「女子ウケバッチリ!」 20代&30代の女子に聞いた! デートOKな車とは
くるまのニュース / 2020年8月26日 18時10分
ドライブデートは未だに人気があります。そして、女性には「デートだからこそこんなクルマに乗りたい」という憧れもあるようです。今回は、20代から30代の女性に実地した「どんなクルマでデートに誘われたい?」というアンケートをもとに、女性から人気が高いクルマを紹介します。
■特徴的なデザインが魅力で人気のモデル
かつて、バブル時代にはデートカーと呼ばれるイケているクルマ達が存在し、多くの男性が女性をデートに誘うためにこぞってクルマを購入していました。
近年は、デートといってもクルマだけの時代ではなくなりましたが、それでも「デートはクルマで迎えに来てほしい」という女性の本音は未だ存在するようです。
そこで、今回は20代から30代、学生から社会人までのさまざまな女性たちに、デートで乗りたいと思うクルマについてアンケートを取ってみました。その内容をもとに女子ウケバッチリなクルマを紹介します。
●マツダ「ロードスター」
1989年に初代発売のマツダ「ロードスター」は、30年以上に渡り販売されているロングセラーのオープンカーで、現行の4代目は2015年から販売されています。
コンセプトとなる「人馬一体」の走る楽しさはそのままに、先進技術を取り入れることで環境性能や安全性能を向上させています。
4代目のボディサイズは全長3915mm×全幅1735mm×全高1235mmで、「SKYACTIV-G」と名付けられた専用の1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン搭載。駆動方式は2WDのみ、トランスミッションは6速MTと6速ATが用意されています。
2020年4月には、マツダの創立100周年を記念して、ロードスターの「S Leather Package」とハードトップの「ロードスター RF」の「VS」をベースに創立100周年記念オリジナルの装備やロゴが施された「100周年特別記念車」が発表され、2021年3月31日までの期間限定受注で販売されています。
ロードスターは知名度が高く、オープンカー専用にデザインされた美しいスタイリングはとくに好評で、多くの女性から「カッコイイ」と評価され、「自分で運転してみたい」という意見もありました。
ただし、「渋谷のスクランブル交差点でオープンは恥ずかしい」という厳しい意見もあり、乗る場所や時間帯などの周囲環境や、女性の意思を尊重する配慮が必要そうです。
●スズキ「ハスラー」
スズキ「ハスラー」は、2014年に発売された軽クロスオーバーSUVで、レトロなイメージの丸型2灯のフロントフェイスなどの個性的なデザインや、ポップなカラーバリエーションが特徴的なクルマです。
2代目となる新型モデルは、東京モーターショー2019でプロトタイプが世界初公開され、2020年1月に発売されました。
2代目ハスラーのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mmで、初代よりホイールベースが35mm拡大され、車内の居住性が向上。デザインがよりアウトドア志向となりました。
搭載されるエンジンは、660cc直列3気筒のNAとターボの2種類が用意され、低燃費を実現するために加速時に電力でモーターアシストを行うマイルドハイブリッドシステムを搭載。駆動方式は2WDと4WDが設定されています。
近年のSUVブームもあり、軽自動車のなかでも人気車種となるハスラーは、軽ということで女性でも運転しやすいためか、「遊びに行く途中で運転を代わってみたい」との意見もありました。
個性的なデザインやカラーはやはり女子からの反応が良いようで、「軽自動車っぽくない」と高評価につながっています。
●トヨタ「C-HR」
トヨタ「C-HR」は2016年に発売されたコンパクトサイズのクロスオーバーSUVで、クーペのようなスタイリッシュなデザインが特徴です。発売当初から注目を浴びており、いまだに販売台数ランキングの上位にランクインする人気のモデルです。
全長4385mm-4390mm×全幅1795mm×全高1550mm-1565mmのボディは、小さ過ぎず大き過ぎずの絶妙なサイズ。パワーユニットは1.2リッター直列4気筒ターボと1.8リッター直列4気筒エンジンのハイブリッドの2種類が用意されています。駆動方式はハイブリッド車がFFのみ、ガソリン車には4WDも用意されています。
2020年8月におこなわれた一部改良では、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が強化され、レーントレーシングアシスト、ロードサインアシスト、バックガイドモニターが全車標準装備。
快適温熱シート、電動ランバーサポート、ナノイーは一部のグレードで標準装備となり、装備の充実化も図られています。
そのスタイリッシュなデザインは20代女性からの支持率が高く、街中でのお出かけからアウトドアまで、さまざまなシーンでマルチに対応できそうということから、高評価を得ていました。
ちなみに、見ようによってはプラモデルのようなデザインに感じる人もいるようで、30代の女性からは「ミニ四駆みたい」という意見もありました。
■輸入車はかわいいこの2台!
●フィアット「500」
現行のフィアット「500(チンクエチェント)」は3ドアハッチバックのコンパクトカーで、2007年にデビューし、日本では2008年から10年以上販売が続いているモデルです。
丸みを帯びた可愛らしいフォルムや丸型ヘッドランプが特徴的で、イタリア車ならではインテリアの色使いやシートの柄、素材感など緻密なデザインは、おしゃれな一面も見せてくれます。
全長3570mm×全幅1625mm×全高1515mmというコンパクトなボディに、900ccの直列2気筒ターボと1.2リッター直列4気筒という小さめのエンジンが搭載されており、駆動方式はFFのみとなっています。
2020年2月には、イタリア語で日本を意味する「Giappone」をモデル名に採用し、水引をモチーフにしたステッカーが専用装備として追加された限定車「Fiat 500 Super POP Giappone」が発売されています。
レトロ感が漂う丸みを帯びた可愛らしいデザインは女性から人気があるようで、可愛いくてコンパクトなクルマであるためか、「ちょっと可愛げのある男の子」的なイメージという意見もありました。可愛い見た目とお洒落なデザインで、明るい気分のドライブを楽しませてくれそうな1台です。
誰が見てもカワイイ存在のフィアット「500」
●ミニ「クラブマン」
ブランドとしての「ミニ」はイギリスのローバーからドイツのBMWに移行された後、ローバー時代のコンパクトなボディをドイツ流に解釈した現代版「ミニ」として、2001年に登場しました。
日本では2002年から販売が開始され、現行モデルとなる3代目は2013年から販売されており、クルマへのこだわり感が演出できるブランドとして人気です。
当初3ドアのみだったミニは、現在ではカブリオレやクロスオーバーなどバリエーションが増えており、そのひとつが「クラブマン」です。
ミニの2代目で登場したクラブマンは、観音開きのバックドアが特徴のステーションワゴンで、日本では2008年から販売開始され、現行の3代目も販売されています。
現行のクラブマンのボディサイズは全長4270mm×全幅1800mm×全高1470mmで、1.5リッター直列3気筒ターボと2リッター直列4気筒ターボ、2リッター直列4気筒ディーゼルの3種類のエンジンが用意されています。
ミニという名前のイメージからは少し遠ざかってしまうようなサイズですが、サイズがある分居住空間がしっかり確保されており、エンジンも使用状況に合わせた選択が可能で、実用性が高いクルマとなっています。
クラブマンは、とくに30代の女性からの支持率が高く、20代女性からは家族みんなで荷物を積み込んでいるシーンが浮かんで「自分が思う未来像にピッタリで、将来乗ってみたい」という声や、ペットの犬を広い荷室に同乗させたいという意見などがありました。
おしゃれでありながら、家族やペットでのさまざまな利用シーンを連想させる実用性がクラブマンの人気の理由かもしれません。
※ ※ ※
女性達からは、デザインが特徴的なクルマやブームの波に乗ったクルマが人気を集めているようです。
クルマの特徴によって女性からの意見はさまざまですが、女性が免許を持っているのが当たり前の現代でも、自分で運転したいという人は意外に少数派だったといいます。
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