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どれが良い? 新型ヤリスクロスとライバルを比較! キックス&ヴェゼルとの違いとは

くるまのニュース / 2020年9月8日 17時10分

2020年8月31日に販売されたトヨタの新型「ヤリスクロス」には、さまざまなライバルモデルが存在します。なかでも、直接的な比較対象となるのが日産「キックス」とホンダ「ヴェゼル」です。この3モデルはどのような違いがあるのでしょうか。

■新型ヤリスクロスとライバルを比較!

 近年のSUV市場では、各社から新型モデルやフルモデルチェンジなどが相次いで登場しており、熾烈な争いを繰り広げています。
 
 なかでも、トヨタ「ヤリス」の派生SUVとなる新型「ヤリスクロス」は大きな注目を集めていますが、ライバルと比べてどのような違いがあるのでしょうか。

 2020年8月31日に発売された新型「ヤリスクロス」は、同等クラスをはじめ上下の異なるサイズのSUVとも比較されるほどライバル車が多い状況です。

 直接的なライバルとされるのが、同じく2020年に発売された日産「キックス」やパッケージが類似するホンダ「ヴェゼル」が挙げられるほか、パワートレイン設定では異なるもののサイズ的にはマツダ「CX-3」や「CX-30」も比較対象です。

 また、スバル「XV」やホンダ「フィット」のSUV風モデル「フィットクロスター」も比較されるといいます。

 そのほか、同じトヨタブランド内では、「ライズ」、「C-HR」、「RAV4」、「ハリアー」とボディサイズに関係なく比較対象になっているようです。

 実際のボディサイズではどのような違いがあるのでしょうか。

 新型ヤリスクロスのボディサイズは、全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mmとなり、ライズとC-HRの中間に位置するSUVです。

 外観デザインでは、新型ヤリスクロスは、比較的シンプルな構造でありながらも、SUVならではといった頑強さを表現。また、強調されたフェンダーによって踏ん張り感を演出してSUVらしさを強調しているのも特徴です。

 パワートレインでは、1.5リッターのガソリン車とハイブリッド車となり、駆動方式はそれぞれ2WDと4WD(ハイブリッド車のみ電気式のE-Four)を設定。

 燃費では、WLTCモードでガソリン車が17.4km/Lから20.2km/L、ハイブリッド車が26.0km/Lから30.8km/Lを実現しています。

 日産が10年ぶりのブランニューモデルとして発売した新型キックスは全長4290mm×全幅1760mm×全高1610mm。外観デザインは、グリル内部にクロームをちりばめた大型の「ダブルVモーショングリル」が採用。

 フローティングルーフやシャープな形状のLEDヘッドランプが施されることで、力強くスタイリッシュなデザインへと仕上げられています。

 新型キックスのパワートレインは、国内仕様では1.2リッターガソリンエンジンを発電用に使うe-POWER車のみラインナップし、燃費はWLTCモードで21.6km/Lです。

 2020年に登場した新型ヤリスクロスや新型キックスに対し、約7年前の2013年に登場したヴェゼルですが、現在でも国内SUV市場で人気のモデルとなります。

 ボディサイズは全長4330mm-4340mm×全幅1770mm-1790mm×全高1605mm。外観デザインには、SUVでありながらもクーペフォルムが採用されており、流線的で都会的な印象を与えるデザインです。

 また、カタログにはさらにスポーティな雰囲気を演出するモデューロX仕様も設定されています。

 ヴェゼルのパワートレインは、1.5リッターエンジンをベースに、ガソリン車・ターボ車・ハイブリット車の3種類を展開。

 燃費は、WLTCモードでガソリン車が17.0km/Lから18.6km/L、ターボ車が16.4km/L、ハイブリット車が18.4km/Lから21.0km/Lとなっています。

※ ※ ※

 これらの3モデルについて、トヨタの販売店スタッフは次のように話します。

「新型ヤリスクロスはボディサイズやパワートレイン、価格帯などで競合するヴェゼルと比較されるお客さまが多いです。ハイブリッド車を検討される人であれば、これにキックスが加わってきます。

 この3モデルはコンパクトSUVのなかでも後席や荷室に余裕があるため、細かな収納部分や使い勝手などまで細かな違いなども気にして比較される人がいます」

■同じコンパクトSUVでも「ライズ/ロッキー」と「XV」とはどう違う?

 新型ヤリスクロスとは、少しサイズが異なるコンパクトSUVのライズ/ロッキーとXVでは、どのような違いがあるのでしょうか。

 2019年11月に、ダイハツとの共同開発で登場したのが、トヨタ「ライズ」とダイハツ「ロッキー」です。

 ライズ/ロッキーのボディサイズは、全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmで、全長4m以下というのが大きな特徴となります。

 外観デザインでは、ライズ/ロッキーでフロントフェイスに多少の違いがあります。ライズは、左右ヘッドライト間はグリルレスとなり、バンパー側に大径型グリルが口を開けられ、ロッキーはセンターに大きなグリルが搭載されています。

 パワートレインは、ライズ/ロッキーともに1リッター直列3気筒ターボガソリンエンジンとなり、ハイブリッド車の設定はありません。燃費は、2WDが18.6km/L、4WDが17.4km/Lです。

 一方のXVは、コンパクトSUVに分類されるなかでは比較的大きく全長4485mm×全幅1800mm×全高1550mmです。

 2017年に3代目となる現行モデルが発表され、2020年には大幅改良モデルが登場(9月4日発表、10月8日発売)。外観デザインは、3代目「インプレッサ」がベース車となっており、よりSUV風に仕上げるためにオフローダー的な樹脂パーツやルーフレールを追加。

 また、迫力のあるフロントマスクによってSUVらしい力強さと安心感を与えるデザインへと仕上げられています。

 XVのパワートレインは、1.6リッターガソリンエンジンと2リッターガソリンエンジン+モーター(e-BOXER)の2種類で、燃費は、ガソリン車が13.3km/L、ハイブリッド車が15.0km/Lです。

国内市場でもっとも人気があるSUVトヨタ「ライズ」国内市場でもっとも人気があるSUVトヨタ「ライズ」

 これまでは、コンパクトSUVに分類されるモデルとの比較でしたが、ホンダが2020年2月に発売したコンパクトカーの新型「フィット」の1グレードとなる「クロスター」も比較されています。

 基本的には、新型フィットと同じでパワートレインは、1.3リッターのガソリンエンジンと1.5リッターのハイブリッドの2種類です。

 フィットクロスターの燃費は、ガソリン車が19.4km/L(2WD)、17.4km/L(4WD)、ハイブリッド車が27.2km/L(2WD)、24.0km/L(4WD)となっています。

 フィットクロスターの外観は、ほかのフィットとは異なりSUVさながらの印象を強調するため、前後バンパーのバンパーやサイドシルガーニッシュ、ホイールアーチプロテクターなど、ブラック専用樹脂パーツを採用し、最低地上高も若干ながら上げられています。

※ ※ ※

 激戦区とされるコンパクトSUV市場に登場した新型ヤリスクロスですが、数あるライバル車たちのなかでも燃費が非常に優れていることが分かりました。

 今後、2021年初頭には次期型ヴェゼルが登場するという話もあり、今後のコンパクトSUV市場からも目が離せません。

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