2021年型レクサス「LC500」北米で発表! 進化したラグジュアリードライビング
くるまのニュース / 2020年4月15日 14時50分
レクサスは2020年4月8日、ラグジュアリークーペモデル「LC500」の2021年モデルを北米で発表した。
■進化したラグジュアリードライビング
レクサスは2020年4月8日、北米で「LC500」の2021年モデルを発表した。
2021年モデルのレクサスLC500では、ドライバーとマシンのつながりをさらに強化するための改良が施されている。
削減されたのはバネ下重量で、約22ポンド(約10kg)の軽量化を実現。これらは、アルミニウム製のロアサスペンションアーム、中空デザインと直径が見直された軽量サスペンションスタビライザー、高強度の新素材を用いたコイルスプリング、および21インチリアホイールの軽量化によって達成されている。
バネ下重量の削減に続いて、見直したのはサスペンションのチューニングだ。路面への接地性を高め、滑らかでソフトなサスペンションストロークが追求されている。
フロントサスペンションの電子アブソーバーコントロールを再チューニングし、ストローク量を長くするとともに、バウンドストッパーの剛性を最適化することにより、全体的なサスペンションストロークがよりスムーズになった。
また、リアスタビライザーの剛性が高められ、フロントのターンイン機能を強化。さらにリニアなステアリング入力が得られるようになり、ドライバーはより路面とのコンタクト感を得られるという。
さらに2021年モデルでは、中高速域での車両制御を向上させるために、VSC(横滑り防止装置)に「アクティブコーナリングアシスト(ACA)」を追加。
このシステムは、スポーツ走行時のGが大きい場合に、横方向の加速度に応じて内側のタイヤにブレーキをかけることにより、コーナリング中のコントロール性を高める仕組みとなっている。
●トランスミッション、ハイブリッドシステムの更新
LC500に搭載されたV型8気筒エンジン
V8エンジンを搭載したLC500の、10速オートマチックダイレクトシフトトランスミッションに対するロジックの変更により、「アクティブゾーン」と呼ばれる日常の運転で、ドライバーが50%から70%のアクセル開度で走行する場合の各ギアが受け持つエンジン回転数の範囲を拡大し、次のギアにシフトする前に強い加速感を感じることが可能となった。
さらに500hマルチステージハイブリッドシステムのダウンシフトモデルも更新。これにより、3速ではなく2速にシフトダウンして、スムーズな操作とヘアピンターンからのより素早い加速が可能となる。
レクサスLC500の外観は、レクサスブランドのなかでもっとも情熱的な表現になった。クルマのフロント全体に広がるユニークなメッシュグリルを装着。大きなガラスパネルとブラックアウトのリアピラーを持ち、フローティングルーフの外観を作り出している。
縁に沿ったクロームメッキのモールディングは、伝統的な日本刀のラインを反映。オプションの炭素繊維強化プラスチック(CFRP)ルーフを追加すれば、さらにエキゾチックな外観にすることも可能だ。
そんなLC500のもっとも素晴らしい側面のひとつは、夜間に活躍するライト類。
テールランプはジェットのアフターバーナーの輝きにインスピレーションを得たデザインで、コンパクトなトリプルプロジェクターLEDヘッドランプは印象的なだけでなく、従来のヘッドランプの半分のサイズとなっている。
内装では、低く設定されたインストルメントパネルやフードライン、細いAピラーなど、ドライバーに優れた視界の良さを与える。ドアパネルの流れるようなラインは、ボンネットからフロントガラスを通って室内まで流れるボディラインの延長線として機能している。
外装色には、キャビア、オブシディアン、スモーキーグラニトゥマイカ、アトミックシルバー、リキッドプラチナ、ウルトラホワイト、インフラレッド、ナイトフォールマイカ、フレアイエロー、ノリグリーンパール、カドミウムオレンジの11色が設定された。
北米仕様の5リッターV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力471hp、最大トルク55kgmを発生し、0-96km/h加速は4.4秒。高速道路走行では、10.6km/Lの燃費を実現する。
●初のレクサスマルチステージハイブリッド
レクサスマルチステージハイブリッドのエンブレム
15年前、レクサスは世界初のラグジュアリーハイブリッドモデルを発表した。現在、LC500hは、初のレクサスマルチステージハイブリッドとして、その革新的な伝統を継承している。
ほかのレクサスハイブリッド構成と同様に、LC500hマルチステージハイブリッドシステムは、ガソリンエンジンとふたつの電気モーター/発電機を一体化。アトキンソンサイクルの3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンは、D-4S直接燃料噴射を利用して最適な効率を実現し、デュアルVVT-iを備えた軽量バルブトレインは、エンジン速度範囲全体で十分なトルクを確保する。
LC500hのシステムの合計出力は、354馬力に達する。マルチステージハイブリッドシステムでは、V6エンジンと電気モーターからの動力を独自の4速 オートマチックトランスミッションで増幅し、加速時にはるかに大きな駆動力を発生させることが可能だ。
またLC500hは、コンパクトで軽量なリチウムイオンバッテリーを採用。バッテリーパックは後部座席とトランクルームの間にきちんと収まり、84セルで310.8ボルトを生成する高出力密度を備えている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
V12ハイブリッド+4ターボ搭載で1850馬力、公道最強のV12ハイパーカー『オーロラ』登場
レスポンス / 2024年7月11日 8時0分
-
電動車なのに荒ぶる12気筒! ランボルギーニ「レヴエルト」を富士で全開試乗
マイナビニュース / 2024年7月4日 11時0分
-
レクサス新型「スポーティセダン」登場! “精悍すぎる黒パーツ” 4年ぶりに復活! 新「ES」約700万円から米国で発売へ
くるまのニュース / 2024年6月29日 20時10分
-
「えっ!」捕まるのはイヤだけど…乗ってみたい!? 爆速「“2ドア”パトカー」3選
くるまのニュース / 2024年6月25日 12時50分
-
BMW X3 新型に「M50 xDrive」…Mパフォーマンス最強の6気筒は398馬力
レスポンス / 2024年6月22日 16時0分
ランキング
-
1「ユニクロ・GU・COSのTシャツ」全部買ってわかった“本当にコスパが高い傑作アイテム”
日刊SPA! / 2024年7月17日 18時37分
-
2イケアのモバイルバッテリーに“発火恐れ” 製造不良で一部自主回収…… 海外では事故も発生
ねとらぼ / 2024年7月17日 20時10分
-
31日5分で二重アゴ&首のシワを解消!魔法の顔筋トレ「あごステップ」HOW TO
ハルメク365 / 2024年7月17日 22時50分
-
42024年下半期以降の業種別「倒産発生予測ランキング」発表 1位の業種「48社に1社」が倒産の可能性
オトナンサー / 2024年7月17日 21時10分
-
5なぜ?「N-BOX」新型登場でも10%以上の販売減 好敵「スペーシア」と異なる商品力の改め方
東洋経済オンライン / 2024年7月17日 9時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)