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今日の渋滞は? 連休の移動に注意! 新幹線・飛行機より混雑する可能性も

くるまのニュース / 2020年9月19日 12時10分

2020年9月19日から22日まで、4連休が訪れます。未だコロナ禍で移動が制限される日々が続いていますが、連休中の高速道路の混雑予想はどうなっているのでしょうか。

■高速道路の交通量回復で、9月連休は渋滞可能性高め?

 新型コロナウイルスの影響によって未だ移動が制限されている日々が続いているものの、7月22日からは国内旅行を推進する「GoToキャンペーン」が開始されています。
 
 3密を避けるためにクルマ移動によって地方に向かうユーザーは増えると予想されていますが、9月19日から22日の4連休では高速道路の渋滞状況はどうなるのでしょうか。

 今回の4連休では、事前に渋滞予測は出来ていたのでしょうか。

 NEXCO東日本の担当者は「渋滞予測は過去の同時期に渋滞が発生しそうな箇所・日時・規模を予測していますが、現下の情勢を踏まえると、この4連休の予測は困難な状況です」と話しています。

 また、NEXCO中日本の担当者も「交通量は徐々に戻ってきているが、未だ日々変化している状況のため、渋滞予測はおこなっていない」と話しており、高速道路各社も予想は困難のようです。

 しかし、緊急事態宣言が解除されて以降は交通量が戻ってきているのは確かです。

 国土交通省は、全国の高速道路の主な区間の交通量増減を発表しています。

 緊急事態宣言中であったGW期間は、全国の高速道路の交通量は前年比で-70%と大きく落ち込んでいました。

ですが、7月23日から26日の4連休では、連休初日が前年比で+1%から-20%前で推移。また、NEXCO東日本が発表するお盆期間の高速道路の利用状況によると、前年比では-33%となっており、徐々に回復しています。

 さらに、直近の9月17日のデータでは、NEXCO3社+本州四国連絡高速道路においては前年比-11%となっており、9割近く回復しているほか、首都高速では前年比-2%、阪神高速では-3%と、首都圏では例年とほぼ変わらない交通量となっています。

 実際に、今回の4連休初日となる9月19日午前9時現在、首都圏の高速道路では、東名、中央、関越、といった主要路線では、それぞれ定番の区間が渋滞となっています。

 東名では、首都高3号線から断続的に渋滞が続き、東京ICから横浜町田ICは道路交通情報では渋滞の表示が真っ赤です。

 中央でも、首都高4号線から国立府中IC、関越でも練馬ICから鶴ヶ島IC、東北でも浦和ICから蓮田SAと通常の週末レベルで混んでいるようです。

※ ※ ※

 例年の年末年始やGW、お盆といった大型連休では、上記以上に連休初日は混んでいるのがこれまでの傾向でした。

 新型コロナウイルスの影響により、一時は落ち込んでいた交通量ですが、NEXCO各社の数字のように、徐々に戻ってきているようです。

 しかし、渋滞は通常の運転時とは違う状況下ということもあり、思わぬ事故にあうの可能性もあります。そのため、ドライバーはより一層の安全運転に心がける必要があります。

■飛行機や新幹線よりも自家用車の移動が増加?

 高速道路においては例年通りの数字に回復しつつありますが、新幹線や飛行機ではここまでの回復はみられません。

 JR各社が発表したお盆期間の新幹線の利用状況によると、新幹線以外の特急なども含めて、利用者数は前年比-70%程度で推移しているとのことです。

 飛行機でも、国内の主要航空各社が発表するお盆期間の利用実績によると、国内LCCのピーチ・アビエーションが前年比-5%と高い数字を記録していますが、それに次ぐジェットスター・ジャパンは前年比-47.5%です。また、LCC以外の国内線では、前年比-60%から70%程度となっています。

 これらの状況を考慮すると、連休中の高速道路はコロナ禍以前の連休とほぼ変わらない混雑状況となる可能性があります。

NEXCOでは渋滞情報を常に発信しているのでチェックを!NEXCOでは渋滞情報を常に発信しているのでチェックを!

 実際に、首都圏のサービスエリアスタッフは以下のように話します。

「8月から徐々にお客様は増えていて、9月に入ってからは例年と変わらないぐらい混雑する日が出てくるようになったと思います。

 GoToキャンペーンで旅行をするという人も多いので、9月の連休は緊急事態宣言発令後、最も混雑するのではないかと考えられます」

※ ※ ※

 連休の高速道路の混雑状況は、各高速道路会社が話すとおりに未だ予測が難しいものの、ほかの移動手段と比べた利用客数の増加や、GoToキャンペーンの影響もあり、緊急事態宣言発令後ではもっとも交通量が増える可能性があります。

 そうなれば、SA・PAで休憩するドライバーも急増することが予想されるため、感染拡大のリスクも増加することになります。

 くれぐれも、マスクの着用やアルコール消毒といった感染拡大防止は怠ることなく、気を緩めない休暇を心がけましょう。

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