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外出自粛のお供に「日産の塗り絵」 現役デザイナー自らが発信する新プロジェクトとは

くるまのニュース / 2020年4月20日 19時10分

外出自粛の重要性が叫ばれるなか、日産は自社のクルマを題材とした塗り絵を製作しました。日産の現役デザイナーも携わるプロジェクトであるといいますが、いったいどんな経緯で開始されたのでしょうか。

■コロナに負けるな! お家で「日産の塗り絵」を楽しもう

 新型コロナウイルス対策として、近頃では家族と自宅で楽しく過ごすためのさまざまな方法が紹介されています。そんななか、日産は自宅で出来る楽しみ方として「塗り絵」を提案しました。

「すべては1本の線から始まる」というメッセージとともに、日産のグローバルデザインチームが世界中のアート仲間をつなげるソーシャルキャンペーン「#drawdrawdraw」を開始。さまざまな日産のクルマが塗り絵となって登場しましたが、どのような経緯で開始されたプロジェクトなのでしょうか。

 今回、日産が新たに制作した23ページの塗り絵には、愛され続けるヘリテージカーや人気の現行モデル、未来を見据えたコンセプトカーのほか、「フィガロ」や「チョイモビ」といった熱狂的なファンを有するモデルが用意されています。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により多くの人が自宅待機となっているなか、世界各国の日産のデザイナーが数週間をかけてこの塗り絵を制作しました。

 日産のグローバルデザイン担当専務執行役員アルフォンソ・アルバイサ氏は次のようにコメントします。

「素晴らしい創造的なアイデアが頭に浮かんだとき、それをデザインとして実現するために最適な方法は、『描いて、描いて、描きまくる』ことです。とくに世界的なパンデミックを経験しているこの状況下ではなおさらでしょう。

 世界中にいる日産のデザイナー達は、今この時間にも描き、そして夢を創造しています。私たちは今、大きな試練に直面していますが、そうしたときにこそ最高の作品が生まれたりするものです。そこで、『創造力豊かに自分を表現する機会を皆さんに提供し、それをともに分かちあえるようにしよう』と考えたのです。

 今回のキャンペーンは、昨年発表した『ニッサン アリア コンセプト』のデザイナーであるジオバーニ・アローバ氏の言葉からインスピレーションを受けています。

アローバ氏はカーデザイナーになるにはどうすれば良いかとアドバイスを求められたとき、『とにかく描いて、描いて、描きまくることです』と端的に美しく答えたのです」

 また、アルバイサ氏は自宅からのビデオ投稿を開始しました。映像のなかでアルバイサは、ふたりの息子の意見を取り入れて、自分がいま何を描いているのか、なぜそれを描いているのかを発信しています。

 アルバイサ氏のチームのほかのデザイナーたちも今後ビデオを投稿する予定で、デザインのひらめきや、今何を描いているか、どのようにしてカーデザイナーになったのかなどについて語り、クルマのデザインに携わりたいと思っている人へのアドバイスもおこなうといいます。

 日産は、ハッシュタグ「#drawdrawdraw」をつけてSNSへ作品を投稿してほしいとしており、アルバイサ氏はユーザーへ「私たちは、情熱と創造性を皆さんと分かちあえることを楽しみにしています。日産のデザイナーから皆さんの作品にコメントが来たりしても、驚かないでくださいね」と呼びかけています。

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