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「ディフェンダー」をキャンパー仕様に! キャンプ場で注目を集めるアクセサリーが登場

くるまのニュース / 2020年6月28日 8時30分

先行予約モデルが予約開始4日間で完売するほど大人気の「ディフェンダー」を、キャンパー仕様にするルーフテントが開発された。ルーフテントの老舗であるオートホームとのコラボで実現したディフェンダー・ルーフテントのスペックとはいかに。

■「ディフェンダー」+「ルーフテント」=最強のキャンパー

 2020年7月に大阪・名古屋・東京の順で開催される「NEW DEFENDER PREVIEW TOUR」の日程が発表されたばかりのランドローバー新型「ディフェンダー」だが、本国英国では、ディフェンダーでの行動範囲をさらに広げるルーフテント仕様が発表された。

 ディフェンダーといえば、先代モデルの頃から道なき道を走破する「冒険の旅」のイメージがある。このイメージは新型でも受け継がれており、アクセサリーパックに冒険仕様の「エクスプローラー(冒険家・探検家)パック」があるほどだ。

 このディフェンダー110に、長い陸路遠征の冒険だけでなく、1泊のお気軽キャンプにもってこいのルーフテントが開発された。

 ルーフテントは、オートホームとの提携で開発。オートホームは、1958年にイタリアでルーフテントを開発し、冒険家・探検家・旅人に欠かせない野外泊のギアとして60年以上愛されている老舗だ。

 ランドローバーとオートホームという、長年、冒険家や探検家に愛用されてきたブランドのコラボレーションが実現したというわけだ。

 ランドローバーのブランデッドグッズ・ライセンス担当ディレクター、ジョー・シンクレア氏は次のように述べている。

「新型ランドローバーディフェンダーは、オンロードでもオフロードでも、遠隔地の目的地に快適に到達するための理想的なクルマです。このルーフテントは、ディフェンダーのドライバーが旅を超えて冒険を続けることを可能にするものです」

 また、オートホームのCEOであるジュゼッペ・フェルコディーニ氏は次のように語った。

「ランドローバーは、ディフェンダー用のユニークなルーフテントをデザインするために、当社の技術者と協力してくれました。このテントはキャンプ場のアクセサリー以上のものです。強度、快適性、汎用性、信頼性を備えているので、キャンプだけでなくオフロードでの休暇に最適です」

 では、ランドローバー史上最多となるディフェンダー用アクセサリー170種に追加されたルーフテントの仕様はどのようになっているのだろうか。

■ディフェンダーをキャンパー使用するルーフテントのスペックは?

 ルーフテントをディフェンダーに装着するには、ディフェンダーに用意された4つのアクセサリーパックのうちのひとつ、「エクスプローラーパック」に装備されるエクスペディションルーフラックの装着が必要となる。

ディフェンダー・ルーフキャンプは、クルマを停めた場所が宿営地になるディフェンダー・ルーフキャンプは、クルマを停めた場所が宿営地になる

 ディフェンダー・ルーフテントは、過酷な気候で実証された高品質の素材が用いられており、畳んだときはスッキリと直線的なデザインで、ディフェンダーのデザインとのマッチングも違和感がない。

 軽量のグラスファイバー製シェルはテントを保護し、片手で数秒でテントをたてることが可能だ。後部にある留め具をリリースしてシェルを少し持ち上げるだけで、一体型のガスストラットによって、カーボングレーの生地をサイドを全開にすることができる仕組みだ。女性でも簡単にテントをたてることができる。

 テントをたてたときのサイズは、長さ2.3m、幅1.3m、高さ1.5mとなる。

 テント内にはフルサイズの高級コットンマットレスが備わり、大人が余裕で2名寝ることが可能で、枕や室内用LEDライト、収納ネットなども備わっている。

 テントへは、クルマの左右どちらからでも、付属の伸縮式アルミ製アクセスラダーで簡単にアクセスできる。

 ルーフテントの価格は、3081.96ユーロ(邦貨換算約37万円)。ディフェンダーをこれからオーダーしようと考えている人は、エクスプローラーパックにルーフテントを選択すれば、オートキャンプ場で注目の的になることは間違いないだろう。

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