全長5m超えのSUV!? 巨大なマツダ車「CX-9」 最上級モデルの魅力とは
くるまのニュース / 2020年5月20日 10時10分
SUVのラインナップが豊富なマツダですが、日本では販売されていない「CX-9」というモデルが北米に存在しています。国内でのフラッグシップSUV「CX-8」よりも大きいCX-9とは、どのようなモデルなのでしょうか。
■プレミアムな巨大SUV「CX-9」とは?
昨今SUVのラインナップを増やしているマツダですが、国内では「CX-3」「CX-30」「CX-5」「CX-8」といったモデルを販売しています。
その一方で北米では、CX-8よりもさらに大きい「CX-9」というクロスオーバーSUVが販売されています。CX-9とは、一体どのようなモデルなのでしょうか。
現行CX-9は2代目モデルで、初代は北米やオーストラリアをはじめとする世界各国で販売されていました。
2016年に登場したモデルは2代目となり、北米を中心に販売されています。なお、日本では販売されていないモデルですが、広島県広島市のマツダ本社に隣接する宇品第1工場で生産されます。
CX-9のボディサイズは、全長5065mm×全幅1969mm×全高1717mmと非常に大柄です。日本ではラージサイズに入りますが、北米ではミドルサイズに分類されています。
マツダのデザインテーマ「魂動デザイン」を採用した外観は、新世代商品群のハイエンドモデルとしての風格を感じさせます。また、内装もプレミアム感が漂い、やわらかい触感のナッパレザーや、アルミや木目を使用した上質なデザインとしました。
ファミリー層をターゲットとするCX-9は、3列シートを備えて、2列目シートがキャプテンシート6人乗りとベンチシートの7人乗りが用意されています。
CX-9のパワートレインは、新開発の2.5リッター直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を、当時のマツダ車として初めて搭載しています。トランスミッションは6速ATで、駆動方式は2WD(FF)とAWDを用意しています。
最上級グレードの「シグネチャー」に標準装備される「i-ACTIV AWD」は、オフロード走行時のトラクションアシスト機能により、オフロード走行をサポートします。
安全性能では、先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」が全車標準装備。ブラインドスポットモニタリングやリアクロストラフィックアラート、歩行者感知機能搭載のアドバンストスマートシティブレーキサポートなどを装備しています。
さらに、「G-ベクタリング・コントロール・プラス」も標準装備され、低速からの日常走行、高速直進走行、ワインディング走行や緊急回避時など、誰もがリラックスして思いのままにクルマを操れる感覚をさらに高い次元に引き上げました。
上級グレードの「グランドツーリング」と「シグネチャー」では、ハンズフリーのパワーリフトゲートを採用し、荷物の積み込みが楽におこなえるなど使い勝手の良いSUVとして、ファミリー層のニーズに応えています。
CX-9の北米価格は3万3890ドルから4万6215ドル、日本円で約363万円から495万円です。
※ ※ ※
日本のマツダ車における最上位SUVの「CX-8」も3列シートを備え、6人乗りと7人乗りがラインナップされています。
CX-8のシャシはCX-9をベースとしていますが、ボディサイズは全長4900mm×全幅1840mm×全高1730mmと、日本の道路環境を鑑みてCX-9よりひと回りコンパクトなサイズとなりました。
ボディサイズは少し異なりますが、キャラクターは両車で似ているといえます。なお、CX-8は北米では販売されていません。
また、CX-8のエンジンは、2.2リッターディーゼルと2.5リッターガソリンターボがありますが、CX-9は2.5リッターガソリンターボのみでディーゼルの設定はないなど、販売される地域の特性を考慮した商品設定がされています。
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