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トヨタ新型グランエースが売れている!? アルヴェルより大きいけど個人所有もアリ!

くるまのニュース / 2020年2月28日 18時10分

2019年12月に発売されたトヨタ新型「グランエース」は、発売から約1か月で950台ほどの受注がありました。約7割は法人ユーザーで、送迎などに活用されますが、約3割は個人で所有するといいます。個人で所有する人は、どのような目的で購入しているのでしょうか。

■発売1か月で年間目標の約1.6倍を受注!?

 トヨタの高級ミニバンといえば「アルファード/ヴェルファイア」がラインナップされていますが、さらにラグジュアリーな大型フルサイズワゴンとして、2019年12月16日に新型「グランエース」が発売されました。

 日本で販売されるグランエースは、フィリピンで発表された新興国向けの新型「ハイエース」をベースとしており、タイでは「マジェスティ」、オーストラリアでは「グランビア」として販売されています。

 ボディサイズは、全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mmとアルファードを上回る大きなワゴンですが、最小回転半径が5.6mで小回りが利くので街中での取り回しも楽におこなえるといいます。

 迫力のある外観のデザインで、内装も豪華。3列シート6人乗りと4列シート8人乗りをラインナップし、送迎ニーズに対応するモデルとして投入されました。価格(消費税込)は、4列8人乗り仕様が620万円、3列6人乗り仕様が650万円です。

 新型グランエースの受注状況は、どのようになっているのでしょうか。

 2020年1月27日時点では約950台を受注しており、年間販売目標を600台としていたことから、発売から約1か月で目標の約1.6倍を達成したことになります。

 グレード別では3列シート6人乗り仕様が全体の約7割程度で、VIPや要人、政治家、大使館関係者、芸能事務所などの「ショーファー」、ハイヤー/タクシー、インバウンド企業、高級リゾートなどの「送迎ニーズ」などに活用されることが想定されています。

 そのため法人所有が多く、こちらも約7割を占めているといますが、約3割は個人ユーザーで、ビッグサイズのミニバンを求める人やキャンパー志向などのニーズとして購入することが多いようです。

※ ※ ※

 新型グランエースの導入背景などについて、トヨタは次のように説明しています。

「日本導入の背景は、近年のインバウンドによる訪日外国人の増加や2020年の東京オリンピックに向けて送迎需要の増加が見込まれるためです。

 ベースは海外向けの新型ハイエースで、全長5m超えとかなり大柄なサイズですが、タイヤかなり切れるので一回り小さいアルファードより小回りが利くなど、日本でも問題なく使えます。

 また、日本で新型ハイエース自体を導入するわけではないので、既存のハイエース(200系)はそのまま商用バンとして併売し、新型グランエースは、新たな送迎に関わるジャンルを開拓していくモデルです」

 送迎需要に対応するために投入された新型グランエースですが、カスタム業界ではカスタムパーツやキャンパー仕様などが登場するなど、新たな動きも見られます。

 トヨタが掲げる年間販売目標600台は控え目な数値だといえますが、今後の新型グランエースの動向が注目されます。

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