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迫力フェイスのSUV! 日産の高級ブランド「インフィニティ QX50」がカッコイイ!

くるまのニュース / 2020年6月15日 17時10分

日産が海外で展開するインフィニティブランドには、ラグジュアリーなモデルがラインナップされています。クロスオーバーSUVの「QX50」とは、どのようなモデルなのでしょうか。

■日本でも売られていた「スカイラインクロスオーバー」の後継車「QX50」

 トヨタが高級ブランドとして「レクサス」を展開するように、日産は「インフィニティ」というブランドを海外で展開しています。

 プレミアムブランドらしく、ラグジュアリーなデザインの内外装が特徴のインフィニティは、セダン・クーペとSUVをラインナップ。

 セダン・クーペは「Q」、SUVは「QX」から始まる車名を持ち、アルファベットの後に2桁の数字を付与。数字が大きくなるほど車格が上がります。

 インフィニティは日本未導入のブランドではありますが、かつて「EX」というクロスオーバーSUVが、日産ブランドで「スカイラインクロスオーバー」として販売されていたことがあります。

 EXは、前述のような車名の法則に従い、現在は「QX50」という車名で販売されています。スカイラインクロスオーバーの後継車にあたるQX50とは、どのようなモデルなのでしょうか。

 QX50は、現在のインフィニティのSUVのなかではエントリーモデルにあたりますが、ミドルサイズで高級感のあるデザインが特徴。現行モデルは2017年にデビューした2代目モデルです。

 2代目へのフルモデルチェンジで新開発のプラットフォームを採用し、初代ではFRだった駆動方式をFFに変更しました。

 ボディサイズは、全長4690mm×全幅1902mm×全高1676mm。日産のSUV「エクストレイル」の全長4690mm×全幅1820mm×全高1740mmと比べると、全長は同じで、全幅は広く、全高は低いという、ロー&ワイドなスタイルとなります。

 インフィニティの象徴ともいえる大型のメッシュグリルとシャープなデザインのヘッドライトにより、ダイナミックな外観を実現。

 クーペのような流麗なフォルムで空力性能に優れた外観とするとともに、上級グレードは20インチの大径ホイールを装着。インフィニティの特徴であるエレガントかつパワフルなデザインをSUVで表現しました。

 内装は、プレミアムな素材を使用し、セグメントトップクラスの広々とした快適な室内を実現。前席はシートヒーターに加え、上級モデルではベンチレーション機能も装備。上質感のある革巻きステアリングとシフトノブも採用しています。

 後席は、前後スライドとリクライニング機能を備え、足元の空間も広く確保。ルーフにはパノラマサンルーフ(パワーサンシェード機能付き)が搭載され、開放的な室内空間を実現しました。

■世界初の可変圧縮比エンジンを搭載

 QX50は、世界初の可変圧縮比エンジン「VCターボ」を搭載。最高出力は268hpを発生する2リッター4気筒ターボエンジンは、独自のクランク機構により圧縮比を自在に切り替えることを可能とし、パワフルな走行性能と低燃費を両立しています。

インフィニティ「QX50」インフィニティ「QX50」

 さらに、「ダイレクトアダプティブステアリング」を装備。ホイールとステアリングを電子接続することで、意のままに快適なハンドリングを実現しました。

 また、高速道路の単一車線において、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動で制御する「プロパイロット」を搭載し、渋滞走行や巡航走行でドライバーが感じるストレスを大幅に低減します。

 安全装備では、2台前を走行する車両の動きを検知して警告を促す「前方衝突予測警報システム」や、動体検知機能付きのアラウンドビューモニターを装備しています。

 2019年に発表されたQX50 2020年モデルでは、上級の「SENSORY」と最上級の「AUTOGRAPH」という新グレードを追加。すべてのグレードで、駆動方式はFFとAWDを選べます。

 車線逸脱警告、ブラインドスポット警告、リア自動ブレーキ、リアクロストラフィックアラート、ハイビームアシストなどの、安全装備およびドライバー支援機能が装備されました。

 さらに、コネクティッドシステムとして新世代のINFINITI InTouch systemを搭載し、HDデュアルディスプレイの8インチ上部および7インチ下部タッチスクリーンではApple CarPlayおよびAndroid Autoが利用可能です。

 QX50の価格は、37250ドルから55850ドル、日本円で約400万円から約600万円です。

※ ※ ※

 日本には導入されたことがないインフィニティブランドですが、「スカイライン」と「フーガ」に、一時期インフィニティのエンブレムが装着されていました。

 2014年の13代目スカイラインは、インフィニティ「Q50」の国内モデルとして導入。エンブレムもインフィニティのままで販売されました。

 その後、スカイラインが2019年9月のビッグマイナーチェンジを受けた際に、フロントフェイスはVモーショングリルを装着して「GT-R」に似たデザインに変更。丸型4灯リアコンビネーションランプといったスカイラインの伝統的なモチーフが復活するとともに、インフィニティのエンブレムは日産エンブレムに戻されました。

 フーガは、2015年のビッグマイナーチェンジでインフィニティのエンブレムが装着されましたが、2019年12月の一部改良で日産エンブレムが復活しています。

 現在の日産車でインフィニティのエンブレムを装着するモデルはなくなりましたが、QX50に搭載されている「プロパイロット」や「ダイレクトアダプティブステアリング」は日産車にも採用されており、日産とインフィニティは密接に関係しているといえます。

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