黒いトヨタ「GRヤリス」お披露目! 細部まで丸見えな予約者用展示を実施
くるまのニュース / 2020年6月5日 7時40分
トヨタとして20年ぶりのスポーツ4WDシステムを搭載したモデル「GRヤリス」の先行予約者向けのお披露目会が実施されました。展示された黒い「GRヤリス」にはどのような魅力が詰まっているのでしょうか。
■「GRヤリス」先行予約者向けに実施されたお披露目会
2020年1月10日に世界初公開されたトヨタ「GRヤリス」。同日から1stエディションの予約を開始していますが、その先行予約者向けのお披露目会がトヨタモビリティ東京で開催されました。
1stエディションには、特別仕様車「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」と特別仕様車「RZ ファーストエディション」が設定され、2020年1月10日から6月30日までの期間内に予約をすることで購入が可能となっています。
また、6月2日には通常モデルのラインナップを公表。「RZ」は、1.6リッター直列3気筒直噴ターボエンジンに6速MTを組み合わせています。
駆動方式は、多板クラッチによる前後駆動力可変システム採用の新開発スポーツ4WDシステム「GR-FOUR」を搭載。
もうひとつの「RS」は、1.5リッター直列3気筒ダイナミックフォースエンジンにDirect Shift-CVTを組み合わせマニュアル感覚の操作が楽しめる、10速シーケンシャルシフトマチックのパドルシフトを装備したFF仕様です。
また、競技ベース用モデルの「RC」は、「RZ」と同様の1.6リッター直列3気筒直噴ターボエンジンに6速MTに「iMT」を組み合せて、駆動方式にスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」を採用しています。
今回、展示されていたモデルは特別仕様車「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」で、ボディカラーは同社「クラウン」にも設定されているプレシャスブラックパールです。
GRヤリスの先行予約者向けお披露目会は、都内にあるGRガレージ(三鷹、北池袋、蒲田、深川)で5月31日から6月7日に限定でおこなわれました。
また、1st エディションを見た先行予約者は、細かな部分の装備や特典内容などに興味を持っていたようです。
■2台の1stエディションは何がスゴイのか?
期間限定予約での受付となる2台の1stエディションモデルには、どのような特徴があるのでしょうか。
ハイパフォーマンスモデルはBBS製の18インチ鍛造アルミホイールにミシュラン製「PILOT SPORT 4 S(225/40R18)」を装着
RZ ファーストエディションは、RZグレードをベースにマットブラック塗装を施したラジエターグリル、フロントサイドディフューザー、リアスポイラー及びリアバンパーを特別装備。
内装では、ファブリック素材のスポーツシートを前後席に採用するほか、2つのスピーカーを搭載します。
足元は、エンケイ製の18インチ鋳造アルミホイール(ブラック)にダンロップ製「SP SPORT MAXX 050(225/40R18)」を装着。
対して、RZ ハイパフォーマンスはRZグレードをベースに、より限界性能を高めた装備に加え、RZ ファーストエディションの特別装備に加えて以下の部分が異なります。
内装は、スエード/サイド合皮素材のスポーツシートを前後席に採用するほか、8つのスピーカーを搭載するJBLサウンドシステムとアクティブノイズコントロールを装備。
足元は、BBS製の18インチ鍛造アルミホイール(マットブラック)にミシュラン製「PILOT SPORT 4 S(225/40R18)」を装着するほか、より高いレベルの走りに応えられるトルセンLSDを前後に採用しました。
走行時の熱対策用に空冷インタークーラーの冷却スプレー機能を搭載。これは、トランクスペースの下側にウォータータンク(3.7リットル)からインタークーラーに水を噴射する仕組みです。さらにフロントバンパーには、ブレーキの冷却性を向上させる専用ダクトも備わっています。
各1stエディションは、特別仕様ならではの豪華な装備が備わっていますが、パワートレインと駆動方式は、通常モデルのRZやRCと共通です。
パワートレインは、ハイパフォーマンスを誇る新開発のスポーツエンジンとなる1.6リッター直列3気筒直噴ターボエンジン(最高出力272馬力/最大トルク37.7kgf・m)を搭載します。
また、ドライバーの意思で状況に合わせた走りを選択可能なスポーツモード付VSCを搭載し、車両挙動の乱れを緩和するEXPERTモードを設定。
スポーツ4WDシステム「GR-FOUR」は、シフトレバー前方に配置される4WDモードスイッチで3つのモードに切替が可能。「ノーマル(60:40)」、「スポーツ(30:70)」、「トラック(50:50)」といった、ドライバーの好みや路面状況に応じて前後のトルク配分をコントロール出来ます。
※ ※ ※
また、GRヤリスにはボディカラーやルーフ素材(カーボン調/マーブル調)などのメーカーオプションが存在するため、予約者は今後の商談でオプションに関する説明を受けるようです。
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