令和になってもまだスピード違反自慢してる!? ダサい交通違反自慢3選
くるまのニュース / 2020年5月4日 14時10分
安全な交通社会を実現するためには、交通ルールを遵守することが必要となりますが、なかには交通違反をしたことを「自慢」してしまう人が稀にいるようです。いったい、どんな違反行為が「自慢」になってしまうのでしょうか。
■交通ルールを守る人から見ると少しイタい? 交通違反自慢あるある
交通ルールは必ず守ることが大前提ですが、免許を取得してから何年も経つと徐々に不注意や違反が起こりがちです。そして、決して多くはないものの、自分のやんちゃな側面をアピールしたくて、違反行為を「武勇伝」として語ってしまう人もなかにはいるようです。
そういった発言の裏にはマウンティング(自分が相手より上の立場だということを主張する行為)の意味が含まれていることも多いようですが、そうした稀に聞かれる交通違反自慢のなかから、3つの自慢をピックアップして紹介します。
●スピード違反自慢
スピード違反は、交通違反のなかでもとくに身近な違反行為ですが、とくに高速道路では爽快感に任せてスピードを出してしまうことも多いので、注意が必要です。
そして、ただスピード違反をするだけでなく「ついついスピードを出しすぎてしまう」、「この前高速道路で〇〇km出した」と自慢してしまう人もなかには見られます。スピード違反自慢は、自身に破天荒なイメージを持たせたいがためのマウンティングかもしれませんが、立派な交通違反です。
クルマのスピードは出せば出すほど制御することが難しくなり、事故の危険性が高まります。クルマのスピードメーターは180km/hまで表示されていることが多いですが、もちろんそこまでスピードを出して良いという意味ではありません。
スピード違反は罰金刑では済まず、懲役刑まで課されるケースもあります。必ず法定速度を守りましょう。
●ゴールド免許持ってない自慢
ゴールド免許は無事故無違反の証。正式名称は「優良運転者」ですが、有効年の帯の色がゴールドなのでゴールド免許と呼ばれます。ゴールド免許は継続して5年以上免許を保有して、その間に違反や人身事故を起こさなければもらえます。ゴールド免許で違反してしまうとブルー免許になります。
ごく稀ですが、なかには運転歴が長いにも関わらず、ゴールド免許を持っていないことを自慢する人がいます。ついつい、自分が起こしてしまった事故や違反の状況などを話したくなってしまうのかもしれません。
とはいえ、失敗からきちんと学ぶことが重要です。そうした人も5年以上無事故無違反を心がければゴールド免許に返り咲くことができるため、目指してほしいものです。
一方で、ゴールド免許を自慢する人はあまり見かけません。ゴールド免許は免許更新者の半数を超えているので、持っていても「運転が上手」というイメージを持ちづらいのでしょう。
また運転をしなければゴールド免許になってしまうので、ゴールド免許保有者に対して「ペーパードライバー」というイメージをもつ人もいるようです。
とはいえ、ゴールド免許を持っていると免許の更新費用が安くなるだけではなく、自動車の任意保険の割引を受けられるメリットもあることから、すべての人にゴールド免許を目指していただきたいものです。
■まだいる? 「あおり運転自慢」する人
●あおり運転自慢
あおり運転とは、まわりのクルマの運転を妨害するような迷惑行為のことを指し、前を走るクルマとの間を極端に詰める行為、蛇行運転、幅寄せなどがこれに当たります。
2020年の道路交通法の改正では、新たにあおり運転に関する規定が設けられると見られており、取り締まりの強化だけでなく厳罰化も進んでいる状況です。
あおり運転の厳罰化も進められている(写真はイメージ)
こうした状況のなかで、大っぴらにあおり運転を自慢する人は見かけなくなりましたが、まだまだ仲間内で「昨日も前のクルマが遅くって……」などと、自慢のように聞こえる発言をしてしまう人もなかにはいます。
あおり運転は、急に割り込まれたり、前をゆっくりと走るクルマがなかなか追い越せなかったりしたときなどに、怒りの感情がわくことでやってしまうということがあるようです。
このように運転中だけ攻撃的になる人のなかには、普段は怒りの気持ちを普通に抑えて生活している人もいると考えられます。
しかし、クルマの中では自分が守られているし、大きな機械が自分の意のままに動くので気持ちが大きくなり、つい怒りを抑えられなくなってしまうということもあるでしょう。
あおり運転は重大な事故にもつながる危険な行為なので決しておこなってはいけません。また、追い越し車線を走り続けないことなどについても、すべてのドライバーが遵守することが必要でしょう。
※ ※ ※
交通違反を起こすと、犯罪となってしまう以前に命にかかわる被害が出る可能性があります。やんちゃ心はグッと抑えて、日々の安全運転を心がけていきましょう。
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