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なぜ売れ続ける!? レクサスSUV「UX」 発売1年でも好調な理由

くるまのニュース / 2020年4月26日 11時10分

2018年11月にレクサスから発売された「UX」。1年経っても堅調な販売実績を誇っています。その理由はどこにあるのでしょうか。

■レクサスのエントリーSUV「UX」が好調なワケ

 2018年11月27日、レクサスのコンパクトクロスオーバー「UX」がデビュー。発売開始から1年以上が経過する現在も、好調な売り上げが続いています。

 UXには、ガソリン車「UX200」とハイブリッド車「UX250h」を設定。日本自動車販売協会連合会の乗用車ブランド通称名別ランキング(登録車販売台数)では、UX250hとして合算表記されています。

 2019年度(2019年4月から2020年3月)の販売台数でUXは前年比226%の1万2551台を記録しました。これは、2018年度が発売日となる2018年11月27日から2019年3月と短い期間と2019年度を比較したため、大幅に数字が伸びている結果です。

 しかし、登場から1年経った2019年11月時点での販売台数は、前年同月比が約386%の1012台。さらに翌12月も前年同月比から約95%の728台を記録するなど、1年後の販売状況も好調です。

 現在、レクサスが国内で展開するSUVには、UX以外に「NX」「RX」、「LX」がラインナップされています。

 レクサスのSUVにおいて、UXはエントリーモデルともいえる存在です。なお、UXはトヨタブランドのSUV「C-HR」に用いられているTNGAプラットフォーム「GA-C」を採用した兄弟車ともいえる関係性を持っています。

 そのため、一部のユーザーからは「UXはC-HRのレクサス版」という声もありますが、ボディサイズではUXが全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mmと、UXはC-HRと比べて135mm長くて45mm広いながらも、高さは最大で25mm低いスペック値ですスタイルです。

 また、内装でもブランドコンセプトが異なる分、UXの方が上質な印象を受けます。価格面では、UXが397万2222円から518万4259円、C-HRは236万7000円から309万5000円と、大きく異なります。

 そんなUXが好調な要因とはどのような部分なのでしょうか。レクサスの販売店スタッフは、次のように話します。

「UXをご検討されるお客さまは、レクサスのセダンから乗り換える人もおりますが、初めてレクサスに乗り換えるという人が多いイメージです。

 それらは、メルセデス・ベンツやBMW、アウディに乗られていた人や、トヨタからの乗り換えなどが中心だと思います。また、奥様用や近所用に扱いやすいSUVとして、ご購入される例も意外とあります」

 また、別のレクサス販売店のスタッフは、ユーザー層について次のように説明します。

「これまでは『レクサス=セダン』というイメージをお持ちの人が多かったため、UX、NX、RXなどクロスオーバーSUVのラインナップが増えたことによって、質感の高い車種に乗りたいというニーズに応えられるようになったのだと思います。

 UXは30代から50代まで、幅広い層のお客さまからお問い合わせをいただきます。ただ、共通しているのは2人乗りとして使うことを想定されている人が多い点です。

 RXと比べると後席がやや狭いため、基本的にご夫婦でお使いになられることが多く、似たような車種として、BMW『X2』などと比較されるお客さまもいらっしゃいます」

※ ※ ※

 UXは、扱いやすいサイズかつ人気のSUVでも、上質さにこだわるようなユーザーに好まれる傾向にあるようで、そのようなニーズが高まっている結果、発売1年後もで好調な理由だといえます。

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