トヨタ新型「タウンエース」新エンジン搭載でパワフル&低燃費に! 安全性も向上
くるまのニュース / 2020年6月23日 19時40分
トヨタの小型商用車「タウンエース」がマイナーチェンジしました。新型タウンエースは新開発のエンジンを搭載し、走行性能と燃費性能が向上しています。
■走行性能・燃費が向上に加えて安全性もアップ!
トヨタは、小型商用車の「タウンエース」をマイナーチェンジし、2020年9月4日より発売します。
タウンエースは、扱いやすいコンパクトなボディに、荷物がしっかりと積めるスペースを確保したビジネスバン/トラックで、現行モデルは2008年に登場。
ダイハツからのOEM車で、同社では「グランマックス カーゴ」「グランマックス トラック」として新たに国内で販売されることになります。
新型タウンエースは、小型商用車のために新たに開発した1.5リッターガソリンエンジンを搭載しました。荷物を積んで停車と発進を繰り返す街中の低中速域での走行では、豊かなトルクでパワフルな走りを可能としました。
新型エンジンは、燃焼効率の向上とエンジン内部のフリクション低減などを図り、優れた低燃費と低排出ガス性能を実現。
燃費はアイドリングストップ機能もあわせ、WLTCモードで、バン(2WD・5速マニュアル)は12.6km/L、トラック(2WD・5速マニュアル)は12.9km/Lとし、従来型と比べ約20%向上しました。また、「平成30年基準排出ガス50%低減レベル」を達成しています。
さらに、新型タウンエースは安全性が向上し、夜間の歩行者や昼間の自転車運転者も検知する衝突回避支援ブレーキ機能や、駐車場などでアクセルとブレーキペダルを踏み間違えたときに、急発進を抑制する誤発進抑制機能などをパッケージとした衝突回避支援システム「スマートアシスト」を搭載しました。
また、運転手の視界を明るくサポートするLEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)の採用や、視認性が高いLEDランプをリアコンビネーションランプにも採用しています。
あわせて、TECS(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良を施すとともに、新たに冷凍車を設定。冷却能力が-5℃までの中温冷凍車と、+5℃までのクーリング車の2種類を用意しました。
価格(消費税込)は、バンが181万9000円から234万7000円、トラックが167万7000円から212万9000円、TECSが211万7000円から362万5000円です。
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