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世界初の技術を採用!? アキュラ新型「TLX」の新しいエアバッグとは

くるまのニュース / 2020年6月19日 14時50分

ホンダが北米市場を中心に展開する高級ブランドのアキュラは、2020年秋に新型「TLX」を発売する予定です。この新型TLXには、アキュラが培ってきた安全技術を継承した世界初のエアバッグ技術が採用されているといいます。どのような技術が採用されているのでしょうか。

■新型TLXに採用される世界初のエアバッグ技術とは

 2020年秋に北米市場などで発売予定のアキュラ新型「TLX」は、同社の「Safety Through Innovation」に基づき安全性能を向上させ、世界初のエアバッグ技術を採用したといいます。どのような技術が用いられているのでしょうか。

 アキュラが2020年6月19日に公開した動画では、新型TLXの新しいエアバッグやそのほかの最新技術が紹介されています。

 この次世代エアバッグは、乗員の安全性を向上させるアキュラの最新技術であり、世界初の垂直展開型助手席エアバッグ(1991年当時)をはじめとする、アキュラの初期の技術革新と関連しています。

 アキュラは1990年に世界初の垂直展開式助手席エアバッグを開発し、ホンダ「レジェンド」で採用しました。この革新的なエアバッグは、エアバッグが直接助手席に展開されることで発生する傷害の可能性を軽減するようになっています。

 さらに、2004年に発売したアキュラ「RL」には、世界初の量産自動緊急ブレーキ (AEB) システムを搭載するなど、安全技術を進化させ続けてきた歴史があります。

 新型TLXに搭載された助手席用エアバッグ技術は野球のキャッチャーミットのように横から包むこむ形状で、衝突時に乗員の頭部が激しく揺さぶられたり、従来のエアバッグから滑り落ちたりして重傷を負う可能性のある横方向から加わる衝突力を軽減するように設計されました。

 また、新型TLXには、運転席と助手席のフロント、サイド、ニーエアバッグ、ロールオーバーセンサー付きサイドカーテンエアバッグを含む、計8個のエアバッグを同モデル史上で最多搭載しています。

 世界初のエアバッグ技術について、ホンダR&Dアメリカのジム・ケラー社長は次のように述べています。

「この新しいTLXは、オハイオ州の安全工学チームが安全で究極的には衝突のない社会という目標に向けて前進するために重要な革新を追求している最新の例です。

 私たちエンジニアが新しい脳損傷研究を分析し、その後数十年でエアバッグ設計のもっとも大きな進歩のあるエアバッグ技術となります」

 今回の新型TLXに採用された新しい助手席用エアバッグは、ほかの自動車メーカーにも提供され、将来の製品の安全性能を向上させています。

※ ※ ※

 また、新型TLXの全モデルには、先進の安全技術とドライバー支援技術の「AcuraWatchスイート」を標準装備。これには、衝突回避や衝突時の衝撃軽減、通常の運転支援など複数の新機能が搭載されています。

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