カッコイイを超越して官能的!? セクシーなクルマ5選
くるまのニュース / 2020年6月5日 6時10分
スポーツカーやスーパーカーは、だれの目にもカッコよく映りますが、そのカッコよさを超越して妖艶なモデルが存在。そこで、カッコイイだけじゃなくセクシーなデザインのモデルを、5車種ピックアップして紹介します。
■カッコよさのなかに、妖艶さがうかがえるクルマとは
これまで販売されたクルマのなかには、見た目がカッコイイや美しいと評されたクルマが数多くあります。
そうしたクルマのなかには、カッコよさや美しさを超越した妖艶なモデルも存在。
そこで、艶やかでセクシーなデザインのモデルを5車種ピックアップして紹介します。
●マツダ(アンフィニ)「RX-7」
速さと美しさを備えたピュアスポーツカー「RX-7」
1991年に発売されたマツダ(アンフィニ)「RX-7」は、ハイパワーなロータリーエンジンを搭載した生粋のスポーツカーとしてデビューしました。
外観は複雑な曲面を多用した流麗なルックスで、ダブルバブルのルーフやショートデッキ・ロングノーズを採用したスタイルによって、新しさのなかにクラシカルなスポーツカー像を表現。
フロントフェイスは国産車で最後となったリトラクタブルヘッドライトが採用され、低く構えた小ぶりなキャビンとワイドトレッドが相まって、高い運動性能を予見させます。
エンジンは654cc×2ローターターボが搭載され、最高出力は255馬力を発揮するも、後に改良が重ねられた結果280馬力に到達。
シャシ性能も高く、アルミを多用した軽量なボディと専用に開発された4輪ダブルウイッシュボーンサスペンションにより、優れた運動性能を発揮しました。
排出ガス規制の強化などにより2003年に販売を終了しましたが、いまでも国内外に多くのRX-7ファンが存在します。
●スバル「アルシオーネSVX」
スバル車のなかでもっとも美しいと定評がある「アルシオーネSVX」
スバル初のスペシャリティカーとして1985年に発売されたスバル「アルシオーネ」は、直線基調の外観と未来感あふれる内装のデザインが特徴でした。
そして1991年、2代目にあたる「アルシオーネSVX」が登場。外観は直線基調の先代から一転し、曲面を多用した美しいフォルムの2ドアクーペとなりました。
デザインの原案はジョルジェット・ジウジアーロの手によるもので、アルシオーネSVXの美しさ強調する「ミッドフレームサイドウインドウ」は、他に類を見ない個性を主張しています。
エンジンは最高出力240馬力を発揮する3.3リッター水平対向6気筒を搭載し、駆動方式はフルタイム4WDを採用するなど、ハイクラスなGTをコンセプトとしていました。
アルシオーネSVXは1997年に生産を終了しましたが、いまも愛好家が存在し、アルシオーネSVXを専門に扱う中古車店も存在します。
●日産「スカイラインGT-R」
迫力あるスタイルながら妖艶な一面もある「スカイラインGT-R」
1989年に発売された8代目「スカイライン」では、16年ぶりに「GT-R」が復活。初代GT-Rと同じく、レースで勝つことを目的に開発されました。
3代目スカイラインGT-Rの外観は、225/50R16のワイドタイヤを収めるために大きく張り出したブリスターフェンダーと、大型の前後スポイラーが特徴的です。
また、全体のフォルムはロングノーズの正統派2ドアクーペで、とくにサイドビューは美しいシルエットを描いています。
さらにラジエーターやオイルクーラー、エンジンルームの冷却のために、フロントグリル部分を大きくした専用ボンネットとバンパーは、標準モデルにない迫力あるフロントフェイスを形成。
エンジンは最高出力280馬力を発揮する2.6リッター直列6気筒DOHCツインターボを搭載し、電子制御で4輪に駆動力配分をおこなう「アテーサE-TS」4WDシステムを採用。レースでは無敵を誇りました。
3代目スカイラインGT-Rは1994年に生産を終了し、1995年に次世代の5代目へとバトンタッチしています。
■現行モデルの華麗で獰猛なクーペとは!?
●プジョー「406クーペ」
まさにセクシーなクーペといえる「406クーペ」
プジョー「406」というと、リュック・ベッソン製作の映画「TAXi」に登場した4ドアセダンが広く知られていますが、1997年には2ドアクーペの「406クーペ」が発売されていました。
多くのコンポーネントはセダンと共通ですが、外観は完全に別モノで、とくにフロントフェイスはセダンのイメージを残しつつも、よりシャープな印象となっています。
デザインはフェラーリなど、多くのスーパーカーを手がけたカロッツェリア・ピニンファリーナが担当し、製造も同社でおこなわれました。
全体のフォルムはフロントからルーフを経てリアまで流れるようなラインが、406クーペの美しさを演出しています。
当初、搭載されたエンジンは2リッター直列4気筒と3リッターV型6気筒ガソリンで、後に2.2リッターのディーゼルとガソリンが加わります。
406クーペのスタイルは絶賛されフランス以外でも人気となり、日本にも1998年から2005年まで3リッターモデルが正規輸入されていました。
●アストンマーティン「ヴァンテージ」
凶暴さと美しさが共存する「ヴァンテージ」
創業から100年以上と長い歴史を持つイギリスのスポーツカーメーカー、アストンマーティンは、古くから美しいクルマを数多く生み出してきました。
現行モデルでは3台のクーペをラインナップしていますが、なかでもエントリーモデルとして販売している「ヴァンテージ」は、美しさに定評があるモデルです。
外観は「肉食獣」をコンセプトにデザインされた伝統的なロングノーズ・ショートデッキのスタイルで、筋肉質な前後フェンダーの張り出しが、美しさのなかに迫力を演出。
内装は、機能性と走りへのこだわりが感じ取れるコクピットのデザインが印象的です。
ヴァンテージはエントリーモデルといっても強力なスペックの持ち主で、エンジンは510馬力を発揮する4リッターV型8気筒ツインターボを搭載し、最高速度は314km/h、0-100km/h加速は3.6秒を誇ります。
なお、ヴァンテージはアストンマーティンによって、「捕食者」や「ハンター」と表現され、高い運動性能を持つモデルです。
※ ※ ※
近年に登場したセダンやSUVは、クーペに近い流麗なフォルムのモデルが多い印象です。
わかりやすくカッコよさを表現するには、車高を低くしてクーペのようなフォルムにするのが手っ取り早いのかもしれませんが、こうしたモデルのすべてが美しいわけではなく、なかには狙いすぎ感が否めないモデルもあります。
後世でも語り継がれるようなデザインというのは、当然ながら簡単には生み出せないということです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
V6ターボ搭載で420馬力!? 日産「“最強”スカイライン」がスゴい! 手組みエンジン&赤い「GT」バッジが特別すぎる「NISMO」どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年9月17日 15時10分
-
日産「“5ドアワゴン”GT-R!?」 展示に反響多数!? 「興奮する」「あこがれる」 5速MTに強力「ツインターボ」搭載! 「フル武装」仕様のスゴいモデルが米で登場
くるまのニュース / 2024年9月9日 7時10分
-
“830馬力”超え! 新型「2人乗りスポーツカー」初公開! 「匠の手組みV12」搭載&斬新“テールライト”! 史上最強の最上級クーペ「ヴァンキッシュ」発表!
くるまのニュース / 2024年9月6日 9時30分
-
“V10エンジン”搭載!? ホンダの「“2ドア”クーペ」がスゴイ! ド迫力の超「ロングノーズモデル」! 500馬力超え目された“NSX後継機”「スポーツカーC」とは
くるまのニュース / 2024年9月5日 12時30分
-
「V型16気筒エンジン」搭載したスーパーセダン! 400馬力を“6速MT”で操る「爆速モデル」が楽しそう! “世界最強セダン”目指した「7S」とは
くるまのニュース / 2024年9月2日 22時10分
ランキング
-
1健康診断の数値が改善する7つの習慣とは…いわき市で糖尿病の専門医師が解説・福島県
福島中央テレビニュース / 2024年9月23日 14時31分
-
2「高くても低くてもダメ」血糖値の正しい整え方 人格破綻まで招きかねない「低血糖」の恐怖
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 17時0分
-
3どんな時にスマホを買い替える? 3位スペック不足を感じた時、2位故障した時…1位は?
まいどなニュース / 2024年9月23日 16時0分
-
4「そうだったのか!」料理長が教える玉ねぎの剥き方が参考になる
おたくま経済新聞 / 2024年9月23日 18時0分
-
5コーヒーよりもはるかに効果的…88歳医師が「長生きしたいならこれを飲むべき」と強く勧める"飲み物"
プレジデントオンライン / 2024年9月23日 15時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください