10月発売決定!? ホンダ「シビックタイプR」 生産拠点の稼働で販売面に動きアリ?
くるまのニュース / 2020年8月2日 18時10分
ホンダは、2020年夏に発売を予定していたマイナーチェンジモデルとなる「シビックタイプR」について、同年10月に発売する予定だと明らかにしました。今回のマイナーチェンジでは、どのような改良が施されるのでしょうか。
■シビックタイプRが2020年10月に販売予定?
2020年7月31日にホンダは、2020年夏に発売を予定していた「シビックタイプR」のマイナーチェンジについて、「生産拠点での活動再開に伴い、今年の10月発売予定となります」とアナウンスしました。
発売が熱望されるマイナーチェンジモデルには、どのような改良が施されているのでしょうか。
2017年に登場した現行型のシビックタイプRは、操る喜びを追求したモデルとして国内市場に投入。今回のマイナーチェンジモデルについては、東京オートサロン2020で初公開されました。
従来のタイプRは、標準モデルの「シビックハッチバック」をベースに運動性能を高める改良が施されていましたが、現行型では、シビックハッチバックでは同時開発により、普段使いもできる新時代のタイプRへと生まれ変わっています。
マイナーチェンジモデルでは、スポーツカーとしての本質と操る喜びをさらに進化させるべく、これまでおこなってこなかった領域として、「ドライビング空間」「一体感・ダイレクト感」「サーキット性能」などの進化といった部分の改良が施されました。
ドライビング空間の部分では、ホンダ初となるフルアルカンターラ表皮のステアリングホイールを採用しています。
アルカンターラ表皮は本革より生地が薄く、そのままではグリップ径が細くなるため、裏地を二枚重ねとすることでグリップ径を維持しつつ、アルカンターラ素材に合わせた弾力性をチューニング。
また、6速MTのシフトノブ形状を変更。2007年モデルのタイプRから10年以上使い続けた丸型に代わり、マイナーチェンジではシフトノブは手になじむティアドロップ形状になりました。
シフトノブの内部には90g分のカウンターウェイトが埋め込まれ、トランスミッション側の操作荷重とノブ側の操作荷重のバランスの最適化が図られています。
さらに、マイナーチェンジでは安全性を向上させるため、ベースモデルのハッチバックに適用されている「ホンダセンシング」が新たに搭載され、全車標準装備となりました。
一体感・ダイレクト感の部分では、アダプティブダンパーシステム制御やサスペンションブッシュ、ボールジョイントなど、これまで手を入れてこなかった領域にまで踏み込んでチューニングしています。
これにより、コーナーアプローチから脱出までの一連のハンドリング性能や、荒れた路面における接地性・制振性が向上しました。
サーキット性能では、新型シビックタイプRのフロントグリル開口面積が拡大され(現行比+13%)、ラジエーターに効率よく風を導入できるように形状を変更。ラジエーターのフィンピッチを変更して放熱性を向上させることで、サーキット走行においての最高水温を大幅に低減しています。
さらに、グリル開口部の拡大によって減少するフロントダウンフォースに対応するために、フロントエアスポイラーの形状や剛性など細部に至るまでチューニングすることで、従来モデルと同等以上のダウンフォースレベルを発揮します。
ブレーキ性能においても、サーキット走行でのさらなるブレーキフィールの向上を目指し、ブレーキディスクに2ピースフローティングタイプを採用。2ピース化によってディスクの熱ダレが減少することで、連続走行時に起こるペダルストローク変化や踏力変化を低減しています。
ボディカラーにも新色が設定され、鮮やかでエキサイティングな「レーシングブルー・パール」とともに、国内の新色となるシックでクールな「ポリッシュドメタル・メタリック」が設定されました。
※ ※ ※
今回のマイナーチェンジモデルとなるシビックタイプRをベースに軽さと速さをさらに研ぎ澄ました限定車「リミテッドエディション」も設定され、日本では200台限定での販売となります。
なお、各国に先立ちカナダでは2020年5月28日に限定100台の予約が開始され、「予約開始から4分で完売」とホンダのカナダ法人は明かしているなど、世界中のファンがシビックタイプRを待ち焦がれているといえます。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ホンダの新型「フィットRS」なぜMTが無い? 歴代モデルにはあったのに… 将来的に「MT設定」ありえる? リアルな「期待度」とは
くるまのニュース / 2024年9月20日 11時30分
-
約430万円! ホンダ新型「シビック」発表に反響多数! 50年ぶり復活の「RS」に「カッコイイ」「欲しい」の声! 3年ぶり顔面刷新の「新モデル」が話題に
くるまのニュース / 2024年9月12日 19時40分
-
ホンダ「新型シビック」発表! ド迫力の「大型ウイング」がカッコいい! 斬新「スポーツ仕様」と高級感あふれる「ツーリング仕様」設定した「純正アクセサリー」も初公開!
くるまのニュース / 2024年9月12日 13時30分
-
ホンダが「新型シビック」発表! 6速MT&専用“スポーツサス”の「RS」設定! 精悍顔×オシャレブルーがカッコイイ「5ドアハッチ」発売
くるまのニュース / 2024年9月12日 11時0分
-
6速MTしかない! ホンダが「新型5ドアスポーツ」を発売へ! “タイプR”とは違う「新スポーティ仕様」! “ホンダファン”待望の「新シビックRS」どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年8月31日 10時10分
ランキング
-
1「やってみますじゃないんだよ!」糖尿25年の男性が医師の"最終激怒警告"3カ月後に迎えた「まさかの結末」
プレジデントオンライン / 2024年9月22日 10時15分
-
2年齢のわりに老けて見える人は「化粧水」を間違えている…潤うどころか肌をヨボヨボにする「危険成分」の名前
プレジデントオンライン / 2024年9月22日 17時15分
-
3ペーパードライバーの “迷惑運転行為”に、走行距離30万km超のゴールド免許所持者が怒りの告発
日刊SPA! / 2024年9月15日 15時52分
-
4姿を消していたヒロミが旬芸人をしのぐ人気な訳 打ち切り「ジョンソン」の後釜番組のMCに座る
東洋経済オンライン / 2024年9月22日 11時0分
-
5「築150年の巨大なゴミ屋敷」に隠された驚く事実 90代の父が暮らす、忍者屋敷のような実家を片付け
東洋経済オンライン / 2024年9月22日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください