これはイイ! ダイハツ新型「タフト」は軽を超えた質感や走りが魅力 唯一の弱点は?

くるまのニュース / 2020年7月20日 18時10分

ダイハツが2020年6月10日に発売した新型「タフト」は、SUVテイストの軽自動車として登場しました。新型タフトの魅力はどのようなところにあるのでしょうか。試乗してみました。

■話題のダイハツ新型「タフト」がいろいろスゴかった!

 2019年秋に開催された東京モーターショー2019でコンセプトカーが登場し、2020年1月の東京オートサロンでプロトタイプが初公開されたダイハツ新型「タフト」。

 発表前から「これは売れますね!」と評価されていたタフトながら、価格や装備などが発表されるや、さらなる話題を集めることになりました。

 なんたって価格のインパクト絶大。自動ブレーキやサイド&カーテンエアバッグまで標準装備され、スターティングプライスは135万3000円とお手頃なのです。

 驚くべきは、贅沢なガラスの屋根が全てのグレードに標準装備されていることです。

 中級グレードの「G 2WD」では、148万5000円でアルミホイールやルーフレール、スーパーUVカットガラス、運転席助手席シートヒーターなど付くため、迷うことありません。

 大型液晶ディスプレイと組み合わせれば、クラスレスの魅力も出てくると思います。

 今回乗ったのは、売れ筋になると思われるターボ無しの車両です。高速道路走る機会が多いなら160万600円のターボエンジン搭載車をすすめるけれど、最近の軽自動車ってNA(自然吸気)エンジンでもけっこう走ります。

 Dレンジをセレクトしてアクセル踏むと、ダイハツ自慢のワイドレシオCVTの効能か、案外力強いです。私(国沢光宏)のようなクルマ好きでも、ターボは無くてもいいかな、と考えます。

 乗り心地は良好。軽自動車といえば、柔らか過ぎるか、路面からの突き上げが多いゴツゴツした乗り心地になりがちですが、新型タフトは、白ナンバーのコンパクトカーと同じくらいの質感に届いています。

 ハンドル切ったときのロールだって不安感が薄く、これならロングドライブだって疲れないでしょう。クルマに詳しい人でも納得出来る足回りです。

 何よりステキなのが190mmもある最低地上高です。ホイールベース&トレッドが小さい軽自動車のため、普通車なら200mm以上の地上高と同等の悪路走破性を持っています。

 このところ毎年のように水害が発生しているけれど、タフトのように地上高が高ければ、サバイバル能力という点でも優れています。オフロード志向のタイヤなど履くと、一段と頼もしい実力を発揮してくれそうです。

■ガラスルーフによる、室内の開放感がスゴイ!

 新型タフトの特徴のひとつに、「スカイフィールトップ」があります。

 従来のサンルーフの多くは、ドライバーの頭上くらいからガラスになっているため、案外開放感がないものです。

 しかし新型タフトの場合、屋根のガラス面の前端がドライバーのかなり前方にあので、開放感のある室内が広がります。試乗した日は曇りがちだったものの、明るさを感じさせてくれました。

ダイハツ新型「タフト」ダイハツ新型「タフト」

 日光をシャットアウトするシェードも標準装備されていて、ガラスのルーフを閉じることもできます。いやいや、良いクルマです。

 新型タフトのキャビンスペースだって十分広いです。アウトドアで使われる時計や、スマホのような加飾もされていて雰囲気バッチリ。

 リアシートの居住性はホンダ「フィット」やミニバンタイプのコンパクトカーを大きく凌いでいます。

 何よりデザインからして楽しいし、ドレスアップしていく楽しさだってあると思います。これは売れるでしょうね。

 唯一の不安材料は、ダイハツ車に共通する弱点である自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)です。新型タフトから夜間の歩行者も対応しているといいますが、クルマの陰から出てくる歩行者対応能力は未公表。

 センサー性能がある程度わかる「アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付きACC)」を使ってみたら、日産のような安定感や精度を感じませんでした。JNCAPで試験を受け、結果が出るまでは推奨出来ないです。

 新型タフトに日産の自動ブレーキが付いていたら、もう大絶賛&大推奨します。

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