「気軽にお尻が洗える…」 自動車部品メーカーがウォシュレットを開発した理由

くるまのニュース / 2020年4月6日 14時10分

日本では一般化してきたトイレのウォシュレット装備。しかし、外出時などでは無い場所も存在します。自動車部品メーカーが開発した携帯ウォシュレットとはどのようなものなのでしょうか。

■今やウォシュレットは使い捨てに

「用を足したいけどお尻が不安!」アウトドアや旅行先のトイレで、このような非常事態に陥ったことはないでしょうか。

 しかし、お尻ケアに欠かせないウォシュレットが、場所を問わず利用できる方法があるようです。

ウォシュレット問題は意外と深刻?ウォシュレット問題は意外と深刻?

 公衆トイレなどで、ウォシュレットが付いていなに場合があります。とくに海外旅行の際は、ほとんど見かけることはありません。また、地震をはじめとした災害で水道が使えない場合も、トイレ問題は深刻です。

 そのようなウォシュレット問題を解消してくれる商品が、今注目を集めています。それは使い捨てウォシュレット「お尻シャワシャワ」です。

 これは、自動車関連部品を中心とする工業用ゴム製品の製造と販売を手がける株式会社徳重が販売しています。

 1988年には、自動車のドライブシャフトブーツをつなぎ合わせる「シスナージョイント」を開発し、世界各地で特許を取得。

 そして、自動車関連部品と共に経営の柱としているのが「生活衛生用品の販売」に関する事業です。その技術力の高さを活かし、使い捨て洗浄機「お尻シャワシャワ」を開発、2017年から販売を開始しています。

 お尻シャワシャワの開発に至った経緯について、株式会社徳重の担当者は次のように話します。

「海外行って困るものとして、食事や言語が挙げられますが、トイレも大きな問題のひとつでしょう。

 電池式のウォシュレットはトイレメーカーが出していますが、サイズが大きいうえに自分で水を入れる必要があり、メンテナンスが面倒です。また、使い回しに抵抗のある人も多いです。だからこそ、『使い捨て』でウォシュレットが使えないかと考えました」

■お尻シャワシャワはどう使う?

 お尻シャワシャワは、始めからボトルに精製水が入っており、持ち手を握ることで特殊な構造のノズルから水が発射されます。その際、水と空気が混ざり合うことで精製水が水玉状になって出てきます。

 水と空気のハイブリッド構造によって洗浄力がアップするほか、洗い心地が優しくなり、痔のような持病がある人でも安心して使うことができます。

また、容器の全長は107mmとポケットに入るほど小さな形状をしており、小さなポーチにも収まる携行性に優れたサイズとなっています。

 さらに、お尻シャワシャワは国際線の機内に持ち込むことも可能です。テロ対策等の理由から、国際線の液体持ち込みは「100ml以下の容器に入った液体物」というルールがありますが、お尻シャワシャワの容器に入っている精製水の量はわずか16ml。旅先で使う以前にも、飛行機のトイレでも使用することが可能です。

緊急時に使える携帯ウォシュレット緊急時に使える携帯ウォシュレット

 前述の担当者は、次のように話します。

「アウトドアや災害時だけでなく、子どものお世話や介護など、日常でも活躍する場面が増えてほしいと思います。

 最近、香り付きタイプが追加されましたが、これは香り付きのトイレットペーパーや生理用品を参考に、女性向けの商品という立ち位置でもあります。

 ウォシュレット問題は、大きな声では話せない非常にデリケートな話ですが、だからこそ万が一に備えるべき重要な問題でしょう」

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