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TRD/MODELLISTAを展開するTCDも新型コロナ対策を実施! 飛散・拡散防止機材を開発へ

くるまのニュース / 2020年4月20日 20時10分

TRD/MODELLISTAの両ブランドを展開するトヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた機材の開発を明らかにしました。

■TRD/MODELLISTAを展開するTCDも支援へ

 トヨタ車のカスタマイズパーツとしても有名なTRD/MODELLISTAブランドを展開するトヨタカスタマイジング&ディベロップメント(以下、TCD)は、世界各地で感染が拡大している新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた機材の開発を明らかにしました。

 TCDは、トヨタ車のカスタマイズパーツの展開以外に、トヨタ救急車「ハイメディック」の開発・製造もおこなっています。

 今回、日本の救急車市場で大きなシェアを握るTCDは、救急医療中の新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた開発を急ピッチで進めているといいます。

 開発中の商品は、「医療従事者に向けた治療時飛沫感染防止機材」と「救急医療従事者に向けた搬送時ウイルス感染防止機材」という2種類を予定。

「医療従事者に向けた治療時飛沫感染防止機材」は、次世代救急医療に向けた研究を共同でおこなっている都内大学病院の依頼で開発実験中で、4月下旬までには現場実証に投入するとしています。

 新型コロナウイルスばかりがクローズアップされますが、そのほかの感染症が減った訳ではありません。防護機材が準備できないなかで、患者個々をガードする機材の必要性がクローズアップされ、医療用フェイスシールドだけでは防御しきれない、広範囲の飛沫拡散を最小限度に抑えることができるようです。

 もうひとつの「救急医療従事者に向けた搬送時ウイルス感染防止機材」は、世界的な流行のなかで、特殊救急資機材は枯渇しているとし、大手繊維メーカーの出荷制限により入手困難になったウイルス除去フィルターの国内生産可能なメーカーとタイアップして、「陰圧搬送用簡易カプセル」の開発を進めているとし、既に試作を終え近日デリバリーが可能だといいます。

 また、乾電池式にすることにより、軽量化と電源の入手性を図るほか、軽感染症者への対応も可能にしました。なお、ビニールの内側の空気を常に換気し特殊フィルターの搭載で、ウイルスの99.9995%以上を除去して排気します。

 TCDは、今回の機材開発について「海外依存品の国内生産化と搬送車両とのマッチングなど多くのメリットを提供できると考えています」と説明しています。

※ ※ ※

 また、自動車メーカーではトヨタやホンダ、日産も続々と支援の動きを見せています。今後、新型コロナウイルスの影響はどうなるかは分かりませんが、早期に事態が終息することを祈るばかりです。

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