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なぜ日本で売らない!? イケメンばかりの最新クロスカントリー4WD車5選

くるまのニュース / 2020年6月6日 6時10分

悪路走破性や耐久性が高い4WD車といえば、ラダーフレームを採用したクロスカントリーモデルです。外観は無骨なイメージがありますが、なかにはスタイリッシュなモデルも存在。そこで、最新のクロスカントリー4WD車を5車種ピックアップして紹介します。

■日本で売られていない本格的なクロスカントリー4WD車たち

 いまや世界中で人気となっているSUVは、各メーカーからさまざまな車種が登場しており、外観のデザインはスタイリッシュなモデルばかりです。

 一方で、悪路走破性や耐久性が高い本格的なクロスカントリー4WD車は、無骨なイメージがありますが、海外で販売している国産メーカーのクロスカントリー4WD車のなかには、スタイリッシュなモデルも存在。

 そこで日本では販売されていない、スタイリッシュな本格クロスカントリー4WD車を、5車種ピックアップして紹介します。

●日産「テラ」

いまは数少ない日産のクロカン4WDのひとつ「テラ」いまは数少ない日産のクロカン4WDのひとつ「テラ」

 日産「テラ」は、2018年から中国や東南アジアで販売されているSUVで、ラダーフレームを持つピックアップトラック「ナバラ」をベースとしたモデルです。

 ボディサイズは全長4885mm×全幅1865mm×全高1835mmとトヨタ「ランドクルーザープラド」に近いサイズで、フロントフェイスには昨今の日産車のデザインコンセプトである「Vモーショングリル」が採り入れられています。

 力強さを誇示するフロントフェンダーの造形から、ドア、リアフェンダーに続くラインは、ラダーフレームのクロスカントリーSUVらしいタフさと、乗用車的な都会にも似合う洗練されたデザインを融合。

 搭載されるエンジンは、最高出力190馬力を発揮する直列4気筒ツインターボディーゼルで、組み合わされるトランスミッションは7速ATのみ、2WDと4WDが設定されています。

●トヨタ「フォーチュナー」

ランドクルーザープラドよりも都会派デザインの「フォーチュナー」ランドクルーザープラドよりも都会派デザインの「フォーチュナー」

 2004年にデビューしたトヨタ「フォーチューナー」は、新興国市場をターゲットに、ひとつのプラットフォームから多様なニーズに合わせたクルマを生産する「トヨタIMV」プロジェクトから生み出された7人乗りの3列シートSUVで、ピックアップトラックの「ハイラックス」のラダーフレームを共有しています。

 2015年のモデルチェンジで登場した現行モデルは、欧州で人気の高いトヨタのグローバルデザイン「キーンルック」デザインを採用。

 フロントグリル中央のトヨタエンブレムを中心にV字に広がる立体的なデザインと、精悍なヘッドライトが組み合わされています。

 ボディサイズは全長4795mm×全幅1855mm×全高1835mmで、スタイリッシュでありながら力強さを感じさせる外観です。

 搭載されるエンジンは販売地域によって違いがあり、最高出力177馬力の2.8リッター直列4気筒ディーゼルターボ、150馬力の2.4リッター直列4気筒ターボディーゼル、166馬力の2.7リッター直列4気筒ガソリンなどを設定。

 ディーゼルエンジン搭載車は2WDと4WD、ガソリンは2WDで、組み合わされるトランスミッションは6速MTと5速AT、6速ATが用意されています。

●三菱「パジェロスポーツ」

パジェロの名に恥じぬ悪路走破性を誇る「パジェロスポーツ」パジェロの名に恥じぬ悪路走破性を誇る「パジェロスポーツ」

 現行モデルの三菱「パジェロスポーツ」は2019年にタイで発表され、販売が開始されました。

 オフロードでの走破性・耐久性・信頼性・安全性を備えていながら、スタイリッシュなデザインと快適性を併せ持ったSUVで、堅牢なラダーフレームを持つ本格オフロードモデルとして世界各地で生産・販売されています。

 当初、パジェロスポーツは、日本で1996年に発売された「チャレンジャー」の輸出モデルとして登場しましたが、現行モデルでは独立したモデルとなっています。

 フロントフェイスは三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」が採用され、ボディサイズは全長4785mm×全幅1815mm×全高1800mmのミドルサイズです。

 搭載されるエンジンは最高出力181馬力の2.4リッター直列4気筒ターボディーゼルを基本とし、組み合わされるトランスミッションは8速AT/5速AT/6速MT/5速MTが仕向け先やグレードによって用意されています。

■いすゞのSUVはグッドデザイン賞を受賞するほどイケてる!?

●トヨタ「FJクルーザー」

ネオクラシックSUVとし大ヒットした「FJクルーザー」ネオクラシックSUVとし大ヒットした「FJクルーザー」

 2006年にデビューしたトヨタ「FJクルーザー」は、「ランドクルーザープラド」と共通のラダーフレームを採用した本格的なSUVで、当初は北米市場専用モデルとして発売されました。

 その後、日本での販売を望む声が多かったため、2010年から日本でも販売されることになります。

 ボディサイズは全長4635mm×全幅1905mm×全高1840mmの堂々としたサイズで、丸2灯のヘッドライトやグリル前面に配された「TOYOTA」のロゴ、白色ルーフなどで「40系ランドクルーザー」のイメージを採用。

 最新のメカニズムながらレトロなスタイルのミドルサイズSUVとして、高い人気を誇りました。

 搭載されたエンジンは最高出力276馬力を発揮する4リッターV型6気筒のみ。5速ATが組み合わされたパートタイム4WDで、海外仕様では6速MTや2WD車も設定されています。

 国内外でヒットしましたが、北米では2014年、日本では2018年に販売を終了。現在は南アフリカや中東でのみ、販売が継続されています。

●いすゞ「mu-X」

いまも海外で活躍している、いすゞのSUV「mu-X」いまも海外で活躍している、いすゞのSUV「mu-X」

 世界100か国で販売されているいすゞのピックアップトラック「D-MAX」のラダーフレームをベースに開発されたSUV「mu-X(ミューエックス)」は、2014年に登場。

 GMとの共同開発車で、シボレー「トレイルブレイザー」と兄弟車となっています。

 また、車名の「mu」は「Multi Utility」から由来しており、「X」はエクスプレスや極限、エクストリームなクルマという意味です。

 ボディサイズは全長4825mm×全幅1860mm×全高1860mmと、ミドルクラスSUVとしては標準的なサイズで、外観はアグレッシブなフロントフェイスに対し、スマートな印象のサイドラインが特徴で、張り出した前後フェンダーで存在感と力強さを表現しています。

 搭載されるエンジンは、最高出力177馬力の3リッター直列4気筒ターボディーゼルを基本とし、駆動方式は2WDと4WDを設定。

 日本国内での販売はおこなわれていませんが、2014年度グッドデザイン賞を受賞するなど、国内のいすゞファンからも注目されました。

 現在は、タイ、オーストラリア、フィリピンなどで販売されており、並行輸入する販売店も存在します。

※ ※ ※

 日本国内で販売されているSUVは、モノコックボディのクロスオーバーSUVが主流です。

 一方で、東南アジアやオーストラリアでは、未舗装路が多い郊外における悪路走破性と高い耐久性が求められることから、堅牢なラダーフレームを採用したクロスカントリー4WD車が数多く存在します。

 国内ではラダーフレームのSUVは限られていますが、世界に目を向けると日本ブランドの本格的なクロスカントリー4WD車がまだまだ活躍中です。

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