大きな口がイカす! トヨタの最高級セダン「アバロン」 迫力ボディがアツい!
くるまのニュース / 2020年4月17日 14時10分
トヨタが北米で販売する「アバロン」は、フラッグシップセダンとして人気を誇っています。日本ではかつて「プロナード」として販売されたこともありましたが、最新のアバロンとは、どのようなモデルなのでしょうか。
■グリルが大きすぎ!? TRD仕様も用意する「アバロン」とは
セダン需要が高い北米では、日本では販売されていない日本メーカーのセダンが存在しています。なかでも、トヨタの北米市場における売れ筋モデルは「アバロン」です。
1994年に登場したアバロンは、トヨタブランドのフラッグシップセダンという位置づけで、かつて日本では「プロナード」として販売されていたこともありました。
現行モデルは2018年に登場した5代目で、大胆なデザインが特徴的です。フロントグリルは大きな口を開けたようなデザインで、横長のLEDヘッドランプとの組合せは、シャープでダイナミックなフロントマスクを実現しています。
なお、フロントグリルのデザインは2種類あり、横基調のグレーのラインが入った「リミテッド」「XLE」と、メッシュグリルの「ツーリング」「XSE」に分けられています。
ボディサイズは、全長4980mm×全幅1850mm×全高1440mmと大柄で、日本で販売されているトヨタ「カムリ」よりも少し大きいサイズとなります。
内装は、包まれ感のあるコクピットで、アルミパーツやウッドパネルなどを採用した、フラッグシップセダンにふさわしい上質感漂う空間が広がります。
また、インパネ中央には、浮いたような形状のディスプレイが装着され、9インチのマルチメディアシステムが採用されました。
アバロンはコネクティッド機能が充実しており、トヨタ車として初めてアマゾンアレクサを搭載。スマートウォッチやApple CarPlayも接続可能です。
アバロンは、「カムリ」や「RAV4」、日本で2020年4月13日に発表された新型「ハリアー」などに採用されるTNGAプラットフォーム「GA-Kを用いています。
路面の状態や運転操作に応じてショックアブソーバーの減衰力を4輪独立で制御する「AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション)」を搭載しました。
パワートレインは3.5リッターV型6気筒、2.5リッター直列4気筒+ハイブリッドの2種類が用意されています。
駆動方式はFFですが、AWDモデルが2020年秋に追加される予定です。アバロンのAWDモデルには、「RAV4」に初めて採用された、前輪駆動の状態と四輪駆動の状態を自動的に電子制御する「ダイナミックトルクコントロールAWD」が搭載されます。
安全装備として、予防安全パッケージ「トヨタ セーフティ センスP」が標準設定。歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティやステアリングアシスト付き車線逸脱警報、ダイナミックレーダークルーズコントロールに加え、リアクロストラフィックアラート付きのブラインドストップモニターが装備されています。
アバロンの価格は3万5875ドルから4万3300ドル、日本円で約385万円から約465万円です。
※ ※ ※
標準仕様でも十分スポーティなアバロンですが、さらなるスポーツモデルとしてTRD仕様が登場しました。
アバロンTRDは301馬力の3.5リッターV型6気筒エンジンのみの設定で、キャットバックデュアルエキゾーストシステムが装備されます。また、トラック調整も施され、乗り心地を維持しながらスポーティな走りを実現しています。
外観のデザインは、フロントスプリッターやサイドエアロスカート、トランクリッドスポイラー、リアディフューザーなど空力パーツが追加され、大胆なスタイリングを実現すると同時に、車両の安定性を向上させる機能もあります。
また、エアロパーツには赤いピンストライプのアクセントが施され、アバロンTRDのスタイルを引き締めています。
ボディカラーは、TRD専用のスーパーソニックレッドを含む4色を用意しました。
内装は、革巻きハンドルやシートに赤いステッチが施されるとともに、ヘッドレストにはTRDの刺繍も入れられています。シートベルトも赤とするなど、外観と同様に、内装にもスポーティな演出が取り入れられました。
アバロンTRDの価格は4万2375ドル、日本円で約455万円です。
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