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オラオラ系よりもインパクト大! ユニーク顔の高級車3選

くるまのニュース / 2020年4月21日 16時10分

一般的に高級車というと、押し出し感の強い重厚なデザインのイメージがありますが、なかにはユニークなデザインのモデルも存在。そこで、高級車らしからぬ見た目のクルマを3車種ピックアップして紹介します。

■変顔!? それとも怒り顔? 個性的なフロントフェイスの高級車

 高級車のデザイン、とくにフロントフェイスは、押し出し感が強く重厚なイメージというのが一般的です。

 ところが、なかにはユニークなフロントフェイスの高級車が存在。そこで、ちょっと変わった顔の高級車を3車種ピックアップして紹介します。

●ホンダ「レジェンド」

賛否両論あるフロントフェイスの「レジェンド」賛否両論あるフロントフェイスの「レジェンド」

 ホンダのフラッグシップセダン「レジェンド」は、1985年に初代が発売され、現行モデルの5代目は2015年に登場しました。

 同社のスーパースポーツカー「NSX」と同じ「SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling All Wheel Drive)」と呼ばれる3モーターハイブリッドシステムを搭載することで、高級車でありながら高いコーナリング性能と安定した走りを実現しています。

 パワートレインは最高出力314馬力の3.5リッターV型6気筒自然吸気エンジンと、48馬力のモーターを内蔵した7速DCTを介して前輪を駆動し、リアアクスルの左右にはそれぞれ37馬力のモーターを搭載することで、システム最高出力は382馬力を発揮。

 ボディサイズは全長5030mm×全幅1890mm×全高1480mmと、かなり大柄なクルマですが、存在感を放つフォルムは流麗かつ躍動的です。

 2018年のマイナーチェンジではフロントフェイスを一新。当初は精悍な印象のデザインでしたが、北米のアキュラブランドでおこなわれたデザインコンセプトの統一に合わせるかたちに変更されました。

 なお、このマイナーチェンジでハンドリング性能の向上や、先進安全技術の充実などが図られています。

 現在、国内市場でのレジェンドの販売が低迷していることからも、やはりアクの強いフロントフェイスに好き嫌いが分かれてしまっているようです。

●ランチア「テージス」

高級車としてはかなりアグレッシブなデザインの「テージス」高級車としてはかなりアグレッシブなデザインの「テージス」

 イタリアの老舗自動車メーカーのランチアは、「ストラトス」や「デルタHF インテグラーレ」などが日本で有名ですが、これまでコンパクトカー、セダン、ステーションワゴン、スポーツカーと、さまざまなモデルを生産してきました。

 なかでもユニークなデザインだったのが、2001年に発売された高級セダンの「テージス」で、ランチアのナインナップではフラッグシップに位置するモデルでした。

 テージスの最大の特徴はフロントフェイスにあり、クラシカルな印象を目指したといいますが、小動物のような印象です。反対にリアのデザインはシンプルで、前後の見た目に大きなギャップがあります。

 このデザインはオートショーに出展したコンセプトカーをベースにしており、ほぼそのままのデザインで市販化されました。

 テージスはフルモデルチェンジすることなく2009年まで生産され、日本では正規販売されませんでしたが、わずか数台のみ輸入されたので、いまも中古車が流通しています。

■スカイラインなのに超高級車だった!?

●プリンス「スカイラインスポーツ」

超高級車としてわずかな台数が販売された「スカイラインスポーツ」超高級車としてわずかな台数が販売された「スカイラインスポーツ」

 プリンス自動車が日産と合併する以前の1962年、イタリアの著名なデザイナー、ジョヴァンニ・ミケロッティのデザインによるプリンス「スカイラインスポーツ」が発売されました。

 発売に先立って1960年にイタリアのトリノ国際自動車ショーで、青のクーペと白のコンバーチブルという2台のスカイラインスポーツのプロトタイプが展示され、大きな反響を呼びます。

 スカイラインスポーツは、当時の日本車のデザインとは一線を画するほど流麗なスタイルで、内装も欧州のスポーツカーのような美しさと豪華さが共存。

 とくに印象的なのが丸目4灯のヘッドライトで、左右に吊り上がって配置されることで個性を主張しています。

 エンジンは最高出力94馬力の1.9リッターの直列4気筒を搭載し、シャシとともに「グロリア」のものが流用されました。

 また、当時としては先進的なオートチューニング機能があるラジオやオートアンテナが標準装備されるなど、プリンスは高級車に位置付けており、実際に価格はクーペが185万円、コンバーチブルが195万円と高額設定。

 1962年当時、国家公務員の大卒初任給が1万5000円ほどだったことから、いまなら2500万円くらいの価格に換算されます。

 そのため、あまりにも高価だったことと、ボディの多くがハンドメイドだったため、生産台数はクーペが35台、コンバーチブルが25台と、わずか60台しか生産されなかった幻の名車です。

※ ※ ※

 近年、話題となっているフロントフェイスのデザインというとBMWのクルマで、どのモデルも「キドニーグリル」と呼ばれるフロントグリルを伝統的に採用していますが、モデルチェンジのたびに巨大化しています。

 どこまで巨大化するのか、一時はネットでも話題になったほどで、モデルチェンジのたびにボディが大型化しているため、それに合わせてグリルの大きさを決めていることが想像できますが、さすがに大きすぎるとの声も上がっています。

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