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トヨタ新型「ハリアー」6月発売か ターボ車廃止でどんなモデルに?

くるまのニュース / 2020年3月11日 12時8分

近々の登場が噂されていたトヨタ新型「ハリアー」ですが、現時点で2020年6月17日に発売が予定されているといいます。トヨタは、同SUVにて「ライズ」や「RAV4」が好調ですが、元祖ラグジュアリーSUVのハリアーはどのようなモデルで登場するのでしょうか。

■新型「ハリアー」は6月デビュー!?

 トヨタのミドルサイズSUV「ハリアー」の新型モデルが、2020年6月17日に発表・発売を予定しているといいます。新型ハリアーは、どのような進化を遂げるのでしょうか。

 ハリアーは、高級サルーンのような乗り心地と快適性を持ったSUVをコンセプトとして、初代モデルが1997年に登場。その後、2003年に2代目モデル、2013年に現行となる3代目モデルが登場しています。

 近年では、世界的にSUVの人気が高まっており、ハリアーの持つ「ラグジュアリーSUV」の影響を受けて、さまざまな自動車メーカーが続々と新型モデルを投入しているほどです。

 また、国内市場では2010年頃の日産「2代目エクストレイル」やマツダ「初代CX-5」以降、SUVの人気に火が点き、最近ではミニバンや軽自動車まで「SUV風」なモデルが登場しています。

 なかでも、2019年4月に発売されたトヨタ「RAV4」や、同年11月にダイハツのOEMとして登場したトヨタ「ライズ」は、それまでSUV市場をけん引していたトヨタ「C-HR」やホンダ「ヴェゼル」を抑えて、売れるSUVとして確立されています。

 そのため、最近では存在感が薄かったハリアーですが、現行モデルが2013年のデビューで7年経っていまでも直近の月間販売台数を平均すると約3000台です。

 一方、新型RAV4の同時期で約6000台と、新車効果や他社から新しいSUVモデルが登場していることを加味すると、ハリアーは人気を保っているといえます。

 そんな堅調なハリアーの新型モデルについて、首都圏の販売店で話を聞きました。

「新しいハリアーは、現在のところ2020年6月17日に記者発表で同日発売の予定と聞いています。販売店には、現時点で大まかな情報しかありません。

 詳しい情報は、5月上旬から先行受注が開始される見込みで、そのタイミングでグレード展開や価格などが判明すると思います。

 ただし、内外装のデザインなどは6月17日以降のホームページやカタログまで待たなければならないと思います」

 また、別の店舗では、現時点の最新情報について伺いました。

「現時点で分かっているのは、最近のトヨタ車同様にTNGAを用いたプラットフォームや、最新の衝突被害軽減ブレーキを備えたトヨタセーフティセンスが採用されます。

 また、現行モデルでガソリン車(2リッター/2リッターターボ)、ハイブリッド車(2.4リッター)の3つが設定されていましたが、新型ではターボ車が廃止されるため、グレード展開が変更される見込みです。

 デザインの情報はまだ来ておりませんが、5月頃には受注開始となる予定ですので、その頃にはもう少し詳細な情報が分かるかもしれません」

※ ※ ※

 2020年3月時点で、すでにいくつかの情報が店舗には出ているようです。また、前出の店舗では新型ハリアーの噂が出始めた時点で、「次のハリアーが出たら購入するので、抑えておいて」というほど、期待しているユーザーもおり、店舗に試乗車が来るのは7月上旬だといいます。

■後発SUVに負けないハリアーの魅力とは…

 ハリアーの競合とされるのは、同じラグジュアリーSUVのマツダ「CX-5」や、日産「エクストレイル」、スバル「フォレスター」の上級グレード、そして同社のRAV4です。

約3年ぶりに復活した「RAV4」は5月以降の全店取り扱いでさらなる販売台数が予想される約3年ぶりに復活した「RAV4」は5月以降の全店取り扱いでさらなる販売台数が予想される

 高い走行性能やオフロード感などがコンセプトのRAV4と、元祖ラグジュアリーSUVのハリアーでは、コンセプトが異なりますが、ボディサイズで比べるとRAV4(最大全長4610mm×全幅1865mm×全高1690mm)と、ハリアー(最大全長4725mm×全幅1835mm×全高1690mm)とサイズ感では比較対象となります。

 前出の首都圏の販売店スタッフにRAV4とハリアーの違いについても聞きました。

「RAV4はネッツ店とカローラ店、ハリアーはトヨペット店で取り扱いという販売面での違いがありました。ただ、全国では2020年5月を目処に全店舗で全トヨタ車を扱うことになっているので、今後はその違いが無くなります。

 クルマ自体は、登場したタイミングが違い装備面に差があるほか、コンセプトも違うのでそんなに比較されることは無いと思います。

 実際に来店されるお客さまでは、若年層やアクティブな趣味をお持ちになる人はRAV4を、街乗りメインで考えられている人はハリアーというイメージでしょうか。
 
 また、ハリアーを好まれるお客さまのなかには、先代ハリアーからの乗り換えや『クラウン』や『カムリ』から乗り換える方など、落ち着いた雰囲気のSUVを好む人に選ばれるようです」

※ ※ ※

 新型ハリアーは、トヨタが5月から全店舗での全車種が取り扱第一弾のモデルとみられます。RAV4とともにトヨタの主力SUVとして、販売台数を稼ぐモデルになることは間違いなさそうです。

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