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トヨタ新型「ハイラックス」 デザイン刷新でイケメンに!? 2020年7月中旬発売か

くるまのニュース / 2020年6月14日 14時10分

トヨタの新型「ハイラックス」が2020年6月4日に欧州やタイ、オーストラリアで発表されました。近々、日本でも発売されるのではと噂になっていましたが、すでに全国のトヨタ販売店で簡易カタログが配布されているようです。日本仕様は、どのようなデザインになるのでしょうか。

■間もなく新型ハイラックス登場!? フロントフェイスが刷新か

 2020年6月4日に欧州やオーストラリア、タイでトヨタの新型「ハイラックス」が発表されて、日本でも大きな話題になりましたが、いよいよ日本仕様の姿が見えてきました。

 すでに全国のトヨタ系販売店にて、新型ハイラックスの簡易カタログが配布され始めています。表紙には2020年7月デビューとの文字が書かれていますが、販売スタッフによれば7月20日から納車がスタートするようです。

 価格などの詳細については未定のようですが、仕様などについてはいろいろなことが分かってきました。

 今回も、現行モデル同様となるZとXの2グレード展開です。マイナーチェンジ時には、好評だった特別仕様車「Z“Black Rally Edition”」の設定はないようです。

 意外なのは、ZとXでフロントマスクのデザインが違うことです。まだ詳細が分からないのでどちらがどちらとは断定できませんが、オーストラリアで発表された仕様と同じグリルのタイプと、かつてのハイラックスを彷彿させるメッシュタイプのグリルが設定されています。

 高級感などを考えると、Zにオーストラリア仕様と同じグリルが採用されているのかもしれません。

 ふたつのグレードの違いは、ホイールにも見られます。今回は両グレードともアルミホイールが採用されており、Zにはフィン、Xにはディスクタイプが装着されるようです。

 衝撃的だったのはエンジンで、海外で発表されていた2.8リッターの新型ディーゼルは導入されませんでした。

 現行ハイラックスに搭載される2.4リッターディーゼルターボのみのようですが、インタークーラーが空冷式から水冷式に変更されています。

 スペックは従来通りですので、フロントのデザイン変更によって配置場所の制限が発生し、コアの小型化をする必要があったのかもしれません。

 ただし、サスペンションは新しい仕様のものが装着されます。あまりにリアサスが堅くて跳ねると評されていた現行ハイラックスのフィーリングを、ソフトな方向に改善してくるのではないでしょうか。

 仕様上の大きな変更のひとつが、前後のクリアランスソナーの採用です。ハイラックスは5m越えの全長であり、とくに荷台の後ろはほぼ死角となり、ユーザーにとってありがたい改良といえます。

 ちなみに、今回のフロントマスクのデザイン変更が影響しているのか、全長は5mm拡大して5340mmに。わずか5mmのことですので、運転にはほぼ影響はないでしょう。そのほかのサイズや最低地上高などは変わっていません。

 さて、一部のグレードにブレーキLSDトラクションコントロールが付くのではと予想していましたが、実際は「オートLSD」という装備でした。

 Zには現行ハイラックスもスイッチ式のデフロックが付いていますが、これに代わる機能のようです。

 しかし、LSDはそもそも片輪のスリップを感知して自動で差動制限をするものですので、わざわざオートと付けているのが分かりません。

 デフロックの代わりにメカニカルなLSDが入っているのか、それとも電子デバイスなのか気になるところです。

■ディスプレイが標準に!? 新色を追加へ

 装備で大きく変わったのはオーディオです。日本ではDINサイズのオーディオになると予想していましたが、全車ディスプレイオーディオになるようです。

 ボディカラーは、現行ハイラックスに設定されていた「クリムゾンスパークレッドメタリック」と「ネピュラブルーメタリック」が廃止されて、代わりに「オキサイドブロンズメタリック」と「ダークブルーマイカ」のふたつが新色として加えられました。

 オキサイドブロンズメタリックは、最近SUV市場で流行しているアースカラーを意識したのかもしれません。

 また、ディーラーオプションにはGR PARTSとして「フロントバンパーカバー」「フロントアンダーカバー」「サイドステップ」「スポーツバー」が設定され、そのほかの純正オプションとしてベッドライナー、ゲートプロテクター、ソフトトノカバーが用意されるようです。

新型ハイラックスの日本仕様はどうなる?(画像はオーストラリアで発表されたもの)新型ハイラックスの日本仕様はどうなる?(画像はオーストラリアで発表されたもの)

 最後に、安全装備の「Toyota Safety Sense」についてですが、これは現行ハイラックスと変わらないようです。

 ちなみに、気になる価格はまだ販売店にも報されていないということでしたが、販売スタッフによれば「装備の内容を考えると、現行ハイラックスよりも10万円から15万円ほどアップすることも考えられる」ということでした。
 
 ハイラックスは日本導入から2年半経った現在でも、地方を中心に好調な売れ行きを見せているといいます。

 ただし、現行ハイラックスの受注はすでに中止されているので、今後は新型ハイラックスにその需要がスイッチしていくでしょう。

 そもそもヘキサゴングリルは、日本で人気の高いデザインとなり、国内で唯一のピックアップトラックであるハイラックスが、さらなる需要増加となるのは必至なのではないでしょうか。

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