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イメチェン成功!? N-BOXがNSXに!? ジムニーもGクラスに変わる軽カスタムの魅力

くるまのニュース / 2020年6月15日 14時10分

日本の新車市場にて、約4割のシェアを誇るほど成長している軽自動車市場ですが、それに比例するように軽カスタムも人気があるといいます。今回は、街中で見たら二度見するほどインパクトのある軽カスタムを紹介します。

■「軽はダサい」とはいわせない!

 最近では、「ダサい」という印象が少しずつ払拭されつつある軽自動車ですが、普通車同等の安全・快適装備を誇るなど侮れないクルマでもあります。

 そんな軽自動車をさらに格好良くする方法のひとつが、エアロパーツなどを装着するカスタムです。思わず二度見するほどのインパクトをもつカスタムモデルを紹介します。

 近年、日本で日本で一番売れているクルマといえば、ホンダの軽自動車「N-BOX」です。2018年度(2019年4月から2020年3月)の販売台数は24万7707台となり、軽自動車では4年連続1位に輝き、登録車を含む新車販売台数でも3年連続1位を獲得するなどホンダ車のなかでも人気のモデルといえます。

 そんな人気のN-BOXを同社スーパースポーツモデル「NSX」にイメージチェンジできるエアロパーツが2019年6月1日に発売され、大きな反響を集めました。

 このエアロパーツは、N-BOXやホンダ「S660」などのカスタムパーツを手掛けるSPRIDEが販売しているもので、2代目となる現行NSXをイメージした業界初となるフルバンパータイプエアロ「SPRIDE エアロパーツキット」です。

 フロントグリル一体式のバンパーはボックス型フォルムの概念を覆すスポーティさや立体的な意匠を徹底追求し、純正フロントフェイスを大きく変化させ、まるで違う車種を思わせる大胆なデザインとなりました。

 ボディサイド面では、立体的なデザインを意識し、平坦な純正のサイドビューを大きくイメージチェンジ。フロント側の絞り込みを深く造形し、リアに向かって自然なラインを描いています。

 フロントバンパー同様、「N-BOX カスタム」用として世界初の社外製リアバンパーも設定。両脇にマフラーフィニッシャーを配置しています。

 次に紹介するのは、もはやベース車が分からないほどイメージチェンジされたその名も「SCHOOL BUS」というコンプリートカーで、BREAKという会社が販売しています。

 街中で目撃したら、二度見、三度見するほどのインパクトがあるSCHOOL BUSのベース車両は日産の軽自動車「NV100クリッパー」という商用バンとなります。

 フロント部分の縦型グリルをはじめ、ヘッドライトの上部に出っ張ったウインカー、角張ったボンネット、フロントルーフ部分のホワイト塗装など、アメリカのスクールバスを完全再現。足元には、ミラーホイールがアメリカンなテイストを演出しています。

 また、内装部分では専用シートカバーやフロアマットを装備するほか、キャンピングカーのような棚や収納が装備され車中泊の際に荷物を格納可能です。

 さらには、折りたたみテーブルも備わっており、テーブルの天板にはドリンクホルダー付きという軽キャンパー並の豪華な装備となっています。

■新型「タフト」が80年代風に!? ジムニーがGクラス!? まだまだある軽カスタム

 近年、軽カスタムを手掛けるダムドは、人気軽自動車を様変わりさせるカスタマイズで注目を集めているブランドです。

 2020年6月10日に、ダイハツから発売された新型「タフト」用のエアロパーツでは、クラシックテイストを落とし込んだ懐かしいのに新しいという「ニューレトロ軽SUV」がテーマとなっています。

 懐かしい1980年代風の「TAFT 80’s(タフト エイティーズ)」は、ノスタルジックなクロスカントリーの王道スタイルをフィッティングし、クロームメッキ調グリルが際立つ80年代を再現したテイストの1台です。

 サイド部分のデカールも懐かしき時代を彷彿とさせるデザインになっています。なお、このエアロパーツは、2020年内の発売を目指し、現在開発をおこなっているといいます。

DAMDが2020年内に発売予定のタフト」を80年代風にカスタマイズするエアロパーツDAMDが2020年内に発売予定のタフト」を80年代風にカスタマイズするエアロパーツ

 同じくダムドは、スズキ「ジムニー」をメルセデス・ベンツ「Gクラス」に大変身させるエアロパーツも販売しています。

 このエアロパーツは、ジムニーとジムニーシエラ用に設定されており、ジムニーシエラの場合、フロントグリル、フロントバンパー、リアバンパー、オーバーフェンダー&アルミステップ、スペアタイヤカバー、サイドモール、専用シートカバー、G15エンブレム、専用の16インチアルミホイール(シルバー/ブラック)を装着。

 これらの各パーツは、メッキ類や造形によって高級感を演出。街中で目撃すると、本物のGクラスに見間違えるかもしれません。 

 本物のGクラスは高嶺の花でも、雰囲気を味わいたいというユーザーにはベビーGのカスタム仕様は、アリな選択肢ではないでしょうか。

※ ※ ※

 今回紹介したカスタムモデル以外にも、さまざまなモデルで展開されているエアロパーツですが、どのブランド担当者も「軽自動車はベース車の価格が安い分、自分の個性を出せるカスタムパーツは人気がある」と説明しています。

 手が届きやすい軽自動車だからこそ、自分好みのカスタムをしたくなるのかもしれません。

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