RAV4の兄貴がカッコいい!? イケてるトヨタ「ハイランダー」って何者?
くるまのニュース / 2020年4月20日 14時10分
海外で販売されているトヨタの3列シートSUVとして、「ハイランダー」があります。RAV4の兄貴分ともいえるハイランダーとは、どのようなモデルなのでしょうか。
■海外で大人気! トヨタ「ハイランダー」ってどんなクルマ?
2019年4月に3年ぶりに日本市場に復活し、一躍人気SUVとなったトヨタ「RAV4」ですが、海外にはRAV4の兄貴分といえる「ハイランダー」というSUVが存在します。
ハイランダーの初代モデルは、「クルーガー」という名称で2000年に日本で販売されました。2001年には北米での販売が開始されましたが、日本では2007年に販売終了します。
その後、北米で走行性能や3列シート採用をはじめとする居住性など改良を重ねるとともに、さまざまな国で販売され、初代からの累計販売台数が約385万台に達するなど人気を集めています。
現行ハイランダーは4代目で、2019年に登場。ボディサイズは全長4950mm×全幅1930mm×全高1730mmと、日本で乗るには少々大柄ですが、海外ではミドルサイズSUVに分類されます。これまでも好評だった取り回しの良いボディサイズを維持し、居住性や荷室空間を拡大しました。
プラットフォームは新たにTNGAプラットフォームを搭載し、高剛性なボディを実現。前後のサスペンションをチューニングして俊敏性と旋回性が向上するとともに、スムーズで静かな乗り心地としました。
外観は、大径タイヤや前後トレッド・フェンダー部が拡大し、ワイドでスタンスの良さを強調。RAV4にも似たSUVらしいデザインのなかに、洗練された上質さを感じられるスタイリングとしました。
また、先代モデルよりも全長を60mm伸ばすことにより、ラゲッジ容量が増加。2列目シートのスライド量は30mm拡大することで3列目の空間を広げ、広々とした室内を実現しています。
2列目シートは2人乗りのキャプテンシートもしくは3人乗りのベンチシートとし、7人乗り仕様/8人乗り仕様が選べます。
パワートレーンは、3.5リッターのガソリンモデル(8速AT)に加えて、2.5リッターエンジンと2つのモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを新たに搭載。燃費は従来比で17%向上し、クラストップの低燃費を誇ります。
ガソリン車の上級グレードには、4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリング機構」を搭載。前後および後輪の左右駆動力を最適に制御するし、コーナリングや悪路走行時に優れた操縦安定性とトラクション性能を発揮します。
2WDでの走行時は、後輪への動力伝達を停止して燃費向上を図る「ディスコネクト機構」を全グレードに搭載しています。
また、ハイブリッドモデルに新たに搭載した4WDシステムは、従来型から30%最大トルクを増加させた後輪を駆動する電気モーター、また、走行状態に応じて適切に後輪にトルクを配分する新制御により、高い走破性と優れた操縦安定性を実現しました。
ハイランダーには、安全装備として最新型の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車標準装備されています。
車両や歩行者検知(昼・夜)・自転車(昼)を検知して衝突回避支援や被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」や、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」、カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示する「ロードサインアシスト(RSA)」などにより、予防安全性能を高めています。
マルチメディアにおいては、上級グレードに12.3インチ大型スクリーンを設定したほか、全グレードでAndroid Auto、Apple CarPlay、Amazon Alexaなどが利用可能です。
※ ※ ※
標準仕様のハイランダーに加え、スポーツバージョン「XSE」が2020年秋に発売されることがアナウンスされています。
XSEの外観は、メッシュグリルやユニークなデザインのロアグリルに加え、メッキのアクセントをフロントやサイドに装着、リアは2本出しマフラーが採用されました。
さらに、随所に施されたブラックアクセントや専用20インチホイールなどに、標準のハイランダーよりも押し出し感が強くワイルドな印象です。
内装には黒と赤の専用ツートーンカラーシートが採用され、スポーティさと華やかさが共存したデザインになりました。
内外装のデザインだけでなく、走行性能についてもスポーティさを強調。スポーツ仕様向けに調整された新しいサスペンションと、4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリング機構」の採用により、ハイランダーXSEはランナップのなかでもっとも扱いやすい走行性能を備えています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
7人乗りミニバンおすすめ車種15選を紹介! メリット・デメリット、8人乗りとの違い、選び方まで解説
MōTA / 2024年6月28日 18時30分
-
日産「定番ミニバン」何がスゴい? e-POWER搭載の「セレナ」が大好評! 発売1年超のSNSでの反響は?
くるまのニュース / 2024年6月20日 10時10分
-
【2024年】ハイブリッド ミニバンおすすめ10選! メリットや用途別おすすめ車種も紹介
MōTA / 2024年6月18日 17時0分
-
日産 新型セレナのサイズや燃費、価格、内装、おすすめグレードなどを紹介
MōTA / 2024年6月11日 12時30分
-
約360万円から! 日産が豪華な「新型3列シートSUV」発表! めちゃ「上質インテリア」採用した“高級ブロンズ仕様”仕上げに「カッコいい」と反響あり!
くるまのニュース / 2024年6月5日 21時10分
ランキング
-
1すき家、7月から“大人気商品”の復活が話題に 「この時期が来たか」「年中食いたい」
Sirabee / 2024年6月29日 4時0分
-
2湿気が多いこれからの季節に役立ちそう…警視庁が紹介する「跡が残らないヘアゴムの結び方」
まいどなニュース / 2024年6月30日 20時30分
-
3忙しい現代人が“おにぎり”で野菜不足を解消する方法。野菜たっぷりおにぎりレシピ3選
日刊SPA! / 2024年6月30日 15時53分
-
41年切った「大阪・関西万博」現地で感じた温度差 街中では賛否両論の声、産業界の受け止め方
東洋経済オンライン / 2024年6月30日 14時0分
-
5トヨタ次期「セリカ」に期待! 「まもなく登場?」 8代目「次期型」20年弱ぶりに復活!? みんなの声は
くるまのニュース / 2024年7月1日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください