軽ワゴンは背が高いとエラい? 超人気ホンダ「N-BOX」に「ウェイク」はどう迫る?
くるまのニュース / 2020年5月14日 14時50分
ダイハツ「ウェイク」とホンダ「N-BOX」、ともに両側スライドドアを装備した軽自動車ですが、どのような特徴や違いがあるのでしょうか。使い勝手の部分を中心に比較してみました。
■ウェイクとN-BOX、室内高がより高いのはどっち?
ダイハツには後席スライドドアを装備した軽自動車が複数ラインナップされていますが、なかでもとくに背が高く、かつアウトドア要素が強く感じられるモデルとして「ウェイク」が存在します。
一方、近年とくに販売台数の多い軽自動車としてホンダ「N-BOX」が存在。N-BOXも後席スライドドアを装備した軽自動車ですが、果たして両車はどのような違いがあるのでしょうか。それぞれの特徴を比較します。
まず、両車の外観の違いを比較します。
ウェイクはサイズ感の大きさを強調したスクエアなデザインが特徴です。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1835mm。車内の広さが視覚的にもわかる外観となっており、実際に室内高は軽トップクラスの1455mmを達成するなど、大人でもリラックスできる広さとなっています。
対して、N-BOXのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1790mm(2WDモデル)。ウェイクと比較して親しみやすいシンプルなデザインが特徴的です。
N-BOXのボディデザインは標準モデルとカスタムモデルの2種類ですが、とくに標準モデルは丸目のLEDヘッドライトを採用し、洗練されつつかつ愛嬌も感じられる雰囲気です。一方、カスタムモデルはエアロパーツや大型メッキグリルで迫力ある印象です。
次に、両車の内装と荷室を比較します。
ウェイクの室内高は前述のとおり1455mm。一方N-BOXは1400mmを確保し、ウェイクには及ばないものの広い車内を実現しています。
また、ウェイクは全車ベンチシート仕様となっているのに対し、N-BOXは前席がベンチシートの仕様のほかにスーパースライドシートの仕様も選択できます。
スーパースライドシート仕様を選択した場合、助手席が前後に570mmもスライド。スライドドアから運転席にアクセスすることや、後席の子供の世話をスムーズにおこなうことが可能となります。
■車内の広さが特徴の2台、荷室はどう違う?
両車の荷室環境も比較していきます。
ウェイクの荷室は通常の状態でも十分広く、さらに後席をスライドすることや後席・助手席を倒すことでより広い荷室とすることが可能。アレンジ次第で自転車の積載もできます。
荷室フロア高は595mmで、ラゲッジの床下部分には容量90Lのアンダートランクも装備。荷物の積み分けも容易となっています。
N-BOXのラゲッジルームも、後席を倒すことで自転車のような大きな荷物を積載可能なほか、ウェイクにはない機能として後席の座面を跳ね上げる機能を装備。大きく高さのある荷物をスライドドアから積載するのにも便利です。
また、荷室フロア高は470mm(FF車・ベンチシート仕様およびスーパースライドシート仕様)とウェイクよりも低く、重い荷物でも少ない負担で積み込めます。
ダイハツ「ウェイク」
続いて、走行性能についても確認してみましょう。
ウェイクに搭載されているエンジンは、660ccの自然吸気/ターボです。2WDモデルの燃費(JC08モード、以下同様)は自然吸気で25.4km/L、ターボで23.8km/Lとなっています。全モデルにアイドリングストップ機能「エコアイドル」を搭載しているため、余計な燃料を消費しません。
N-BOXにも、660ccの自然吸気/ターボという2種類が搭載されています。2WDモデルの燃費は自然吸気で27.0km/L、ターボで25.6km/Lから25.0km/Lとなっています。なお、N-BOXもウェイクと同じくアイドリングストップ機能が搭載されています。
次にN-BOXとウェイクの安全装備を比較します。
ウェイクにはダイハツ独自の安全支援システム「スマートアシストIII」が搭載されており、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報など、運転中のアクシデントを未然に防ぐ機能が充実しています。「D」グレードを除くモデルに標準装備されています。
一方N-BOXには、安全運転支援システム「ホンダセンシング」が搭載されています。突軽減ブレーキをはじめとした10種類の安全装備が用意されているだけでなく、N-BOXは全車へ標準装備とされていることが特徴です。
※ ※ ※
ウェイクの価格(消費税込、以下同様)は、137万5000円から187万5500円となっています。一方、N-BOXの価格は141万1300円から212万9600円です。
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