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普通じゃツマラナイ!? TOM’Sセンチュリー 絶妙なボーダーラインとは

くるまのニュース / 2020年4月5日 14時10分

トヨタの最高級モデル「センチュリー」を長年に渡りトヨタ車でレースなどやってきたTOM'Sがカスタマイズ。標準モデルより1000万円高のTOM'Sの味とは、どのようなものなのでしょうか。

■一流には一流のチューニングブランドがある!

 今回紹介する「TOM’Sセンチュリー」、消費税別の予価は2816万円です。消費税込み3097万円。

 標準のセンチュリーにオプションの本革内装を加えると2051万円だから、約1000万円高となり普通の金銭感覚なら安くないと思うだろうけれど、36台の限定販売。このくらいの価格なら欲しいというヒトが居ると思うし、実際に好調らしいです。

 なぜ好調なのか。クルマ好きなら誰でも解って貰えるだろうけれど、どんなに高価なモデルだってノーマルで乗るのはつまらないもの。

 実際、メルセデス・ベンツのドレスアップカーはAMG以外だって多数。フェラーリやランボルギーニだってノーマルじゃイヤだというユーザーが居ます。金銭感覚が異なるだけ(一桁収入違うと購入力だって違う)。

 センチュリーはとっても良いクルマながら、やはり「ノーマルだと寂しい」というユーザーは必ず居ます。ただし、センチュリーくらいのクルマになると、そこらで売ってるパーツを組んだだけだと評価されない。

 一流ブランドのホイールに変えたって「いいね!」とは思われない。それは、交換した裏打ちがないからです。

 ベースなっているセンチュリー自体、トヨタの技術をフルに投入して作られています。そこに誰でも買えるパーツを組み合わせたって、ノーマルより悪くなる可能性大。

 高価なクルマを買ってノーマルよりダメにしたんじゃ頭良くないです。前述の通りメルセデス・ベンツもドレアップカーが出ているけれど、作っているのは一流のチューナーばっかり。

 ブラバスにしてもロリンザーにしても、メルセデス・ベンツと同等の信頼性をキープしつつ、一段と高い性能や品質のパーツを作り、組み込んでいます。

 BMWもシュニッツァーやハルトゲといった有名なチューナーが居ます。裕福なユーザーからすればメルセデスやBMWじゃ物足りない部分をキッチリ満足させてくれるということなのです。

■思わず「おおっ!」といいたくなるチューニングの中身とは

 ここまで読めば、以後の展開は容易に想像出来ることでしょう。現在、センチュリーをドレスアップしてノーマルを超えるブランドイメージにしようとしたら、長年に渡りトヨタ車でレースなどやってきたTOM’Sしかありません。

内装は自分好みに仕上げられる「TOM'Sセンチュリー」内装は自分好みに仕上げられる「TOM'Sセンチュリー」

 ユーザーからしても、TOM’Sが手掛けたセンチュリーのドレアップカーが3000万円なら十分納得できるということです。

 長い前置きになりましたが、TOM’Sセンチュリーの変更点は、「独自開発のエキゾーストシステムとスロットルレスポンスの向上」、「バンパーやリアスポイラーでドレスアップ」、「フルオーダーメイドのインテリア」、「19インチのレグノ+アルミホイール」といった内容。

 もっともインパクトあるのがエクステリアだと思います。そもそもシルバーメタリックというボディカラーが目立つ。

「おおっ!」と見ると、前から見たらエアロバンパー。後方から見ると4本出しのエキゾーストと、小さいながらもリアスポイラーが良い味を出してます。

 あまり派手ではないけれど、確実に「あらら?」。もちろんスポーティなホイールだってけっこうなインパクトがあります。これ以上やったらヤボになるというギリギリの線かと。

 興味深いのがホイール。オートサロン出展車は21インチを履いていたけれど、今回見たら19インチ。理由を聞いてみたら「21インチだとセンチュリーの良さが無くなってしまいます」。

 このあたりの「節制」こそTOM’Sの味だと思う。排気音だってノーマルと確実に違うが、かといって下品な音や音量じゃなく、適度に気持ち良いです。

 インテリアはチョイスしたヒトの趣味が反映されることだろう。明るい色を使った試乗車のインテリアは写真で判断して欲しい。

 ステッチの組み合わせや色合いでイメージはググッと変わってくるのではないでしょうか。「私も興味ある」というなら、ぜひTOM’Sに問合せしてみてはどうでしょう。

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