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緊急事態宣言中のトラブルはご法度! クルマで出かける前はタイヤをチェック

くるまのニュース / 2020年4月24日 18時10分

JAF大阪支部は、2019年度の大阪府内のタイヤトラブルに関するロードサービス救援件数を公開。近年、JAFへのタイヤに関する救援要請が増加しています。

■タイヤのトラブルに関するロードサービス件数は5年間で2割増!

 JAF大阪支部は、2019年度の大阪府内のタイヤトラブルに関するロードサービス救援件数を公開し、運転前にタイヤの状態を確認することでの外出先でのトラブル回避を呼びかけました。

 近年、JAFではタイヤのトラブルに関する要請が増加しています。

 2019年度には2015年度と比べて7万8059件増の41万2164件(2015年度比123.36%)の要請がありました。

 また、ロードサービス全体に占めるタイヤに関連するトラブルの割合も増加しており、大阪府内でも2015年度から4776件増の3万5270件(2015年度比115.66%)がタイヤトラブルについての要請となっています。

 2017年にJAFが実施した「タイヤのパンクに関するアンケート調査」では、月に1回以上タイヤの確認をしている人は27.4%のみでした。安全にクルマを利用するためにも、1か月に1回以上はクルマを点検することが必要です。

 そうした現状を受け、JAFはタイヤに関する「ロードサービス隊直伝! 3つのチェックポイント」を公開しています。

●適正な空気圧は保てているか

 タイヤの空気圧が低いとタイヤがたわみやすく、空気圧が低いタイヤで高速走行を続けると、タイヤの接地面より後ろ側が波打つように変形するスタンディングウェーブ現象が起こりやすくなります。

 また、タイヤがたわむと熱を持ち、内部のベルトとゴムが剥離することや、コードと呼ばれる繊維が損傷し、バースト(破裂)につながる危険も高まります。

 空気圧不足のタイヤで長時間走行すると法定速度内でもバーストする可能性があるので、日頃からタイヤの点検をおこない安全なドライブを心がけてください。
 
●タイヤの溝は1.6mm以上あるか、また異物は挟まっていないか
 
 タイヤの安全性を図る基準のひとつに溝の深さがあります。

 タイヤの溝が浅くなると、雨天時などにスリップしやすくなり危険です。そのため、スリップサインと呼ばれるマークがタイヤに出てきたら交換時期の目安となります。

 また、溝の深さが1.6mm未満のタイヤは法律で車検を通すことができません。走行前にはタイヤの溝に異物が挟まっていないかを見るだけでなく、スリップサインにも注意してください。

 なお、スリップサインが出る箇所は、タイヤの横に三角形のマークがあるので、容易に確認できます。

●経年劣化に伴うゴムの硬貨、ひび割れはないか

 タイヤの空気圧や溝の深さに問題が無くても、油断はできません。例えば、ゴムでできたタイヤは長年使用することで硬化やひび割れを起こす可能性があります。

 そのようなタイヤも運転するうえではスリップやバーストの危険性があるため、十分に気を付けてください。

※ ※ ※

 現在日本国内は、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されています。

 外出する機会は多くないと思いますが、クルマやバイクを運転する際には、タイヤの状態確認と共に、自身の体調にも十分注意し、トラブルのない移動をこころがけてください。

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