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コロナ禍で免許や車が欲しい若者が増加!? 安全な移動手段として車が注目される訳

くるまのニュース / 2020年4月28日 9時10分

新型コロナウイルスの感染予防として「3密」を避ける対策が推奨されていますが、運転免許を持たない都市部の若者が、免許やクルマを欲しがっているという実態も明らかになりました。クルマを所有することのメリットとは、どのようなことなのでしょうか。

■運転免許やクルマがない人は新型コロナウイルス感染の危険にさらされる!?

 新型コロナでもっとも危険なのは、公共の交通機関だといわれています。確かにスーパーマーケットより圧倒的に“密”だし、海辺や公園と比べたって感染の可能性は大きいことだろう。

 電車内で会話しなくても咳やクシャミをしたら、コロナウイルスをまき散らす。ちなみに私(国沢光宏)は1か月以上、電車やバスに代表される公共の交通機関は使っていないです。

 もっとも安全な移動手段は、説明するまでもなくクルマです。自分のクルマなら移動中に感染する確率はほぼ無し。強いていえば、ガソリンスタンドの給油ノズルくらい(ガソリンを入れた後に、アルコールなどで手を拭けばいい)。

 現在の新型コロナ禍が収束しても、再び流行する可能性あるという。そんなことから、都市部でもクルマを再評価する動きが出ている。

 なかでも20歳代から30歳代中頃までの世代が、積極的だという。成田空港のレンタカー窓口に聞いてみたら「いままでも若い世代の利用者は少なくなかったですけれど、2月下旬くらいから片道レンタカーを使われるケースが明らかに増えています」とのこと。

 確かに空港から自宅までの移動手段として考えれば、もっとも便利で安心。2人以上ならレンタカー代も高くない。意外にも新型コロナの流行で、地域によってはレンタカーの予約が取りにくくなっているようです。

■クルマがあればいつでも好きなところへ出かけられる

 同じく中古車ディーラーも若い世代のお客さんが多くなったという。いままでもクルマを欲しいと考えていたのだけれど、買うきっかけを作れなかったようだ。新車を買うほどの予算は無いものの、中古車なら思っていたより安いということらしい。

トヨタ「アクア」の中古車は50万円くらいから購入でき維持費もそれほどかからないトヨタ「アクア」の中古車は50万円くらいから購入でき維持費もそれほどかからない

 トヨタの人気ハイブリッド車「アクア」など、マイカーとして十分使えるコンディションのクルマを50万円くらいから買えてしまう。

 さらに若い世代のSNSを見ると、運転免許を持っていない人達まで「新型コロナが落ち着いたら免許を取りに行こう」といい始めている。

 免許すら無いと、公共の交通機関に頼る以外選択の余地無し。いままで「クルマが無くても移動に困らない」と主張してきた人まで、考え方を変え始めているということなのかもしれません。

 参考までに書いておくと、50万円の中古車を買って4年間使った場合、車検や任意保険、整備などクルマ本体にかかる費用は1か月あたり1万8000円程度。これに駐車場代とガソリン代が掛かるくらい。

 月極駐車場の相場も、この30年間くらい変わっていない(都市部はバブル景気の頃より安くなったほど)。

 1か月1万円の駐車場だったとしても、車両価格や維持費などと合算して毎月3万円前後の出費とすると、毎日1000円程度。安心で便利な移動手段を確保出来るなら、高くないと思います。

 仮に、2人でバスに乗るだけで往復800円以上掛かることを考えれば、安いクルマを買えば意外にコストはかからないといえます。

 自分のクルマを持つと、コストコやイケアも気軽に行ける。もちろんたくさん買い物したって持って帰るのは楽チン。夜に出かけたとしても終電を気にしなくていい。

 何より休日に遊びに行こう思ったら、移動手段を考える必要無し。 それでいて新型コロナの心配をしなくていい。きっとクルマを買ったら人生の奥行きも変わると思います。

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