※

 近ごろは、セダンやSUVもクーペのようなフォルムが流行しています。なかにはリアシートの居住性を犠牲にしているようなデザインのクルマも見受けられるほどです。

 たしかにカッコいいデザインではありますが、あまりにも「右へならえ」すぎるのも個性が出せません。

 決して流麗なフォルムではなくても、美しいクルマはありますから。

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