高性能を誇示しないのが魅力!? ちょいワルオヤジに乗って欲しい国産「GTセダン」3選
くるまのニュース / 2020年7月13日 11時10分
長距離を快適に走るために、ハイパワーなエンジンや快適な居住性を実現した「GT」と呼ばれるモデルがあります。そこで、今回は「GT」の名にふさわしい国産セダンをピックアップして紹介します。
■オトナに似合う! 日本を代表するGTセダンたち
長距離を快適に移動できる高性能なクルマを「GT」(グランドツーリング)と表現することがあります。こうしたモデルは、見た目は派手ではないことが多いものの、そのボディに秘められたパワーは凄まじく、スポーツカーにも負けないほどです。
今回は、「GT」にあてはまる国産セダンを3車種ピックアップして紹介します。
●日産「スカイライン」
日産「スカイライン」は、現行モデルが2014年2月に発売されたセダンです。2019年9月にはビッグマイナーチェンジを受け、GTセダンとしての走りの良さに磨きがかかっています。
ビッグマイナーチェンジでは、フロントマスクに日産車の共通デザイン「Vモーショングリル」を採用。リアにはスカイライン伝統の「丸目4灯テールランプ」が採用されています。
搭載されるパワートレインは3リッターV型6気筒ツインターボエンジンと、3.5リッターV型6気筒+モーターのハイブリッドの2種類です。
このうちターボモデルは、304馬力を発揮する通常仕様に対し、405馬力までエンジンスペックが強化された「400R」を用意。並のスポーツカーを上回るハイパワーぶりとなっています。
一方、ハイブリッドモデルは、新世代の自動運転技術「プロパイロット2.0」を搭載。クルマがアクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシストし、一定の条件下で「手放し」運転も可能となります。長距離ドライブでのドライバーの負担を軽減させる装備です。
また、足回りにはドライバーの意図を汲み取ってアシストする「ダイレクトアダプティブステアリング」を世界初搭載します。
スカイラインの価格(消費税込、以下同様)は435万3800円から644万4900円です。
●トヨタ「クラウン」
日本を代表する高級セダンとして長い歴史を持つ「クラウン」は、現行モデルが2018年6月に登場しました。
日本専売モデルであるものの、開発時にはドイツのニュルブルクリンクサーキットで徹底的な走り込みを実施。走りの質を高める取り組みをしています。
搭載されるパワートレインは、2リッター直列4気筒ターボと、2.5リッター直列4気筒+モーターのハイブリッド、そして3.5リッターV型6気筒+モーターのハイブリッドが用意されます。
なかでも3.5リッターのハイブリッドモデルは2基のモーターを搭載。エンジン出力は299馬力、モーター出力は180馬力とハイパワーです。WTLCモード燃費は16.0km/Lと、環境性能も配慮されています。
日本の道路事情にマッチしたボディサイズにもこだわったクラウンは、日本らしいGTモデルといえそうです。
クラウンの価格は469万5000円から743万1000円です。
■MT搭載! 走りが楽しいGTセダンとは?
●マツダ「マツダ6セダン」
最近のマツダ車は、登録車において共通のデザインコンセプト「魂動デザイン」を採用し、どのモデルも流麗なデザインを実現しています。
6速MT仕様の設定があるマツダ「マツダ6セダン」
そして、そのなかでフラッグシップにあたるモデルが「マツダ6」です。ボディタイプはセダンのほかにワゴンも存在します。
マツダ6に搭載されるパワートレインは、2リッター直列4気筒と2.5リッター直列4気筒、2.5リッター直列4気筒ターボ、そして2.2リッター直列4気筒ディーゼルがあります。駆動方式はFR/4WDが設定されるスカイラインやクラウンとは異なり、FF/4WDです。
また、スカイラインやクラウンとマツダ6が違うところは、マツダ6はトランスミッションに6速ATのほかに6速MT仕様を用意する点です。6速MTを設定されるのはディーゼルエンジンのグレードで、走りをより楽しむことができます。
さらに、前後と横方向のGを総合的にコントロールして、車体の安定性を向上させる制御技術「G-ベクタリング コントロールプラス」を搭載。乗り心地の良さが向上するほか、ドライバーはあたかも運転が上手くなったかのような感覚を味わえるといいます。
スポーティに走ることができ、マツダらしい「人馬一体」らしさを感じられるセダンといえるでしょう。
マツダ6の価格は289万3000円から431万7500円です。
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