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爆売れトヨタ新型「ハリアー」高級セダン乗りかえも!? 購入層の実例は

くるまのニュース / 2020年8月26日 11時10分

トヨタ「ハリアー」は、2020年6月17日に発売された都市型SUVです。高級感ある内外装が特徴となっていますが、どのようなユーザーが購入しているのでしょうか。

■トヨタ「ハリアー」はステップアップにも最適?

 トヨタ「ハリアー」は、現行モデルが2020年6月17日に発売されたミドルサイズSUVです。日本自動車販売協会連合会が発表した、発売翌月となる同年7月の販売台数(登録台数)では、9388台を記録するなど、売れ行きは好調となっています。

 そんななか、ハリアーの購入ユーザー層について、ある特徴が見られるというのですが、いったいどういったことなのでしょうか。

 ハリアーは、1997年に初代モデルが登場し、その後は2003年に2代目モデル、2013年に3代目モデルが登場。4代目モデルが発売された2020年には、発売から丸23年を迎え、都市型SUVとしての立ち位置を確立しています。

 トヨタは2020年7月17日に4代目モデルの受注状況を発表。発売後1か月間で4万5000台の受注を獲得したことが明らかになり、売れ行きは好調といえます。

 では、ハリアーの購入を検討する購入層には、どのような人が存在するのでしょうか。

 トヨタの販売店スタッフは、ハリアーの特徴について次のように話します。

「ハリアーに試乗していただいたユーザーに話を聞くと、質感の高さから『やっぱりいいクルマだね』というお声をよくいただきます。

 これは、先代以前からハリアーが持っていた特徴のひとつです。内外から感じられる高級感の高さが、弊社の『クラウン』などをはじめとした高級車からの乗りかえを促しているといえます。

 また、SUV特有の見晴らしのよさも、お客さまから好評です。おそらく、ミニバンの普及などにより視線の高いクルマにお客さまが慣れ、そういった人が高級車の購入を検討する際に、SUVを検討リストに入れているのではと思います」

 かつて、高級車の定番はセダンだったものの、1990年以降のミニバンブームなどで背の高いクルマに乗るユーザーが増加。その結果、ミニバンと同じく視線の高いSUVに慣れる人も多いのだといいます。

 高級車からハリアーへの乗りかえも目立つ一方、コンパクトSUVからのステップアップで選ばれることもあるといいます。

 前出のトヨタの販売店スタッフは、次のようにいいます。

「弊社のSUVラインナップの価格帯的に、『C-HR』からのステップアップとして選ばれることもあります。

 C-HRは2016年12月に発売されたコンパクトSUVで、発売初期に購入されたお客さまにとっては、乗りかえのタイミングとしても、価格帯のステップアップ幅としても、検討されることが多いです」

 ハリアーは車両価格(消費税10%込)が299万円から504万円です。一方、C-HRの車両価格は238万2000円から314万5000円で、車格の上がり幅としては丁度よいといえます。

 同じメーカー内からの乗りかえも期待できる点が、ハリアーの好調な売れ行きにつながっているといえるでしょう。

■トヨタのSUVラインナップは盤石の体制?

 ハリアーのみならず、トヨタは近年次々に新型SUVを投入し続けてきました。

 2019年の頭から2020年にかけては、2019年4月にミドルサイズSUVの「RAV4」、同年11月にはコンパクトSUVの「ライズ」、そして2020年6月8日にはRAV4をベースにプラグインハイブリッド化した「RAV4 PHV」が登場しています。

 都会的なイメージのハリアーに対し、アウトドア的なイメージの強いRAV4という点で、おなじミドルサイズSUVでもそれぞれ差別化が図られています。

トヨタ「ヤリスクロス」トヨタ「ヤリスクロス」

 なお、2019年10月にはC-HRがマイナーチェンジされるなど、細やかな改良もおこなわれています。

 そんななか、2020年9月には新たなSUVとして「ヤリスクロス」が登場します。

 ヤリスクロスのボディサイズは全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mmで、ミドルサイズSUVのハリアー(全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm)に対し、コンパクトSUVにあたります。

 搭載されるのは1.5リッターガソリンと1.5リッターガソリン+モーターのハイブリッド仕様の2種類で、駆動方式はFFと4WDの設定があります(ハイブリッドの4WDシステムはE-Four)。

 トヨタSUVのなかの立ち位置で見ると、前出のC-HR(全長4360mm×全幅1795mm×全高1550から1565mm)よりも小さいサイズ感です。

 トヨタ最小SUVのライズがダイハツのOEMモデルであることから、トヨタが自ら生産するSUVとしては末っ子にあたります。

※ ※ ※

 軽自動車やコンパクトカーからのステップアップや、子育てを終えたユーザー層がミニバンからダウンサイジングするのに適したサイズ感であることから、ヤリスクロスもヒットが期待されます。

 また、クーペSUV的なデザインで都会派に位置づけられるC-HRに対し、SUVらしいアクティブなデザインのヤリスクロスは差別化できているといえ、トヨタのSUVラインナップは幅広いユーザーの趣向に対応できているといえるでしょう。

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