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どこが変わった!? トヨタ新型「ハリアー」フルモデルチェンジで存在感増す! 旧型との違いを比較

くるまのニュース / 2020年4月14日 11時10分

2020年6月にフルモデルチェンジする予定のトヨタ「ハリアー」。従来の3代目モデルと比べて、どのような点が進化するのでしょうか。新旧モデルを比較してみます。

■存在感がスゴイ! カッコ良く進化する新型「ハリアー」

 トヨタのラグジュアリーSUV「ハリアー」の新型モデルが、2020年6月に発売されます。4代目となる新型ハリアーは、どのような点が進化するのでしょうか。現行モデルの3代目と比較してみます。

 新型ハリアーの外観は、これまで以上にクーペ風のデザインになります。ボディサイズは、全長4740mm/全幅1855mm/全高1660mmで、従来モデルの全長4725mm×全幅1835mm×全高1690mmに比べて、全長、全幅は拡大し、全高は低くなり、ロー&ワイドなスタイルを実現しました。

 フロントのデザインは、大型化したフロントグリルにより精悍な印象に変更。シャープな形状のヘッドランプや二重のL字型に発光するデイタイムランニングランプで、ひと目でハリアーだとわかる個性と先進性を強調しています。

 また、歴代ハリアーのアイコンになっていた「チュウヒ」(タカの一種)のエンブレムは、新型モデルではトヨタマークに変更されました。

 これについてトヨタは、「新型よりオールトヨタでの販売を開始、そのタイミングに合わせ、オーバルマークへと変更します」と説明しています。

 2020年5月から、トヨタの全店舗が全車種を販売することになっていますが、これまでトヨペット店の専売車種だったハリアーも全店舗で販売される予定です。

 リアのデザインは、絞り込まれたクーペキャビンと、スポーツカーのように左右に張り出したホイールハウスとの組み合わせが、逞しさを演出しています。

 さらに、横一直線に光るテールランプとストップランプが、新型ハリアーのリアビューに圧倒的な存在感を与えています。

 内装は、従来モデルも上質でしたが、新型ハリアーでは馬の鞍をイメージしたセンタコンソールと、それを包み込むような形状のインパネの組合せが、たくましさを演出しました。

 触感にこだわったレザー調の素材や曲木に着想を得たウッド調加飾、パイクピング加飾を施すことで、上質感のある室内空間が広がります。

 また、新型ハリアーは、トヨタとして初となる、調光ガラスを用いた電動シェード付きパノラマルーフを採用。調光時には障子越しの柔らかな光が差し込み、和を意識した要素も取り入れられました。

 新型ハリアーはプラットフォームを一新し、TNGAプラットフォーム(GA-K)を採用。ボディの高剛性化や低重心化を図り、ドライバーの完成を重視した乗り心地と走りを実現しています。

 パワートレインは、TNGAによって一新した最新のダイナミックフォースエンジン(2リッターガソリン)とDirect Shift-CVTを搭載しました。駆動方式はFFと4WD(ダイナミックトルクコントロール4WD)が用意されています。

 ハイブリッド仕様は、2.5リッターとハイブリッドシステム「THSII」を組み合わせ、ダイレクト感ある走りと優れた燃費性能を追求。

なお、従来モデルではハイブリッド仕様に4WD(E-Four)のみでしたが、新型ハリアーでは4WDとともに2WD(FF)も設定され、選択肢が広がりました。

 また、従来モデルにラインナップされている2リッターガソリンターボ仕様は、フルモデルチェンジを機に廃止されることになります。

 新型ハリアーは安全性能も向上し、歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼間)を検知対象に加えたプリクラッシュセーフティ採用の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が装備されます。

 駐車場など低速走行時における衝突緩和、被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]などの安全・安心をサポートする装備が充実しました。

 従来モデルの安全装備においても「Toyota Safety Sense」が装備されていますが、プリクラッシュセーフティの検知は歩行者(昼)のみとなります。

 さらに、トヨタ初採用となるデジタルインナーミラーを装備。車両後方のカメラ映像をミラー内に表示するデジタルインナーミラーの機能に加え、走行中の前後方向の映像が録画することができる機能が加わりました。

 快適機能では、アクセサリーコンセント(AC100V/1500W)をハイブリッド車に設定。家庭用と同じコンセントで電化製品を使用できるほか、停電などの非常時には発電機として使用できます。

 また、T-Connect SD ナビゲーションシステムは12.3インチTFTタッチワイドディスプレイを採用し、スマートフォン連携機能も対応しました。

 従来モデルもT-Connect SD ナビゲーションシステムが装備されているものの、ディスプレイは9.2型でインパネに埋め込まれています。新型ハリアーではワイドで大型のディスプレイになるとともに、インパネ前に浮かび上がるように設置されて、先進的な室内を演出するのに一役買っています。

※ ※ ※

 もともとハリアーは、2代目モデルで生産終了となり、その後はレクサス「RX」に統一される予定でしたが、ハリアー存続を希望したトヨタディーラーのニーズに応えるため、2013年に3代目ハリアーが国内専用車として投入されました。

 歴史が途絶えるはずだったハリアーは、今回7年ぶりのフルモデルチェンジで内外装のデザインやプラットフォーム、パワートレイン、安全装備、機能など、すべてが一新します。

 競合ひしめくSUVカテゴリで、新型ハリアーがどれだけ存在感を示せるかが注目されます。

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