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2人乗りジムニーが登場!? 商用車として登場した人気ジムニー 乗用車仕様との違いとは

くるまのニュース / 2020年10月7日 10時10分

納車時期が長いことで知られているスズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」。日本では乗用車仕様が販売されていますが、英国では2020年9月に2人乗りの変わった仕様が発売されたといいますが、どのような違いがあるのでしょうか。

■英国で発売された2人乗りジムニーとは

 日本では、2018年7月に20年ぶりのフルモデルチェンジを遂げたスズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」ですが、海外市場でも歴代モデルを通して高い人気を誇ります。
 
 そんななか、英国では2020年7月に英国で乗用車仕様が販売終了となったものの、同年9月には商用車仕様が新たに発売されました。日本でも販売される乗用車仕様とは何が違うのでしょうか。

 ジムニーの歴史は古く、初代モデル(LJ10型)は、1970年4月に軽自動車初の本格的4輪駆動車として登場しました。

 高い悪路走破性から土木・建設の測量や林業のパトロール、山間地の商品運搬など、さまざまな状況下で「プロの道具」として高い評価を得るとともに、手軽にアウトドアを楽しめる4輪駆動車として、一般ユーザーにも好評を博します。

 4代目となる現行モデルは、2018年7月5日にフルモデルチェンジ。発売直後から納車1年待ちといわれたほどの人気車種となり、現在でも注文してから1年ほどの納車期間を有しています。

 この要因としては、日本のみならず世界中でジムニー/ジムニーシエラの人気が高まっていることで、生産が追いついていないことが挙げられます。

 その人気は欧州市場でも高いですが、前述の通り英国ではジムニー(日本ではジムニーシエラに相当)が排出ガス規制の影響によって販売終了となっていました。しかしその後、同年9月に乗用車仕様から商用車仕様として再度発売されたのです。

 英国のジムニーは、日本のジムニーシエラと同等のモデルですが、商用車仕様になったことでいくつかの変更点が存在します。

 外観デザインはジムニーシエラの廉価グレード「JL」に準じているものの、ボディサイズは英国の商用車仕様が全長3480mm×全幅1645mm×全高1720mmに対して日本のジムニーシエラは全長3550mm×全幅1645mm×全高1730mmと、英国の方が若干短くなっています。

 パワートレインは、ともに1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載していますが、トランスミッションは英国の商用車仕様が5速MTのみに対して、日本のジムニーシエラは5速MTと4速ATを用意するなど、所々異なっています。 

 また、日本仕様では、後席が存在し4名乗車が可能ですが、英国の商用車仕様では室内は2シーター化され、後席部分はすべて荷室となっており、前席の後ろには格子状の金属製パーテーションが設置されています。

 後席部分がすべて荷室になったことで863リットルの大容量化。後席を畳んだ状態の荷室容積はジムニーシエラよりも33リットルほど上まわり、フラットな床を採用したことで、実用性が向上しました。

 中身は大きく変更された英国の商用車仕様ですが、外観デザインはジムニーシエラの廉価グレード「JL」に準じており、パワートレインも変わりません。

※ ※ ※

 欧州ではこうした2シーターの商用車仕様は珍しい存在ではなく、イギリスでは商用車は税金が優遇されているため、トヨタ「ランドクルーザープラド」などでも商用モデルも設定されています。

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