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新型ハリアー&RAV4何が違う? 異なる性格の2台 トヨタSUV対決

くるまのニュース / 2020年4月19日 14時10分

トヨタは2020年6月に新型「ハリアー」を発売する予定です。一方、同社にはハリアーと近いボディサイズのSUVとして「RAV4」が存在します。両車はどのような点が違うのでしょうか。

■新型「ハリアー」と「RAV4」、禁断の同門対決!?

 トヨタは2020年4月現在、「ハリアー」と「RAV4」というふたつのミドルサイズSUVをラインナップしていますが、このうちハリアーがフルモデルチェンジして同年6月に発売される予定であることがわかりました。

 一方、RAV4も2019年4月にフルモデルチェンジされたばかりの新しいモデルです。ふたつのミドルサイズSUVには、どのような違いがあるのでしょうか。

 ハリアーは、都会派SUVというコンセプトで初代モデルが1997年に登場。一般的にアウトドアイメージの強いほかのSUVに対して一線を画したモデルとして、人気を博しています。2020年6月に発売された新型モデルで4代目となります。

 一方、RAV4は1994年に初代モデルが発売。その後も歴史を積み重ね、4代目モデルは日本で発売されなかったものの、5代目モデルで国内市場でも復活。

現行モデルの5代目では、車名の由来を「Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive(SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD)」としており、アウトドアに強いイメージを強調しています。

 新型ハリアーのボディサイズは全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mmです。一方、RAV4のボディサイズは全長4600-4610mm×全幅1855-1865mm×全高1685-1690mmと、グレードによってサイズに差はあるものの、新型ハリアーの方が100mm以上長いサイズです。

 外観は、新型ハリアーは近年流行しているクーペルックのデザインを採用。リアゲートが大きく寝たデザインとなっているほか、ボディサイドからリアにかけてホディが絞り込まれていて、都会派SUVらしい洗練された雰囲気が強調されています。

 一方、RAV4は全体的に台形のモチーフが多用された、ゴツゴツした印象のあるデザインを採用。トヨタによると、造形テーマを「クロスオクタゴン」とし、タフさと安定感のある個性的なデザインを表現したといいます。

 内装においても、新型ハリアーは上質感、RAV4はアウトドア感を感じさせるデザインです。

そして、新型ハリアーにはトヨタ初採用となる調光ガラスを用いた「電動シェード付パノラマルーフ」が用意されています。調光時は、障子越しをイメージさせる柔らかい光が差し込み、上質な空間が演出されます。

■RAV4の4WDシステムは3種類! どうスゴい?

 搭載されるパワートレインにはどのような違いがあるのでしょうか。

 新型ハリアーに設定されるのは、2リッターエンジンのガソリン車と、2.5リッターエンジン+モーターのハイブリッド車の2種類です。3代目モデルに設定されていた2リッターターボエンジン車は、4代目ではラインナップから外れました。

 駆動方式は2WDと4WDが選択可能なほか、ガソリン車の4WDシステムは「ダイナミックトルクコントロール4WD」、ハイブリッド車の4WDシステムは電気式の「E-Four」となります。

 一方、RAV4のパワートレインも2リッターエンジンのガソリン車と、2.5リッターエンジン+モーターのハイブリッド車の2種類という点は共通していて、それぞれ2WDと4WDが選択可能な点では共通していますが、4WDの駆動方式において違いがあります。

トヨタ「RAV4」トヨタ「RAV4」

 ガソリン車の4WDシステムにおいて、ダイナミックトルクコントロール4WDに加えて世界初のシステムとなる「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が用意されています。

 ダイナミックトルクベクタリングAWDは、走行状況に応じて、前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立で制御する「トルクベクタリング機構」を搭載。

高い旋回性能を発揮するシステムとなっています。同じモデル内で複数の4WDシステムがラインナップされることは珍しい事例です。

 両車の安全装備面ではどのような違いがあるのでしょうか。新型ハリアーには、歩行者(昼夜)や自転車(昼間)を検知する衝突被害軽減ブレーキを採用した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。

 またトヨタ初採用の装備として、走行中の前後方向映像を録画可能な「デジタルインナーミラー」の設定もあります。

 RAV4にも、衝突被害軽減ブレーキを含む予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。衝突被害軽減ブレーキの検知対象に、歩行者検知(昼夜)自転車(昼間)を含む点も、新型ハリアーと共通します。

※ ※ ※

 新型ハリアーの価格は2020年4月14日現在発表されていません。一方、RAV4の価格(消費税込)は265万6500円から388万8500円です。

 トヨタのミドルサイズSUVという共通点はあるものの、デザインや特徴は大きく異なります。

 ユーザーの好みに合わせて選択することが可能となっていて、同社のSUVラインナップの豊富さが感じられます。

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